2018/01/24
防災・危機管理ニュース

東京都は23日、調布飛行場の「航空機離着陸情報提供サービス」をインターネットで開始すると発表した。周辺住民の要望を受け、翌日の離着陸予定回数などを知らせる。
提供する情報は(1)翌日の航空機離着陸予定回数(2)翌日の運用時間外航空機離着陸予定(3)航空機離着陸実績回数。(1)と(2)は調布飛行場のフェイスブックページに原則毎日午後5時以降に掲載する。(2)では時間や飛行目的、運用時間外飛行の理由なども公開する。(3)については週ごとの実績。都港湾局のホームページに、日曜日から土曜日までの実績を翌週月曜日に掲載する。月曜日が祝日の場合は翌日以降となる。
都港湾局によると迅速性を重視し、翌日の予定はフェイスブックで告知することにしたという。(1)と(2)は31日から、(3)については2月5日から公開を開始する。
調布飛行場では2015年7月に同空港を離陸直後の自家用機の墜落事故が発生。現在は島しょ部への定期便と測量などに用いる事業機に利用は限定され、自家用機の利用は中断している。
■ニュースリリースはこちら
http://www.metro.tokyo.jp/tosei/hodohappyo/press/2018/01/23/01.html
■関連記事「五輪会場隣接、調布飛行場の安全強化」
http://www.risktaisaku.com/articles/-/4200
(了)
リスク対策.com:斯波 祐介
防災・危機管理ニュースの他の記事
おすすめ記事
-
-
阪神・淡路大震災30年 いま問われるもの
日本社会に大きな衝撃を与えた阪神・淡路大震災から30年。あらゆる分野が反省を強いられ、安全を目指してさまざまな改善が行われてきました。しかし、日本社会にはいま再び災害脆弱性が突き付けられています。この30年で何が変わったのか、残された課題は何か。神戸大学名誉教授・兵庫県立大学名誉教授の室﨑益輝氏に聞きました。
2025/02/06
-
-
リスク対策.PROライト会員用ダウンロードページ
リスク対策.PROライト会員はこちらのページから最新号をダウンロードできます。
2025/02/05
-
リスク対策.com編集長が斬る!今週のニュース解説
毎週火曜日(平日のみ)朝9時~、リスク対策.com編集長 中澤幸介と兵庫県立大学教授 木村玲欧氏(心理学・危機管理学)が今週注目のニュースを短く、わかりやすく解説します。
2025/02/04
-
-
-
-
-
※スパム投稿防止のためコメントは編集部の承認制となっておりますが、いただいたコメントは原則、すべて掲載いたします。
※個人情報は入力しないようご注意ください。
» パスワードをお忘れの方