2024/11/13
防災・危機管理ニュース
【珠海時事】中国南部・広東省珠海市で自動車が暴走し、35人が死亡、43人が負傷した事件で、地元警察当局は初動捜査の結果、現場で拘束した容疑者の男(62)が離婚後の財産分与に不満を募らせていたとの見方を示した。男は犯行後、車内で首などを刃物で切り付けて自殺を図り、病院で治療を受けている。
13日付の香港紙・星島日報はインターネット上で広がった病院の診断書の情報として、男は遼寧省錦州市出身で、無職だと伝えた。警察当局は関係者の証言などを踏まえ、離婚後の財産分与の結果に対する不満が犯行の引き金になったと判断している。
中国のニュースサイト、南方網は論説記事を掲載し、男について「離婚後の財産争いで社会に報復し、私憤を晴らすために公然と罪のない市民の命を奪った」と非難。「何とゆがんだ暗い心か」と断じた。
男は11日午後7時50分(日本時間同8時50分)ごろ、小型のスポーツ用多目的車(SUV)を運転してスポーツ施設敷地内に進入。路上で運動していた大勢の市民らを次々とはねた。
中国では公共の場所での無差別襲撃事件が相次いでおり、景気低迷で社会の閉塞(へいそく)感が高まっていることが影響しているとの見方もある。上海市では9月、スーパーマーケットで男が刃物で客らを切り付け、3人が死亡し、15人が負傷。男は金銭トラブルを抱えており、鬱憤(うっぷん)を晴らすために事件を起こしたと供述している。
今回の暴走事件を受け、北京の日本大使館は在留邦人に対し、外出の際は不審者や車、バイクの接近などに気を付けるよう注意喚起。昼間でも日本語で大声で話すことを控え、日本人同士で騒ぐなど目立った行為を避けるよう呼び掛けている。
(ニュース提供:時事通信 )
(ニュース提供元:時事通信社)
防災・危機管理ニュースの他の記事
おすすめ記事
-
-
中澤・木村が斬る!今週のニュース解説
毎週火曜日(平日のみ)朝9時~、リスク対策.com編集長 中澤幸介と兵庫県立大学教授 木村玲欧氏(心理学・危機管理学)が今週注目のニュースを短く、わかりやすく解説します。
2026/02/17
-
-
-
-
-
今年の夏は大規模停電のリスク大?
今年の夏、東京電力管内を中心に電力不足が懸念されています。需要に対する供給力の余裕を示す「予備率」が1パーセントを切る見通しで、もしそこで突発的な発電所の事故や故障が起きれば予備率はさらに低下、マイナスに陥りかねません。大規模停電のリスクについて、東京電機大学名誉教授の加藤政一氏に聞きました。
2026/02/12
-
-
-
海外危機管理マニュアルの作成が急務
海外に社員を送り出す企業にとって、緊急事態が発生した際の対応体制は必須。どんなに現地に慣れたベテランでも、自分の身を守り切れない事態は起き得ます。ましてや現在は安全保障上の国家対立が深まり、東アジアの緊張も高まっている時代。海外危機管理サービスを手がける安全サポートの有坂錬成代表取締役に、海外進出企業が取り組むべき対策を聞きました。
2026/02/05








※スパム投稿防止のためコメントは編集部の承認制となっておりますが、いただいたコメントは原則、すべて掲載いたします。
※個人情報は入力しないようご注意ください。
» パスワードをお忘れの方