2021/03/11
ニュープロダクツ
ブロードバンドセキュリティは、ゼロトラスト・アーキテクチャをベースにしたリスクアセスメントと、その実現のための計画策定を支援するサービス「情報セキュリティリスクアセスメント for ゼロトラスト」を提供する。
「ゼロトラスト・アーキテクチャ」とは性悪説に基づいた考え方で、2020年にNIST(米国国立標準技術研究所)発行のセキュリティ文書SP800-207において定義された概念。テレワークやクラウドサービスの普及に伴い、従来のセキュリティ対策では対応しきれないケースが増加するなか、同サービスでは「ゼロトラスト・アーキテクチャ」への準拠状況をアセスメントし、対策ロードマップ作成を支援する。
同サービスで準拠を評価するゼロトラストの考え方は、「全てのデバイス、データをリソースとして認識する」「ネットワークの場所に関わらず全ての通信の安全性確保」「個々のリソースへのアクセスは、セッションレベルで制御」「リソースへのアクセスは、動的ポリシーによって決定される」「全ての機器、アプリケーション等の状態をリアルタイムで監視、計測」「リソースへのアクセス許可は、動的かつ厳格に認証、認可を行う」「機器、ネットワークの通信状態の情報収集と継続的なセキュリティ強化」の7点。
これらの評価を行った上で、(1)ゼロトラストで求められる各種観点に対するフィット&ギャップ(適合・ずれ)、(2)将来的にゼロトラスト化を目指していくためのリスクに応じた対策の優先度付け、(3)実施計画と対策に要する投資概算、の3点で対策策定を支援する。
防災・危機管理関連の新製品ニュースリリースは以下のメールアドレスにお送りください。risk-t@shinkenpress.co.jp
リスク対策.com 編集部
- keyword
- ゼロトラスト
- サイバーセキュリティ
ニュープロダクツの他の記事
おすすめ記事
-
リスクマネジメント体制の再構築で企業価値向上経営戦略との一体化を図る
企業を取り巻くリスクが多様化する中、企業価値を守るだけではなく、高められるリスクマネジメントが求められている。ニッスイ(東京都港区、田中輝代表取締役社長執行役員)は従来の枠組みを刷新し、リスクマネジメントと経営戦略を一体化。リスクを成長の機会としてもとらえ、社会や環境の変化に備えている。
2025/11/12
-
入国審査で10時間の取り調べスマホは丸裸で不審な動き
ロシアのウクライナ侵略開始から間もなく4年。ウクライナはなんとか持ちこたえてはいるが、ロシアの占領地域はじわじわ拡大している。EUや米国、日本は制裁の追加を続けるが停戦の可能性は皆無。プーチン大統領の心境が様変わりする兆候は見られない。ロシアを中心とする旧ソ連諸国の経済と政治情勢を専門とする北海道大学教授の服部倫卓氏は、9月に現地視察のため開戦後はじめてロシアを訪れた。そして6年ぶりのロシアで想定外の取り調べを受けた。長時間に及んだ入国審査とロシア国内の様子について聞いた。
2025/11/11
-
中澤・木村が斬る!今週のニュース解説
毎週火曜日(平日のみ)朝9時~、リスク対策.com編集長 中澤幸介と兵庫県立大学教授 木村玲欧氏(心理学・危機管理学)が今週注目のニュースを短く、わかりやすく解説します。
2025/11/11
-
-
-
第二次トランプ政権 未曽有の分断の実像
第二次トランプ政権がスタートして早や10カ月。「アメリカ・ファースト」を掲げ、国益最重視の政策を次々に打ち出す動きに世界中が困惑しています。折しも先月はトランプ氏が6年ぶりに来日し、高市新総理との首脳会談に注目が集まったところ。アメリカ政治に詳しい上智大学の前嶋和弘教授に、第二次トランプ政権のこれまでと今後を聞きました。
2025/11/05
-
リスク対策.PROライト会員用ダウンロードページ
リスク対策.PROライト会員はこちらのページから最新号をダウンロードできます。
2025/11/05
-
-
-






※スパム投稿防止のためコメントは編集部の承認制となっておりますが、いただいたコメントは原則、すべて掲載いたします。
※個人情報は入力しないようご注意ください。
» パスワードをお忘れの方