2023/05/25
産総研「さんぽのひろば」週刊化学災害ニュース
2023/5/9発生の、高知・木材加工工場で火災
製材機械などが置かれている工場での火災。工場2棟、計約1500平方mが全焼
2023/5/10発生の、大阪・医薬品工場で薬品の混合作業中に火災
ヘキサンと酢酸エチルの混合作業中に発生した可燃性蒸気に何かの原因で着火した可能性。従業員1名が軽傷
2023/5/13発生の、福井・住宅資材工場で清掃作業中に粉塵爆発
木材チップを圧縮してパーティクルボードを製造する工場での粉塵爆発。工場延べ約9000平方mのうち、約6000平方mが焼損。清掃作業をしていた従業員1名が死亡、やけどで1名が重傷、2名が軽傷
2023/5/15発生の、静岡・木質ボード工場でボイラの火災
パーティクルボードを製造する工場でのボイラの火災。ボイラの配管から油が漏洩して配線にかかり、短絡が起きて出火した可能性
2023/5/17発生の、鳥取・バイオマス発電所で燃料タンク内の木材チップの火災
木材チップやパーム椰子殻などのバイオマスを燃料として発電を行っている発電所での火災。4基あるタンクのうち1基のタンク内に貯蔵していた燃料の木材チップから自然発火した可能性
2023/5/19発生の、神奈川・交通事故でトラックからボンベが落下してLPガスが漏洩
道路脇に停車して作業中のLPガスボンベを積載したトラックに走行中のトレーラが追突して、衝撃でトラックの荷台からボンベが落下。ボンベの一部が破損してLPガスが漏洩。火災の発生はなし
出典:産業技術総合研究所 安全科学研究部門「さんぽのひろば」
産総研「さんぽのひろば」週刊化学災害ニュースの他の記事
おすすめ記事
-
-
リスク対策.com編集長が斬る!【2024年4月23日配信アーカイブ】
【4月23日配信で取り上げた話題】今週の注目ニュースざっとタイトル振り返り/特集:南海トラフ地震臨時情報を想定した訓練手法
2024/04/23
-
-
-
2023年防災・BCP・リスクマネジメント事例集【永久保存版】
リスク対策.comは、PDF媒体「月刊BCPリーダーズ」2023年1月号~12月号に掲載した企業事例記事を抜粋し、テーマ別にまとめました。合計16社の取り組みを読むことができます。さまざまな業種・規模の企業事例は、防災・BCP、リスクマネジメントの実践イメージをつかむうえで有効。自社の学びや振り返り、改善にお役立てください。
2024/04/22
-
-
リスク対策.com編集長が斬る!【2024年4月16日配信アーカイブ】
【4月16日配信で取り上げた話題】今週の注目ニュースざっとタイトル振り返り/特集:熊本地震におけるBCP
2024/04/16
-
調達先の分散化で製造停止を回避
2018年の西日本豪雨で甚大な被害を受けた岡山県倉敷市真備町。オフィス家具を製造するホリグチは真備町内でも高台に立地するため、工場と事務所は無事だった。しかし通信と物流がストップ。事業を続けるため工夫を重ねた。その後、被災経験から保険を見直し、調達先も分散化。おかげで2023年5月には調達先で事故が起き仕入れがストップするも、代替先からの仕入れで解決した。
2024/04/16
-
工場が吹き飛ぶ爆発被害からの再起動
2018年の西日本豪雨で隣接するアルミ工場が爆発し、施設の一部が吹き飛ぶなど壊滅的な被害を受けた川上鉄工所。新たな設備の調達に苦労するも、8カ月後に工場の再稼働を果たす。その後、BCPの策定に取り組んだ。事業継続で最大の障害は金属の加温設備。浸水したら工場はストップする。同社は対策に動き出している。
2024/04/15
-
動きやすい対策本部のディテールを随所に
1971年にから、、50年以上にわたり首都圏の流通を支えてきた東京流通センター。物流の要としての機能だけではなく、オフィスビルやイベントホールも備える。2017年、2023年には免震装置を導入した最新の物流ビルを竣工。同社は防災対策だけではなく、BCMにも力を入れている。
2024/04/12
※スパム投稿防止のためコメントは編集部の承認制となっておりますが、いただいたコメントは原則、すべて掲載いたします。
※個人情報は入力しないようご注意ください。
» パスワードをお忘れの方