2016/07/11
噴火リスクにどうそなえる?
編集部注:「リスク対策.com」本誌2013年1月25日号(Vol.35)掲載の連載を、Web記事として再掲したものです。(2016年7月11日)
■世界の1割の活火山が日本に集中
世界には約1500の活火山があるといわれており、日本にはその約1割にあたる110の活火山がある(図1)。
気象庁ホームページ「活火山とは」
http://www.data.jma.go.jp/svd/vois/data/tokyo/STOCK/kaisetsu/katsukazan_toha/katsukazan_toha.html
火山はプレートの動きと深く関係して誕生しており、①プレートが生まれる場所(中央海嶺)②プレートが地、中に戻る場所(沈み込み帯)③高温、のマントルが湧き上がっている場所(ホットスポット)に分布する(図2)。
①海嶺は、プレートが左右に分かれていく発散型の境界。その隙間を埋めるように下からマグマが上昇してくると考えられている。
②沈み込み帯は、海のプレートが陸のプレートの下にもぐりこんで消えていく境界。プレートの沈み込みとともに、地下深くに運ばれた水がマントルの中で放たれ、まわりの岩石を溶かしてマグマをつくる。このような過程でいったん「マグマだまり」に蓄えられるなど様々な作用を受けて地表に噴出し、火山となる(図3)。
地球上の活火山の大部分が太平洋周辺の沈み込み帯に集中している。日本に火山が多いのはそのためだ。③ホットスポットは、プレート境界とは関係なく、マントルで発生したマグマが地上まで吹き上がっている場所で、ハワイ諸島がその典型だ。
噴火リスクにどうそなえる?の他の記事
おすすめ記事
-
中澤・木村が斬る!今週のニュース解説
毎週火曜日(平日のみ)朝9時~、リスク対策.com編集長 中澤幸介と兵庫県立大学教授 木村玲欧氏(心理学・危機管理学)が今週注目のニュースを短く、わかりやすく解説します。
2026/08/18
-
-
-
-
リスク対策.PROライト会員用ダウンロードページ
リスク対策.PROライト会員はこちらのページから最新号をダウンロードできます。
2026/08/05
-
-
-
-
令和8年熊本地震 猛暑の被災地で熱中症を避ける
最大震度7を記録した令和8年熊本地震。熊本県内では400超の避難所が開設され、約9千人が避難している(29日時点)。真夏の避難生活は、熱中症の危険性を確実に高める。しかもこれからは、猛暑・酷暑下での復旧活動が本格化し、多くの人々が被災地で活動する。現地で熱中症をどう防いだらいいか。熱中症と災害医療に詳しい、さいたま赤十字病院高度救命救急センターの席 望医師に対策を聞いた。
2026/07/30
-
令和8年熊本地震 広がるデマ、どう見分ける?SNSとの向き合い方
28日に発生した最大震度7を記録した熊本地震では、早くも豪華寝台列車「ななつ星」が脱線したなどのデマ情報が広く拡散された。災害のたびに、広くSNSで拡散される情報にどう向き合えばいいか。デジタル空間の情報分析を専門とする Japan Nexus Intelligence の竜口七彩氏に聞いた。
2026/07/29








※スパム投稿防止のためコメントは編集部の承認制となっておりますが、いただいたコメントは原則、すべて掲載いたします。
※個人情報は入力しないようご注意ください。
» パスワードをお忘れの方