「トラベルリスクマップ」2018年版。医療リスクと渡航安全リスクを国別に独自評価した

インターナショナルSOSとコントロール・リスクスは10日、海外へ出張・駐在する社員の渡航リスクを回避するため、国別に医療リスクと渡航リスクを評価し、わかりやすく色分けした世界地図「トラベルリスクマップ」の最新2018年日本語版を公開した。

公式サイトからダウンロード申込できるPDF版では、世界各国における医療リスクと渡航安全リスクの2分野で、その危険度を5段階に分けて表示。さらに、ひとつの国の中でも特にリスクレベルが高い地域には「リスクゾーン」の斜線表示で示した。

PDF版に先立って公開された「インタラクティブ版」(英語)では、WHO(世界保健機関)が提供する交通インフラリスクを加えた3分野でリスク評価を行い、渡航する都市や国の登録、渡航目的に応じたリスク表示のカスタマイズ、オンラインやSNSでの情報共有機能などを備えた。

医療リスク評価は、インターナショナルSOS医療情報分析チームが、感染症の有無、気候および環境要因、現地で利用可能な緊急医療や歯科医療の水準、医薬品の品質と手入れのしやすさ、医療搬送の要件、文化・言語または行政上の障壁など、一般公開されている情報と同社独自のデータをもとに分析した。

渡航リスク評価は、インターナショナルSOSとコントロール・リスクスが開発したもの。テロ、反乱、政情不安や紛争、宗派間・共同体間・民族間の暴動、凶悪犯罪まで、海外で働く社員が直面する可能性がある脅威を評価。あわせて交通インフラの安定性、労使関係の状況、治安機関や救急サービスの有効性、自然災害による影響の受けやすさなど全面的なリスク環境も加味している。

前年からの変更点として、医療リスクは、ハリケーンの影響により、カリブ海の一部の地域でリスクが高まり、医療水準の向上により、東欧諸国の一部の国ではリスクが低下した。渡航リスクは、アジア太平洋地域、南北アメリカ、西欧諸国の大部分において変更はなかったものの、一部潜在的テロ脅威やイスラム武装勢力やゲリラ組織などの活動活発化、安全保障などにより、スウェーデン、トルコ、マリ、ニジェール、モザンビークの一部、コスタリカ、マレーシア・スランゴール州でリスクが高まった。

■リリースはこちら
http://www.internationalsos.co.jp/info/2018/01/post_114.html

■「トラベルリスクマップ」PDF版のダウンロード申込みページはこちらhttp://www.internationalsos.co.jp/travel_risk_map/index.html

(了)

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リスク対策.com:峰田 慎二