2018/01/10
ニュープロダクツ
土木学会の若手パワーアップ小委員会は2017年12月20日、楽しみながら防災を学ぶ「ポケドボ」カードゲームを提案した。小学生に上がる前の子どもでも楽しめる内容で、自然と防災の考え方が身に付く。「子どもには正しい防災知識を身につけてほしいけれど、親としてどんなことをしてあげたらいいのかな…」という声に応えて作成したという。
遊び方は、まず「てつどう」「くうこう」などの「インフラ」カードを1人5枚配置して、自分の「まち」を作る。次に、順番にイベントカードの山から1枚ずつ引く。イベントカードには「じしん」「こうずい」などそれぞれのインフラに被害を与える災害のカードと、「事前対策」「応急復旧」のインフラを守るカードがある。インフラに対し「事前対策」カードを配置していない場合、そのインフラは被害を受け、被害を受けたインフラは「応急復旧」カードを引くことで復活させることができる。イベントカードの山がなくなった時点で、より多くの「インフラ」カードを健全なまま残したプレーヤーが勝者となる。
何人で遊ぶかによって使用するカードの枚数が異なり、2人用で28枚、3人用で42枚、4人用で56枚となる。団体への出張説明やカードゲームの無料貸出サービスを行っている。
同委員会は「カードゲームというとバトルゲームをイメージするが、土木にとって大切なことは攻撃ではなく守ること。相手のカード(インフラ)は攻撃せずに、あくまで自分のカードを守るゲームとした」と話す。短時間で簡単にプレイでき、楽しんで土木のことを知ってもらえるようなルールを考え、誰にでも分かりやすいピクトグラムを採用したという。小さい子どもが使うことも想定して角を丸めて、取りやすいようにマット加工とした。
同委員会は、学生や研究者、行政、公共企業体、ゼネコンおよびコンサルタントなど多様な機関などに所属する若手土木技術者の学会活動の活性化、学会全体の活動の活性化のため、学会事業の諸策を検討、提案し、その具体化を図ることを目的として設置された。これらの活動により、土木界の将来を担う若手技術者の地域レベルあるいは全国レベルでのネットワークの構築を図ることを目指す。
■「遊び方マニュアル」はこちら
(了)
防災・危機管理関連の新製品ニュースリリースは以下のメールアドレスにお送りください。risk-t@shinkenpress.co.jp
リスク対策.com:横田 和子
ニュープロダクツの他の記事
おすすめ記事
-
中澤・木村が斬る!今週のニュース解説
毎週火曜日(平日のみ)朝9時~、リスク対策.com編集長 中澤幸介と兵庫県立大学教授 木村玲欧氏(心理学・危機管理学)が今週注目のニュースを短く、わかりやすく解説します。
2026/03/31
-
ドンロー主義の顕在化に揺れる世界
アメリカとイスラエルが2月28日、イランへ大規模な軍事作戦を開始。イランは徹底抗戦する構えで、中東全体を巻き込む紛争に発展しました。早期停戦が待たれるも、長期化の可能性も依然濃厚。アメリカ政治に詳しい上智大学教授の前嶋和弘氏に、トランプ政権の思惑と今後の軍事行動に影響を与える要因を聞きました。(インタビューは3月16日)
2026/03/30
-
引き合い急増する「セキュリティソムリエ」
ソフトバンクのグループ企業でIT商社のSB C&Sは2021年から、サイバーセキュリティ市場の多様化に対応するため販売パートナーへの支援活動を展開。商社の情報力・目利き力を生かしてSIerやベンダーの提案力を補強し、その先のユーザー企業へ最適なソリューションを届けています。「セキュリティソムリエ」と銘打った活動のねらいを聞きました。
2026/03/30
-
-
-
-
-
-
-
火事・水害の被災設備に復旧という選択肢
災害復旧専門サービスのベルフォアジャパンは昨年、独自営業による顧客開拓に乗り出しました。これまでは共同出資者の東京海上日動火災保険を窓口としてきましたが、体制変更を機に直接の市場アプローチを開始。BCPの実効性を確保する手段として自社のサービスを訴求する考えです。代表取締役社長の加藤道久氏に今後の市場戦略を聞きました。
2026/03/18







※スパム投稿防止のためコメントは編集部の承認制となっておりますが、いただいたコメントは原則、すべて掲載いたします。
※個人情報は入力しないようご注意ください。
» パスワードをお忘れの方