2024/05/22
令和6年能登半島地震
能登半島地震から5月近くが経つ。七尾市や志賀町では、比較的に復興や生活再建が進んでいるが、輪島市や珠洲市など奥能登地方は未だに復興が進んでいるとは言いがたい状況が続いている。
発災当初から現地入りし、今も継続して支援を行っているのが、神奈川県藤沢市を拠点に活動する災害復興支援団体「チーム藤沢」だ。有志市民団体であるチーム藤沢は主にFacebookを中心に活動しており、現在メンバーは1,500人を超える。物資支援や募金、現地での災害ボランティアなど、活動は多岐にわたる。
そんなチーム藤沢の中心となっているのが、下田亮さん(53歳)。元海上自衛官である下田さんは現在、藤沢市でパソコンの修理や復旧サービスのほか、ドローンを利用した土地建造物の調査・研究開発などにも携わっている。1月5日に石川県七尾市に入り、物資支援等を行い、その後も継続して現地にて支援活動を行っている。現地の被災状況や今後求められる支援について聞いた。
現在の被災地の状況
復興の状況は、地域によってかなり差がある
復興が進んでいる地域も増えてきましたが、穴水町から北は復興が進んでいるとは言いがたい状況です。今回の地震で特に被害が大きかった輪島市や珠洲市は、まだまだ人が住める状態ではない場所も少なくありません。
水道については、(かなり広範囲で甚大な被害が出ていると報じられていましたが)、志賀町や輪島市もようやく復旧してきています。ただ、一部の地域では下水がまだ復旧していません。水道が復旧していても、下水がつかえなければ排水できない。トイレも使えないので、『水は出るけど住めない』という状況が続いています。
多くの方が二次避難のために街を後にしていますが、二次避難後の戻り先がないという課題も残っています。
- keyword
- 能登半島地震
インタビューの他の記事
おすすめ記事
-
-
-
-
リスク対策.PROライト会員用ダウンロードページ
リスク対策.PROライト会員はこちらのページから最新号をダウンロードできます。
2026/05/05
-
-
中澤・木村が斬る!今週のニュース解説
毎週火曜日(平日のみ)朝9時~、リスク対策.com編集長 中澤幸介と兵庫県立大学教授 木村玲欧氏(心理学・危機管理学)が今週注目のニュースを短く、わかりやすく解説します。
2026/04/28
-
-
-
サプライチェーン対策「行っていない」が49.7%~BCP策定状況は頭打ち、実効性に課題~
内閣府は、令和7年度における「企業の事業継続及び防災の取組に関する実態調査」についての結果を発表した。2007年度から隔年で実施しているもので前回の令和5年度時点での調査以来となる。それによると、近年災害時などで課題になっているサプライチェーンの対策について、「サプライチェーン強靭化への取組を行っているか」との設問に対し、「行っていない」が49.7%と最も高く、次いで「行っている」が25.9%、「現在検討中」が20.7%となった。
2026/04/26
-
スマホ通知が号令、災害の初動対応訓練を開発
半導体製造装置大手の株式会社ディスコ(東京都大田区)は、平時のコミュニケーションツールを使ったさまざまな危機事案に対応できる初動対応訓練の仕組みを開発し、実践を続けている。メンバーが、危機を発生させる運営チームと対応チームに分かれ、業務中に突発的に危機事案を模擬的に発生させるとともに、通知を受け取ったチームは、即座に、訓練を開始する。リアリティーを追求した結果、たどり着いた手法だ。
2026/04/20







※スパム投稿防止のためコメントは編集部の承認制となっておりますが、いただいたコメントは原則、すべて掲載いたします。
※個人情報は入力しないようご注意ください。
» パスワードをお忘れの方