2020/03/08
ニュープロダクツ
兼松コミュニケーションズは、資本提携先のキャセイ・トライテックとのタイアップにより、中国新興企業であるYITUテクノロジー社の体温検知システムを3月から販売開始する。AI(人工知能)による顔認証機能を備え、最大16人の体温を同時に検知できるもの。新型コロナウイルス感染拡大防止対策として、多くの人が集中する駅、空港、バスタミナルなど交通機関や、病院、ホテル、学校など公共施設での導入を見込む。
同システムは、サーマルカメラと黒体(Black Body)、PC(ユーザーが用意)で構成され、簡単に設置できる。10メートルの距離から30ミリ秒~100ミリ秒で同時に16名を検知可能。黒体を併用することで±0.3度以内の誤差で体温測定する。また、顔認証AI技術と組み合わせることで、人物特定と追跡を伴う体温検知が可能。オプションによって、マスクをつけていても顔認証を行う(認識率95%)。販売想定価格は税別300万円以内。
同システムは、2020年に入って中国で100万台の累計受注を記録しているほか、シンガポール、インドネシア、香港などアジア諸国を中心に30万台以上の累計受注実績がある。
防災・危機管理関連の新製品ニュースリリースは以下のメールアドレスにお送りください。risk-t@shinkenpress.co.jp
リスク対策.com 編集部
ニュープロダクツの他の記事
おすすめ記事









※スパム投稿防止のためコメントは編集部の承認制となっておりますが、いただいたコメントは原則、すべて掲載いたします。
※個人情報は入力しないようご注意ください。
» パスワードをお忘れの方