2024/11/19
防災・危機管理ニュース
【ベルリン時事】ドイツのピストリウス国防相は19日、バルト海で北欧と欧州大陸をつなぐ海底通信ケーブルが相次いで断線したことを受け、「破壊工作を想定しなければならない」と指摘した。訪問先のブリュッセルで記者団に語った。欧州諸国の間では、ロシアによるインフラ攻撃に対する警戒が高まっており、各国が調査を始めた。
17~18日にかけて、スウェーデンとリトアニア、フィンランドとドイツをそれぞれつなぐケーブルで断線が発覚した。リトアニア公共放送は「船のいかりが落ちたものではない」と事故に否定的な通信会社の見解を伝えた。
ドイツとフィンランドの外相は18日に発表した声明で、「意図的に傷つけられた疑いがある」と懸念を表明。ロシアを念頭に「欧州の安全保障は(軍事力と非軍事力を組み合わせた)ハイブリッド戦争の脅威にさらされている」と警告した。
(ニュース提供元:時事通信社)
防災・危機管理ニュースの他の記事
おすすめ記事
-
-
リスク対策.com編集長が斬る!今週のニュース解説
毎週火曜日(平日のみ)朝9時~、リスク対策.com編集長 中澤幸介と兵庫県立大学教授 木村玲欧氏(心理学・危機管理学)が今週注目のニュースを短く、わかりやすく解説します。
2025/02/18
-
-
-
-
-
-
阪神・淡路大震災30年 いま問われるもの
日本社会に大きな衝撃を与えた阪神・淡路大震災から30年。あらゆる分野が反省を強いられ、安全を目指してさまざまな改善が行われてきました。しかし、日本社会にはいま再び災害脆弱性が突き付けられています。この30年で何が変わったのか、残された課題は何か。神戸大学名誉教授・兵庫県立大学名誉教授の室﨑益輝氏に聞きました。
2025/02/06
-
-
リスク対策.PROライト会員用ダウンロードページ
リスク対策.PROライト会員はこちらのページから最新号をダウンロードできます。
2025/02/05
※スパム投稿防止のためコメントは編集部の承認制となっておりますが、いただいたコメントは原則、すべて掲載いたします。
※個人情報は入力しないようご注意ください。
» パスワードをお忘れの方