2013/10/11
防災・危機管理ニュース
日清医療食品は9月13日、和歌山県でヘリコプターを使った被災地に向けた食材支援物資訓練を実施した。東海・東南海・南海3連動地震の際に甚大が被害が予想される地域に、緊急時、東京ヘリポートからヘリコプターを関西圏を管轄する支援物資倉庫(大阪府高槻市)付近の場外離着陸上まで飛行させ、物資を積み込み和歌山県田辺市の社会保険紀南病院に運び、そこを拠点として被害が甚大と想定される海岸地区にある特定医療法人洗心会玉置病院へ物資を搬送するというもの。
事前にヘリコプターが着陸できる場所の確保、当日にはヘリコプターの進入経路や位置、到着場所なども細かく確認された。
また、搬送された物資(非常食)は両病院で非常時を想定した状況の中調理され、病院職員に提供された。
同社は、いかなる場合でも食事サービスの提供を継続できるよう体制構築を強化。今回の訓練では、東日本大震災後に設備した同社の災害時対応が震災を想定した場合、実際に機能するかを検証した。
■実施日:2013年9月13日(金)
■災害想定:東海・東南海・南海3連動地震(M8.6、震度6)が発生し、電気・水道・ガスのすべてのライフラインが寸断。津波・土砂崩れ・崩落などの影響で陸路も一部断たれている状況下、同社が食事サービスを提供している社会保険紀南病院および特定医療法人洗心会玉置病院に対し、早急な支援が必要な状況
■訓練内容:東京ヘリポートからヘリが出発。大阪府高槻市の倉庫近くで支援物資を積み込み和歌山へ。紀南病院と玉置病院へ物資を運搬。両病院で運搬された物資を調理、提供。
■訓練参加者:日清医療食品約45人ほか病院スタッフ

防災・危機管理ニュースの他の記事
おすすめ記事
-
操作不要の防水板で水害リスクを低減
全国各地で、豪雨災害が頻発している。2026年8月13日には、千葉県内で記録的な大雨が発生し、大きな浸水被害をもたらした。「命を守る行動」が最優先事項ではあるが、建物の浸水被害も防ぎたい。望ましいのは、人も建物も守れる備えだ。防水板や防水扉の設計製造を行う宇根鉄工所(広島県東広島市)では、人手を介さず水の力で起きあがる浮力起伏式防水板を開発している。代表取締役社長の宇根利典さんに、水害リスクに対する備えを聞いた。
2026/09/28
-
-
-
-
-
中澤・木村が斬る!今週のニュース解説
毎週火曜日(平日のみ)朝9時~、リスク対策.com編集長 中澤幸介と兵庫県立大学教授 木村玲欧氏(心理学・危機管理学)が今週注目のニュースを短く、わかりやすく解説します。
2026/09/15
-
-
-
-
防災は面白くないと広がらない
地震が起きたとき、スマートフォンに通知された情報を頼りに避難を判断することが多いだろう。緊急地震速報の情報から、いまどのように動くべきかを判断できる、そんな身近な危機管理を習慣づけた1 社が、アールシーソリューション(東京都新宿区)だ。2010 年に提供開始したスマートフォンアプリ「ゆれくるコール」は、緊急地震速報を受信できるアプリとして多くのユーザーが利用している。代表取締役の栗山章さんは、数多くのユーザーに防災の重要性を広めてきた一方で、ビジネスとして成り立たせる難しさにも直面してきたという。これまでのサービス開発の経緯や、防災ビジネスへの価値観を聞いた。
2026/09/09









※スパム投稿防止のためコメントは編集部の承認制となっておりますが、いただいたコメントは原則、すべて掲載いたします。
※個人情報は入力しないようご注意ください。
» パスワードをお忘れの方