2018/03/30
アウトドア防災ガイド あんどうりすの『防災・減災りす便り』
安全運転をレビューするアプリや、災害時だけ居場所が分かるサービスも
有料版では他にも、安全運転レビューという機能があります(450円/月)。運転終了後にルート、最高速度やさらに急加速・急ブレーキ・携帯電話の使用の事例を地図上に表示してくれます。親世代の運転が心配になり、そろそろ免許返納かなと思ったら、利用してデータを用いて話し合いができるということですね。

またこのアプリは位置情報を常時発信しているのに、バッテリーの消費が少ないのがありがたいです。バッテリーの減りが早いと災害時使えませんから。常時取得で3%未満とのこと。共有しているアプリのバッテリーの低下も教えてくれます。

さらに、緊急時の連絡手段として、緊急通知機能もついています。
とはいえ、常時居場所が解るのは家族でもちょっとという事もありますよね。こどもが社会人になったとか、大学生にもなれば、親には居場所は教えてくれないということのほうが多くなります。夫婦間や別居の親戚間でも、いつもは嫌だけど災害時には居場所を知りたいという事はあります。
そんな時には、地震が発生した時のみ居場所がわかる『COCODAYO』アプリ。
『COCODAYO』

平時では家族の居場所は非公開になります。

地震の時だけ居場所を表示するので、個人のプライバシーを大切にするアプリとなっています。

震度5以上では住所表示がより詳しくなります。

日常で使わないといざというとき使えるか心配?と思われるかもしれませんが、震度2程度の地震は各地で起こっているので、日常から練習はできます。
料金は 4人登録の場合、月額360円です(支払いは1人のみ)。地震の際には、もっとも頼れる感のあるアプリです。
アウトドア防災ガイド あんどうりすの『防災・減災りす便り』の他の記事
おすすめ記事
-
-
中澤・木村が斬る!今週のニュース解説
毎週火曜日(平日のみ)朝9時~、リスク対策.com編集長 中澤幸介と兵庫県立大学教授 木村玲欧氏(心理学・危機管理学)が今週注目のニュースを短く、わかりやすく解説します。
2025/10/14
-
走行データの活用で社用車をより安全に効率よく
スマートドライブは、自動車のセンサーやカメラのデータを収集・分析するオープンなプラットフォームを提供。移動の効率と安全の向上に資するサービスとして導入実績を伸ばしています。目指すのは移動の「負」がなくなる社会。代表取締役の北川烈氏に、事業概要と今後の展開を聞きました。
2025/10/14
-
-
-
-
トヨタ流「災害対応の要諦」いつ、どこに、どのくらいの量を届ける―原単位の考え方が災害時に求められる
被災地での初動支援や現場での調整、そして事業継続――。トヨタ自動車シニアフェローの朝倉正司氏は、1995年の阪神・淡路大震災から、2007年の新潟県中越沖地震、2011年のタイ洪水、2016年熊本地震、2024年能登半島地震など、国内外の数々の災害現場において、その復旧活動を牽引してきた。常に心掛けてきたのはどのようなことか、課題になったことは何か、来る大規模な災害にどう備えればいいのか、朝倉氏に聞いた。
2025/10/13
-
-
リスク対策.PROライト会員用ダウンロードページ
リスク対策.PROライト会員はこちらのページから最新号をダウンロードできます。
2025/10/05
-
※スパム投稿防止のためコメントは編集部の承認制となっておりますが、いただいたコメントは原則、すべて掲載いたします。
※個人情報は入力しないようご注意ください。
» パスワードをお忘れの方