交通事故データベース30万件を可視化。統計表では見えない交通事故のリアルを感じられるようにした。

自動点呼、運行管理、安全運転管理、労働安全衛生のシステムを開発・販売する東海電子は、事業開発と公共福祉の両立を目的として、国が集めた交通・安全に関わるデータをAI技術で可視化するプロジェクト「運輸安全AIラボ」の第1弾として、日本の交通事故データを可視化するウェブサービス「Zicolog」(事故ログ)を提供する。

同サービスは、内閣府、警察庁、国土交通省などが集めた年間30万件の交通事故のデータベースをマップ上に可視化することで、統計表では見えない交通事故のリアルを感じ取れるようにしたもの。年齢別(0~24歳、25歳から10歳刻み、75歳~、不明)、人身損傷別(死亡、負傷)、昼夜別(明け方、昼間、夕方、夕暮れ、夜間、未明)、事故類型別(人対車両、車両相互、車両単独、列車)、天候別(晴れ、曇り、雨、霧、雪)で地図上に表示されるほか、これらの項目を軸としたクロス集計分析の表示も可能となっている。

同サービスは現時点では無償。今後、事故予測などAIモデルの完成度が上がってくれば有償化する予定。また、将来的に飲酒運転が発生する場所を予測することも目指す。

プレスリリース

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リスク対策.com 編集部