2017/09/21
防災・危機管理ニュース
東京都は東京オリンピック・パラリンピックが開かれる2020年までの防災事業計画である「セーフ シティ東京防災プラン(仮定)」を今年度末までに策定し、公表する。20日の都議会定例会の所信表明で小池百合子知事が明らかにした。
新計画では防災対策の効果や進捗をグラフや図によりわかりやすく「見える化」することや、女性視点の対策の推進、2016年の熊本地震の経験の反映といった新たな視点を加える。女性視点についてはいわゆる「女性版東京防災」を今年度中に発行する予定のほか、女性防災人材の育成についても検討会を開いている。また、熊本地震について都は被災地に1500人以上の職員を派遣し、支援を行ってきた。こういった取り組みから得た視点や経験を新計画に反映する。
また小池知事は19日に第1回会合が開催された「今後の帰宅困難者対策に関する検討会議」についても言及。首都直下地震が起こると都内で約517万人の発生が見込まれる帰宅困難者について「社会全体の『助け合い』の機運を高めるなど、取り組みの強化を目指した議論を進めていく」と述べた。
■関連記事「一時滞在施設確保へ管理者免責求める」
http://www.risktaisaku.com/articles/-/3734
(了)
リスク対策.com:斯波 祐介
防災・危機管理ニュースの他の記事
おすすめ記事
-
-
-
失われた危機意識を取り戻す災害図上訓練で自分ごと化 ミツバ
どのメーカー系列にも属さず、複数の自動車メーカーや1次サプライヤーに四輪と二輪用の電装部品を供給する独立系のサプライヤーであるミツバ(群馬県桐生市、日野貞実代表取締役社長)。近年、過去に考えられた災害対策が、途絶えつつあった。同社では“自分ごと化”で従業員の危機意識を高めるため、災害図上訓練を実施。参加者の意欲が高まり、対策用の新たな要望が集まるなど、確実な手応えを感じている。
2026/05/26
-
中澤・木村が斬る!今週のニュース解説
毎週火曜日(平日のみ)朝9時~、リスク対策.com編集長 中澤幸介と兵庫県立大学教授 木村玲欧氏(心理学・危機管理学)が今週注目のニュースを短く、わかりやすく解説します。
2026/05/26
-
-
-
-
-
顧客の安全と安心をAIと人のアシスタンスサービスで追求
JTBグローバルアシスタンス(東京都千代田区)は、渡航先でのけがや荷物の紛失、言語の壁など、海外旅行に関わるトラブルを包括的にサポートしてきた。昨今では地政学リスクの高まりに応じ、自社の危機管理ソリューションを生かした出張者や駐在員の安全確保にも注力している。創業35年を機に、AIと人間、それぞれの長所を組み合わせたハイブリッド型サービスの展開を目指す。混沌(こんとん)とした時代の中、海外旅行に伴うリスクを低下させ、旅行者の安全をどのように確保するのか。鈴木章敬代表取締役社長に話を聞いた。
2026/05/19
-






※スパム投稿防止のためコメントは編集部の承認制となっておりますが、いただいたコメントは原則、すべて掲載いたします。
※個人情報は入力しないようご注意ください。
» パスワードをお忘れの方