2023/09/11
防災・危機管理ニュース
災害の教訓を学び、日頃の備えの大切さを考える国内最大級の防災イベント「ぼうさいこくたい2023(第8回防災推進国民大会)」が9月17日・18日の2日間、横浜国立大学を会場に開催される。約400の防災に関わる団体が参加し、会場とオンラインのハイブリッド形式で開催する。入場・参加無料。
ぼうさいこくたいは、「自助・共助」「多様な主体の連携」「地域における防災力の向上」を促進するため、国民の防災意識の向上、災害に関する知識や経験などの共有、防災に取り組む人たちの連携構築を図ることを目的に、2016年より毎年開催している。関東大震災から100年の節目となる今年は、過去最多の390団体が出展する。ぼうさいこくたいでは、セッション、ワークショップ、プレゼンテーション、ポスターセッション、イグナイトステージ、屋外展示、オリジナルセッションなどが企画されている。主催する内閣府では「令和5年は、関東大震災発生から 100 年に当たる節目の年であることから、関東大震災の震源地である神奈川県での開催とし、大震災の記憶の継承、災害への備えと助け合いの大切さを次世代につなぐ機会としたい」としている。
なお、概要は以下の通り
<ぼうさいこくたい 2023 概要>
○日 程 令和5年9月 17 日(日)、18 日(月・祝)
〇場 所 横浜国立大学
○テーマ 「次の 100 年への備え~過去に学び、次世代へつなぐ~」
https://bosai-kokutai.jp/2023/
防災・危機管理ニュースの他の記事
おすすめ記事
-
-
ゲリラ雷雨の捕捉率9割 民間気象会社の実力
突発的・局地的な大雨、いわゆる「ゲリラ雷雨」は今シーズン、全国で約7万8000 回発生、8月中旬がピーク。民間気象会社のウェザーニューズが7月に発表した中期予想です。同社予報センターは今年も、専任チームを編成してゲリラ雷雨をリアルタイムに観測中。予測精度はいまどこまで来ているのかを聞きました。
2025/08/24
-
スギヨ、顧客の信頼を重視し代替生産せず
2024年1月に発生した能登半島地震により、大きな被害を受けた水産練製品メーカーの株式会社スギヨ(本社:石川県七尾市)。その再建を支えたのは、同社の商品を心から愛する消費者の存在だった。全国に複数の工場があり、多くの商品について代替生産に踏み切る一方、主力商品の1つ「ビタミンちくわ」に関しては「能登で生産している」という顧客の期待を重視し、あえて現地工場の再開を待つという異例の判断を下した。結果として、消費者からの強い支持を受け、ビタミンちくわは過去最高近い売り上げを記録している。一方、BCPでは大規模な地震などが想定されていないなどの課題も明らかになった。同社では今、BCPの立て直しを進めている。
2025/08/24
-
-
-
-
ゲリラ豪雨を30分前に捕捉 万博会場で実証実験
「ゲリラ豪雨」は不確実性の高い気象現象の代表格。これを正確に捕捉しようという試みが現在、大阪・関西万博の会場で行われています。情報通信研究機構(NICT)、理化学研究所、大阪大学、防災科学技術研究所、Preferred Networks、エムティーアイの6者連携による実証実験。予測システムの仕組みと開発の経緯、実証実験の概要を聞きました。
2025/08/20
-
-
中澤・木村が斬る!今週のニュース解説
毎週火曜日(平日のみ)朝9時~、リスク対策.com編集長 中澤幸介と兵庫県立大学教授 木村玲欧氏(心理学・危機管理学)が今週注目のニュースを短く、わかりやすく解説します。
2025/08/19
-
※スパム投稿防止のためコメントは編集部の承認制となっておりますが、いただいたコメントは原則、すべて掲載いたします。
※個人情報は入力しないようご注意ください。
» パスワードをお忘れの方