2016/11/04
アウトドア防災ガイド あんどうりすの『防災・減災りす便り』
ダウンジャケットの縫い目は水に弱いものも。雪の日のダウンは要注意。絶対濡らしちゃダメ!
失敗例はまだあります。ダウンはまだまだ理解されていないのかなあと思います。
レインウェアの記事で、最近、災害現場でのニュースキャスターは全員、アウトドアのレインウェア(透湿防水素材)を着ている事を書きました。でも、大雪の現場ではまだ間違っています。
雪でもダウンを一番上に着ている方、多いです。寒いといえば、ダウンって感じなんでしょうかね。
ダウンは、水に濡れると羽をしぼめてしまいます。空気を蓄えられません。こんな時、ダウンをつつむ素材が、透湿防水素材なら濡れません。撥水性能があるものも増えましたが、ダウンが偏らないよう小分けされた縫い目から水が染み込みやすいで、完璧ではありまません。そして撥水性能は落ちやすいものでもあります。山では命に関わるので、ダウンは絶対に濡らしてはならないものです。大雪の現場であるなら、濡れないためにダウンは一番外に着る服ではないほうがよいでしょう。
大雪の中継で、「ダウンを着ていますが、寒いです」とお話されている事が結構あるのですが、「それはダウンで濡れて水が染みているから寒いのでは」・・とつっこみたくなる場面は未だに多いです。
ところで、北海道や海外のパウダースノーの場合、撥水性能があればコロコロっと落ちていく感じなので、縫い目から染みてこなければしばらくは大丈夫です。でも、水分を含んだ本州の雪ですと、すぐ染みてきます。雪質によっても判断を変えていただければと思います。
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