2016/03/24
誌面情報 vol54
![](https://risk.ismcdn.jp/mwimgs/b/6/670m/img_b69ae894c62dbca0b4a2a0d7722a11f2342362.jpg)
多発するテロから従業員をどう守る?
海外リスク対策を見直せ
海外におけるリスク対策を見直さなければならない。
テロの危険な地域といえば、かつては中東や南アフリカを挙げる人が多かったが、そんな固定概念は、昨年11月にパリで発生した同時多発テロで完全に崩れ去った。混沌とする国際情勢の中、今やどこでテロや紛争が起きてもおかしくない。さらに、昨年、中国天津で起きたような大規模爆発事故や、自然災害、感染症など、海外リスクは重大さを増す。
こうしたオールハザードに対して、どう対策を打てばいいのかが問われている。企業の都合で従業員を海外に行かせる以上、何の安全対策も講じないわけにはいかないだろう。企業に求められるのは、危機との遭遇を前提とした対策だ。
◆テロから“命を守る方法”
アメリカのマニュアル・教育に学ぶ
◆海外安全対策が変わった!
渡航前に確認・準備すべき対策とテロ遭遇時の対応
◆宗教・文化の違いでトラブルも
意外に知らない海外生活の落とし穴
◆海外安全対策「虎の巻」
外務省海外安全ホームページを使いこなす
◆これが世界を見るカギだ!
2016 年、日本をとりまく11 の海外リスク
◆湾岸危機から始まったリスク対策
駐在員3400 人、出張者8 万人を守る
◆海外106事業でBCP構築
タイ洪水、天津爆発事故で迅速な対応
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