2020/10/13
ニュープロダクツ

NTTアドバンステクノロジは、自然災害や感染症など複合的なリスクがある中で、避難時の快適性向上とソーシャルディスタンス確保の課題に対応するリチウムイオン蓄電池「非常用電源ステーション」を販売する。
同製品は、避難時に必要不可欠となる電源に着目し、避難所を利用する被災者に個別配布できるポータブル子機電源により、ソーシャルディスタンスを保ったまま電源の利用を可能にするもの。親機電池の充電を繰り返すことで、継続的に子機を利用できる。感染拡大の防止とともに、熱中症予防や寒さ対策など避難生活の快適性を向上させ、被災者の皆様の安心・安全に貢献する。
子機を親機から分離して利用する際、電気コードの配線は不要。また、子機を充電するために親機に内蔵されている電池も、取り外し、別の場所に持ち運んで充電できる。親機の電池の重量は約25キログラム。親機1台に対して子機は5台単位で最大30台まで専用ラックに収容可能。
子機は、標準装備のLED照明機能により、停電時でも夜間に手元を照らす灯りなどに利用できる。子機からの給電により、ファンやヒーターなどのUSB機器と内蔵のLED照明機器が12時間動作(1機器の使用時)、スマートフォンは3台を満充電にできる。
親機の内蔵電池容量は5.0キロワットアワー。出力(外部出力電圧)はAC100ボルト。外径寸法は幅600×奥行き600×高さ680ミリメートル(キャスター含む)。重量は90キログラム。
子機の内蔵電池容量は112ワットアワー。出力はUSB×4ポート。外形寸法は幅95×奥行き95×高さ275ミリメートル(把手含む)。重量は2キログラム。子機用ラックの外径寸法は幅600×奥行き600×高さ130ミリメートル。
防災・危機管理関連の新製品ニュースリリースは以下のメールアドレスにお送りください。risk-t@shinkenpress.co.jp
リスク対策.com 編集部
ニュープロダクツの他の記事
おすすめ記事
-
中澤・木村が斬る!今週のニュース解説
毎週火曜日(平日のみ)朝9時~、リスク対策.com編集長 中澤幸介と兵庫県立大学教授 木村玲欧氏(心理学・危機管理学)が今週注目のニュースを短く、わかりやすく解説します。
2025/09/16
-
-
ラストワンマイル問題をドローンで解決へBCPの開拓領域に挑む
2025年4月、全国の医療・福祉施設を中心に給食サービスを展開する富士産業株式会社(東京都港区)が、被災地における「ラストワンマイル問題」の解消に向けドローン活用の取り組みを始めた。「食事」は生命活動のインフラであり、非常時においてはより一層重要性が高まる。
2025/09/15
-
-
機能する災害対応の仕組みと態勢を人中心に探究
防災・BCP教育やコンサルティングを行うベンチャー企業のYTCらぼ。NTTグループで企業の災害対応リーダーの育成に携わってきた藤田幸憲氏が独立、起業しました。人と組織をゆるやかにつなげ、互いの情報や知見を共有しながら、いざというとき機能する災害対応態勢を探究する同社の理念、目指すゴールイメージを聞きました。
2025/09/14
-
-
-
-
リスク対策.PROライト会員用ダウンロードページ
リスク対策.PROライト会員はこちらのページから最新号をダウンロードできます。
2025/09/05
-
※スパム投稿防止のためコメントは編集部の承認制となっておりますが、いただいたコメントは原則、すべて掲載いたします。
※個人情報は入力しないようご注意ください。
» パスワードをお忘れの方