2019/10/25
防災・危機管理ニュース
東京都交通局は25日、地震を想定した都営地下鉄の「異常時総合訓練」を練馬区の大江戸線光が丘高松車庫で実施。消防関係者も含め217人が参加した。第1部では負傷者救出と避難誘導、第2部では線路や車両といった設備の復旧作業を実施。2020年東京オリンピック・パラリンピックを控えていることもあり、第1部では車いす利用者など障がい者避難や多言語での誘導に注力した。
今回の訓練では都庁前駅方面へ向けて汐留駅を出発した電車が時速35キロで走行中、震度6弱の地震に襲われたという想定で実施された。運転士以外に、乗り合わせていた保守係員が停止後に車内外を点検し、車両や線路の破損、脱線、負傷者などを確認。乗客300人のうち重傷者10人の他、負傷者多数、車いす利用者2人、視覚障がい者10人といった内容も指令所に報告し、救助を要請。応援の駅係員の他、消防隊も駆けつけ救助を行った。
線路上を走らせることができるトロという機材に、車いす利用者を乗せ救助した。さらに、日本語・英語・中国語・韓国語による4カ国語による誘導も実施された。都営地下鉄ではタブレットを活用しており、多言語対応の他、事故時には画像撮影・送信などの情報共有にも活用しているという。
(了)
リスク対策.com:斯波 祐介
(28日に会場名を修正しました)
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