2016/08/23
事例から学ぶ
通信の工夫
対策本部内には当然のことではあるが複数の通信手段が準備されており、データ通信では社内LAN、ADSL、Wi-Fi、衛星電話通信、対策本部専用携帯などが使用できるようなっている。LANについては非常事態発生時に直ちに使用できるように常時接続し、PCの電源も入れてある。
さらに、複数の通信手段を用意するだけでなく、いくつかの通信手段が使えなくなることを考慮し、①社内LANが使用不可になった場合、②ADSLが使用不可になった場合の順を想定し、使用可能な回線に速やかに切り替えができるように、切り換え用のアイコンを作成し、切り換え手続きを簡素化している。
複数台あるPCについては毎月再起動させ、バージョンアップや故障の有無を確認することにより、常時スムースに使用できるようにしている。
PCの保管については机上に置いておくと地震等でPC自体が破損する可能性もあるため、机の下に格納棚を作成し必要時に取り出す超にすることにより、作業スペースも確保できる。
事例から学ぶの他の記事
おすすめ記事
-
能登半島地震からまもなく2年
能登半島地震からまもなく2年。災害対応の検証も終盤に入っています。浮上した課題を反映し、災害関連法も変わりました。来年はこれらの内容をふまえた防災・BCPの見直しが加速しそうです。発災直後から被災地を調査し、石川県の初動対応を振り返る検証委員会の委員も務めた金沢大学准教授の青木賢人氏に防災・BCP強化の方向を聞きました。
2025/12/25
-
-
-
-
中澤・木村が斬る!今週のニュース解説
毎週火曜日(平日のみ)朝9時~、リスク対策.com編集長 中澤幸介と兵庫県立大学教授 木村玲欧氏(心理学・危機管理学)が今週注目のニュースを短く、わかりやすく解説します。
2025/12/23
-
-
-
-
-









※スパム投稿防止のためコメントは編集部の承認制となっておりますが、いただいたコメントは原則、すべて掲載いたします。
※個人情報は入力しないようご注意ください。
» パスワードをお忘れの方