(左)表紙イメージ (右)中面の一例。帳票にはチェック項目がいくつもならんでいる

LIXIL(東京都千代田区)はこのほど、「リスク対策.com」と共に突然の災害に対する企業の事前準備の大切さを伝える「災害対策の手引き」をリリースした。同社が運営する業界最大級のVC(ボランタリーチェーン)であるGood Living友の会会員は無償でダウンロードできる。

■Good Living友の会
http://gltomonokai.com/index.html

同手引きは、災害時に『救済者』の役割を期待される企業が、まず何から取り組めばよいかを順を追って分かりやすく解説したもの。「事前にすべきこと」「発災時に最初にすべきこと」「お客様のためにすべきこと」の3章で構成され、それぞれどんな対策が必要なのか、そのために何をしておくべきなのか、どんなものを準備しておけばいいのか、などイラストを多用してわかりやすく記載。災害対策の考え方のヒントも多数記載した。

製作にあたり、2016年の熊本地震を経験した新産住拓とエコワークスからの取材協力を得て、実際に現地で活用した帳票の提供も受けた。帳票はエクセルでダウンロードでき、自社に合せて内容のカスタマイズも可能。同手引きを活用した防災取り組みの見直し、社員の意識向上によって、企業の事業継続を支援する。

Good Living友の会は、日本の住宅産業を支える様々な事業者約1万5000社が会員登録をしているVC。会員が“良い住宅づくり”の担い手として発展できるよう商品開発から営業・経営方法など、各種支援ツールでサポートしている。

(了)