常総市出身の赤プルさん。防災士になれるのでしょうか?こうご期待!(画像提供:赤プルさん)

リスク対策.comの読者の皆さん、初めまして!

茨城出身の女芸人、赤プルです!

この度、防災士になる事を決意したかんね!

さて、どうして芸人の赤プルが防災士に?と疑問ですよね。
まずは、その辺の経緯から綴(つづ)っていこうと思います!

私の実家は、茨城県常総市。

茨城の県西地域なので、2011年の東日本大震災では津波などの被害はありませんでしたが、当時1ヶ月近くガスや電気が止まり、通常の生活に戻るまでにだいぶ時間がかかった地域です。

そしてその4年後の2015年9月10日、台風18号の影響で鬼怒川が決壊し、我が常総市は大規模な水害に襲われました。関東・東北豪雨です。

この2つの災害時、芸人赤プルは何をしていたか。

3.11の頃の私はというと、お笑いで少しテレビに出始めた頃でした!

先輩や仲間と、チャリティライブや物資集めなどを積極的にやっていたのですが、その間のお笑いの仕事は自粛という言葉で激減し、そのため収入もほぼ0に近い状態になってしまいました。

被災した人たちを元気付けたい!と頑張っていたのですが、気がついたら、自分自身が落ち込んでいたのです・・・。

地元の災害時にはその時の教訓を生かし、自分ができる範囲で募金活動を中心に、ボランティアもさせて頂きました。

関東・東北豪雨では募金活動やボランティアなど、地域のために頑張りました!(画像提供:赤プルさん)

しかし、結局何をしていても、居ても立っても居られない・・何だかすごくもどかしい気持ちでした!

何かできることはないかーーそればかりを考えていましたし、そうしなければならないような思いにかられていたのです。

このころ、もともと好きだった収納を勉強し、整理収納アドバイザーという資格を取得していました!

整理収納アドバイザーになると、アドバイザーのコミュニティから、色々な資格があることを知りました。

そして、防災関連の資格が多く目につきました。

一見、収納と防災は遠いように見えて、とても密接な関係にある事を、この後に知ることになりました。

それは、整理収納アドバイザーの勉強の一環として、知人のお家にお邪魔した時のことです。

「これって、災害時のために備蓄してるんだけど、どこに置いたらいいのかしらね?」という質問をされたんです。

私はパントリーに山積みにされた、水や非常食、そして無造作に転がっている防災グッズを見て、「なるほど!これは整理収納アドバイザーとして、勉強しなければいけないな」と思ったのです。

近年の災害から、一般の家庭でも防災への関心は高いのです。
しかし、防災への知識はそれに比例しません!

かくいう私もその一人です。

身近なところで、防災という問題を、現実に突きつけられた私の結論として、色々な資格はあるけれど、ますば防災を学ぶ!

これが、災害時に常に感じていた「何かできることはないか」の答えに繋がるのではないかなと考えています!

今回、ここからこスタートを決意し、思い切って、防災士の申し込みをしました!(普段、地域で防災活動していない私は、助成金もおりず実費!6万920円です)

防災士になった暁には、お家一軒一軒の整理収納を見直し、防災対策を共に考えていきたいものです。

東京で開催する、6月に試験を実施するコースに申し込みをしたので、これから約2ヶ月かけ、防災を学んでいきます。(実は1ヶ月前に届く教材を無理言って早めに送ってもらいました!)

届いた教本。分厚い!!(画像提供:赤プルさん)

届いた教本の分厚さに、今からげんなりしている赤プルですが、ここで様々な報告させてもらいながら、コツコツやっていきたいと思っています。

今後とも、よろしくお願いします!

(了)