2017/05/30
防災・危機管理ニュース

消防庁は25日、病気やけがの際に緊急度に応じた対応を支援するスマートフォンアプリとウェブサイト「Q助」(きゅーすけ)の提供を開始した。質問を選択肢で回答すると症状の緊急度を判定。受信や移動に必要な情報へのリンクが貼られている。
緊急度の高い症状、年代と具体的な症状を選択すると赤、黄、緑、白で緊急度判定が表示される。赤は「今すぐ救急車を呼びましょう」黄は「できるだけ早めに医療機関を受診しましょう」緑は「緊急ではありませんが医療機関を受診しましょう」白は「引き続き、注意して様子をみてください」となっている。黄の場合は2時間以内の受信が目安。
赤が出た場合は「119番に電話する」をタップすると通報される。ほかに医療機関検索のための厚生労働省の「医療情報ネット」や移動のため全国ハイヤー・タクシー連合会の「全国タクシーガイド」へのリンクが貼られている。
■ニュースリリースはこちら
https://www.fdma.go.jp/neuter/topics/houdou/h29/05/290525_houdou_1.pdf
(了)
リスク対策.com:斯波 祐介
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