2012/11/27
防災・危機管理ニュース
株式会社河本総合防災(本社:神奈川県相模原市、代表取締役:河本俊二)は「災害対策商品の販売」事業において、事業継続マネジメントシステム(Business Continuity Management System:BCMS)の国際規格「ISO22301(注1)」を11月16日に取得した。今回の認証取得は、総合防災企業では世界初。認証機関は、BSIグループジャパン。
同社では、東日本大震災やタイの洪水など事業を妨げるリスクが近年多発していることを背景に、事業継続リスクへの備えとしてBCMを導入し、今年8月には、英国マネジメントシステム規格「BS25999(注2)」の認証を取得している。
同社では、主に首都圏直下型地震を想定し、生命の維持に必要とされる防災用品ならびに非常用食品の供給を最優先とすべきとの考え方から、物販事業を優先して受注、納品体制を24時間以内に40%稼働させて、復旧を図るものとしている。
【認証概要】
登録組織 : 株式会社河本総合防災
認証登録番号 : BCMS 592287
認証規格 : ISO22301:2012
認証登録範囲 : 災害対策商品の販売
認証機関 : BSIグループジャパン株式会社
認証登録日 : 2012年11月16日
注1 ISO22301:2012年5月15日に発行された事業継続マネジメントシステム(BCMS)の国際規格であり、マネジメントシステムの要求事項を規定したもの。
注2 BS25999:「英国規格協会(BSI: British Standards Institution)」が発行したBCMS規格。2006年11月にガイドライン規格(パート1)、2007年11月に認証規格(パート2)が発行された。ISO22301が発行されるまで、BCMSの実質的な国際規格として扱われていた。
防災・危機管理ニュースの他の記事
おすすめ記事
-
リスク対策.com編集長が斬る!今週のニュース解説
毎週火曜日(平日のみ)朝9時~、リスク対策.com編集長 中澤幸介と兵庫県立大学教授 木村玲欧氏(心理学・危機管理学)が今週注目のニュースを短く、わかりやすく解説します。
2024/10/22
-
-
-
-
-
-
なぜコンプライアンスの方向性はズレてしまったのか?
企業の不正・不祥事が発覚するたび「コンプライアンスが機能していない」といわれますが、コンプライアンス自体が弱まっているわけではなく、むしろ「うっとうしい」「窮屈だ」と、その圧力は強まっているようです。このギャップはなぜなのか。ネットコミュニケーションなどから現代社会の問題を研究する成蹊大学文学部の伊藤昌亮教授とともに考えました。
2024/10/10
-
-
リスク対策.PROライト会員用ダウンロードページ
リスク対策.PROライト会員はこちらのページから最新号をダウンロードできます。
2024/10/05
-
※スパム投稿防止のためコメントは編集部の承認制となっておりますが、いただいたコメントは原則、すべて掲載いたします。
※個人情報は入力しないようご注意ください。
» パスワードをお忘れの方