被害情報をすばやく取りまとめて事業影響レベルを見極め、初動対応の意思決定を迅速化できる

Specteeは、製造業のサプライチェーンに影響を与えるあらゆる危機を瞬時に可視化するサプライチェーン・リスク管理向けサービス『Spectee Supply Chain Resilience』(Spectee SCR)において、水害発生時にSNSに投稿された画像などからリアルタイムに浸水の影響範囲を地図上に表示する「リアルタイム浸水推定」機能を新たに提供する。

新機能は、SNSに投稿された画像から浸水した場所や浸水の深さを割り出し、降水量、地形データ等と組み合わせて統合的に解析することで、氾濫発生からリアルタイムに浸水範囲と各地の浸水深を地図上に表示するもの。あらかじめ登録した拠点が浸水被害の可能性のある範囲に該当しているかどうかを確認し、被害を受けた拠点の情報や、取り扱っている製品・部品についても迅速に確認できるようになる。

これにより、納期への影響など、被害情報をすばやく取りまとめて事業影響レベルを見極め、初動対応の意思決定を迅速化することが可能になる。

同機能は、同社のAIリアルタイム防災・危機管理サービス『Spectee Pro』で2022年から機能実装されており、昨年までに300地点以上の浸水推定情報を提供している。また、実地調査を含めた自治体との共同検証や、衛星データと組み合わせて被災時の街の浸水状況を3Dで再現する取り組みなども進めているという。

プレスリリース

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リスク対策.com 編集部