噴火する桜島(※写真はイメージです)

編集部注:「リスク対策.com」本誌2013年1月25日号(Vol.35)掲載の連載を、Web記事として再掲したものです。(2016年7月11日)

■世界の1割の活火山が日本に集中 
世界には約1500の活火山があるといわれており、日本にはその約1割にあたる110の活火山がある(図1)。

気象庁ホームページ「活火山とは」 
http://www.data.jma.go.jp/svd/vois/data/tokyo/STOCK/kaisetsu/katsukazan_toha/katsukazan_toha.html

火山はプレートの動きと深く関係して誕生しており、①プレートが生まれる場所(中央海嶺)②プレートが地、中に戻る場所(沈み込み帯)③高温、のマントルが湧き上がっている場所(ホットスポット)に分布する(図2)。 

①海嶺は、プレートが左右に分かれていく発散型の境界。その隙間を埋めるように下からマグマが上昇してくると考えられている。

②沈み込み帯は、海のプレートが陸のプレートの下にもぐりこんで消えていく境界。プレートの沈み込みとともに、地下深くに運ばれた水がマントルの中で放たれ、まわりの岩石を溶かしてマグマをつくる。このような過程でいったん「マグマだまり」に蓄えられるなど様々な作用を受けて地表に噴出し、火山となる(図3)。

地球上の活火山の大部分が太平洋周辺の沈み込み帯に集中している。日本に火山が多いのはそのためだ。③ホットスポットは、プレート境界とは関係なく、マントルで発生したマグマが地上まで吹き上がっている場所で、ハワイ諸島がその典型だ。