2018/01/25
ニュープロダクツ
ドローン事業を手がけるブルーイノベーションは24日、「ブルーアースプラットフォーム」(BEP)と呼ばれる複数のドローンやロボットを制御するプラットフォームづくりに注力すると発表した。国際電気通信基礎技術研究所(ATR)と共同で実施。倉庫や工場、やインフラ点検などの労働現場での安全性や効率性の向上を図る。
BEPは複数のドローンやロボットを協調・連携させ、業務を達成させるためのソフトウェアプラットフォーム。例えば倉庫でドローンが在庫を調べ、在庫管理ロボットが荷物を輸送、掃除ロボットが床を掃除するといった作業を効率よく行うことができる。また、高所点検など危険が見込まれる作業もドローンやロボットで安全に行うことも可能となる。
ブルーイノベーションはビル管理業の大成やNTT東日本と「T-FRIEND」と題した、屋内ドローンを用いたオフィス内での残業監視や警備サービスの開発も行っており、BEPをこのT-FRIENDにも活用する。
24日にブルーイノベーションは大成とATRの技術を利用するベンチャーへの投資を行っている、けいはんな学研都市ATRベンチャーNVCC投資事業有限責任組合(けいはんなATRファンド)を引受先とする第三者割当増資も発表。大成やATRとの協力を推進する。ブルーイノベーションの熊田貴之社長は東京都文京区の同社で行われた記者発表会で、「ドローンを通じた世界貢献を実現したい」と述べ、点検、警備、物流以外に教育やイベント・エンターテイメントへのBEP活用を目指す旨を説明した。
大成の加藤憲博・専務取締役は「ビルメンテナンスは労働集約型のビジネスモデルだったが、人材確保は困難となってきている。人とロボットのハイブリッドを目指す」とブルーイノベーションとの提携の意義を説明。また監視カメラも取り扱っていることから、警備ドローンとの連携や、不審者の動きのAI(人工知能)での解析なども行いたいとしている。
■ニュースリリースはこちら
http://blue-i.co.jp/release/atrnvcc.html
■関連記事「残業抑制・警備に屋内ドローン」
http://www.risktaisaku.com/articles/-/4322
(了)
防災・危機管理関連の新製品ニュースリリースは以下のメールアドレスにお送りください。risk-t@shinkenpress.co.jp
リスク対策.com:斯波 祐介
ニュープロダクツの他の記事
おすすめ記事
-
-
中澤・木村が斬る!今週のニュース解説
毎週火曜日(平日のみ)朝9時~、リスク対策.com編集長 中澤幸介と兵庫県立大学教授 木村玲欧氏(心理学・危機管理学)が今週注目のニュースを短く、わかりやすく解説します。
2026/02/17
-
-
-
-
-
今年の夏は大規模停電のリスク大?
今年の夏、東京電力管内を中心に電力不足が懸念されています。需要に対する供給力の余裕を示す「予備率」が1パーセントを切る見通しで、もしそこで突発的な発電所の事故や故障が起きれば予備率はさらに低下、マイナスに陥りかねません。大規模停電のリスクについて、東京電機大学名誉教授の加藤政一氏に聞きました。
2026/02/12
-
-
-
海外危機管理マニュアルの作成が急務
海外に社員を送り出す企業にとって、緊急事態が発生した際の対応体制は必須。どんなに現地に慣れたベテランでも、自分の身を守り切れない事態は起き得ます。ましてや現在は安全保障上の国家対立が深まり、東アジアの緊張も高まっている時代。海外危機管理サービスを手がける安全サポートの有坂錬成代表取締役に、海外進出企業が取り組むべき対策を聞きました。
2026/02/05








※スパム投稿防止のためコメントは編集部の承認制となっておりますが、いただいたコメントは原則、すべて掲載いたします。
※個人情報は入力しないようご注意ください。
» パスワードをお忘れの方