2016/07/14
アウトドア防災ガイド あんどうりすの『防災・減災りす便り』
あんどう流防災ヘルメットはどんなヘルメット?
地域によっては、動水圧が高い水流にのまれる被害も想定して、レスキュー隊員も使っている穴あきヘルメットのほうがいいのかどうか、かぶるより、素早く逃げるべきなのか、想定を再検討すべきかもしれないと思っています。
大切なことは、いのちを守ること。グッズの利用という手段が目的とならないようにしたいものです。
ちなみにアメリカの幼稚園では、子ども用自転車ヘルメットを防災用に使うことが啓蒙されていると、リスク対策.comでも大好評連載中のサニーカミヤさんにお聞きしました!
こちらのアメリカFOXニュースのサイトを教えていただいたので、引用しますと・・・
http://magazine.foxnews.com/food-wellness/disaster-preparedness-kit-two-items-add
Types of helmets for the best protection include bicycle, motorcycle and football helmets because they strap on tightly and stay fastened. At a minimum, a construction hard hat or a baseball helmet would be better than no protection.
自転車用ヘルメット、バイクのヘルメット、アメフトヘルメットは「best protection」として啓蒙されていますね!
野球ヘルメットは、「would be better than no protection(ないよりまし)」(笑)!
なるほど、自転車やバイク、アメフトは頭から落下した場合の衝撃から頭を守る性能を持っていますが、投げたボールから頭を守る野球用とは耐衝撃性能に差があると認識されているのですね。
この分け方が、さすがアメリカと思ってしまいました。よく遊んで、何のためにそれを使っているか、グッズの性能をちゃんと理解しているので、分けて説明できるのですね。性能を理解しているからこそ、ハリケーンや竜巻、地震、津波の際でも、家にある役立つものを災害対策品として利用を啓蒙できるのだと感じました。
実は、私も、こども用の防災ヘルメットとして、自転車用を使っています。サイズが変わるこどもに専用防災ヘルメットを購入するタイミングを逃しているのと、穴があいているので、動水圧があった際の避難にも使えるメリットがあるからです。
記事にあるように、しっかり固定できるのもたしかに魅力。また、デザインもいろいろあるので、こどもがかぶりたくなるというのも重要なポイントです!平成20年6月1日の道路交通法改正により、幼児および児童(13歳未満)に対するヘルメットの着用努力義務が施行されましたので、各家庭にあることが多く利用しやすいです(道路交通法 第63条の10)。
でも、アメリカと違って、日本で災害対策として自転車用ヘルメットの装着が推奨されることはないと感じています。メーカーが災害用に保証しているわけではありませんから。
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