2022/07/27
ニュープロダクツ

ヴィガラクスは、太陽光パネル・大型蓄電池付きマルチユースコンテナ施設「ソーラーシェルター」の「フェーズフリーVer.」を販売する。耐久性・居住性に優れた建築用コンテナに、太陽光発電システムと蓄電機能を搭載した電力供給ステーションで、平時は地域のコミュニティスペースとして活用できるように設計したもの。
「ソーラーシェルター」は、発電・蓄電機能を搭載することで、送電線や電源がない場所への設置に対応するほか、防災備蓄倉庫や停電時の非常用電気設備など、災害時施設として力を発揮する。新たな「フェーズフリーVer.」では、コンテナ内を半分に区切り、半分を防災備蓄品の倉庫として、残り半分を会議室やスポーツチームのクラブハウスなど、平時における地域のコミュニティスペースとして活用できるようにした。
また、同社の地域コミュニティ活性化サービス「OnlineCAS(オンラインキャス)」を導入し、様々な生活ニーズに応えるオンライン対面サービス拠点として活用することも提案する。
コンテナの寸法は、長さ6058×幅2438×高さ2896ミリメートル。バッテリーは、パイロンテック社製・容量7.2キロワット。パワコンは、グローワット社製・3.0キロワット。ソーラーパネルは、375ワット×9枚(計3.375キロワット)。搭載される設備は、LED照明、電源コンセント、外部電源コンセント、遠隔監視システム。販売価格は660万円(税別)~。国内輸送費用・設置工事費用は別途必要。
防災・危機管理関連の新製品ニュースリリースは以下のメールアドレスにお送りください。risk-t@shinkenpress.co.jp
リスク対策.com 編集部
ニュープロダクツの他の記事
おすすめ記事
-
ランサムウェアの脅威、地域新聞を直撃
地域新聞「長野日報」を発行する長野日報社(長野県諏訪市、村上智仙代表取締役社長)は、2023年12月にランサムウェアに感染した。ウイルスは紙面作成システム用のサーバーとそのネットワークに含まれるパソコンに拡大。当初より「金銭的な取引」には応じず、全面的な復旧まで2カ月を要した。ページを半減するなど特別体制でなんとか新聞の発行は維持できたが、被害額は数千万に上った。
2025/07/10
-
中澤・木村が斬る!今週のニュース解説
毎週火曜日(平日のみ)朝9時~、リスク対策.com編集長 中澤幸介と兵庫県立大学教授 木村玲欧氏(心理学・危機管理学)が今週注目のニュースを短く、わかりやすく解説します。
2025/07/08
-
-
リスク対策.PROライト会員用ダウンロードページ
リスク対策.PROライト会員はこちらのページから最新号をダウンロードできます。
2025/07/05
-
-
-
-
-
-
「ビジネスイネーブラー」へ進化するセキュリティ組織
昨年、累計出品数が40億を突破し、流通取引総額が1兆円を超えたフリマアプリ「メルカリ」。オンラインサービス上では日々膨大な数の取引が行われています。顧客の利便性や従業員の生産性を落とさず、安全と信頼を高めるセキュリティ戦略について、執行役員CISOの市原尚久氏に聞きました。
2025/06/29
※スパム投稿防止のためコメントは編集部の承認制となっておりますが、いただいたコメントは原則、すべて掲載いたします。
※個人情報は入力しないようご注意ください。
» パスワードをお忘れの方