急速充電機能や信頼性を向上させ、一般社団法人防災安全協会の認証も取得済み。

ドローンメーカーのDJIは、2600Wの安定出力、1時間未満でのフル充電が可能なポータブル電源「Power 1000 V2」を販売する。昨年発売した「Power 1000」の後継機で、急速充電機能や信頼性を向上させ、アプリを使ったリモートコントロールなどの新たな特徴を備えたもの。一般社団法人防災安全協会の認証を取得済み。

同製品は、バッテリー容量1024Whで、急速充電を利用した場合に37分で約80%充電、56分でフル充電できる。充電には、ACコンセント充電、太陽光充電、車内充電が使用可能。家庭用バックアップや緊急時には、最大5台の2048Wh拡張バッテリーを接続することで容量を1万1264Whまで拡張可能。また、別売の充電ケーブルと合わせてDJI Power SDC超急速充電機能を使用することで、特定のDJIドローンのバッテリーを約30分で10%から95%まで充電し、再度飛行させることができる。 

出力ポートはAC出力のほかさまざまなタイプを備える。最大2600Wを連続出力可能。140WのUSB-Cも2つ備え、最大140WのPD 3.1急速充電に対応しているため、USB-Cポートを搭載したほとんどのデバイスの電力需要を満たす。高性能ノートPCの充電も可能。 

最大4000回の充電サイクル後でも80%の容量を維持できるLFPセルを備えるほか、10年の寿命、温度センサー、ヒューズ、難燃性、高強度素材の使用などの特徴を備える。また、新たなポッティング保護技術を採用してインバーターを保護することで、雨、結露、塩水噴霧といった過酷な環境下でも安全な動作を保証する。デフォルトでUPS(無停電電源装置)モードによる給電開始時間は0.01秒以内で、旧バージョンと比べて2倍の速さになっている。 

そのほか、同製品は、新たなDJI Homeアプリを使うことでスマートフォンやタブレットから制御できる。

プレスリリース

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リスク対策.com 編集部