2024/11/21
ニュープロダクツ

統合データレジリエンスソリューションを提供するArcserve Japanは、統合型データ保護ソフトウェアソリューション「Arcserve Unified Data Protection(UDP)」の最新版「Arcserve UDP 10」を販売する。旧版の「Arcserve UDP 9.0」からサイバーレジリエンスをさらに強化する機能や、オンプレミス環境だけでなくクラウド環境の保護を強化する機能を多数追加したもの。
「Arcserve UDP」は、仮想や物理の混在する複雑な環境のニーズを満たす次世代の統合バックアップ/リカバリ・ソリューション。最新版では、サイバーレジリエンスの強化を支える機能として、バックアップ取得後に自動でバックアップデータのマルウェアスキャンを実施する「アシュアードセキュリティスキャン」や、テープやイミュータブルストレージに二次バックアップしたデータを復旧ポイントサーバ(RPS)の読み取り専用データストアとしてインポートできる機能、SQLデータベースのバックアップデータのマウント機能、RPSデータストア用共有フォルダの削除機能を備える。
クラウド/オンプレミス環境のデータ保護を強化する機能では、仮想スタンバイ先のパブリッククラウドの新たな選択肢となるGoogle Cloud Platform(GCP)の追加や、任意のタイミングでの仮想スタンバイの手動実行、1対多のレプリケーションによるバックアップデータの柔軟な多重化、RPSリモート共有データストアに設定可能なUNCパスワードの長さ拡張(〜120文字)、新しいLinuxカーネルの自動サポート機能、RHEL 9.x系のベアメタル復旧(BMR)とインスタントVMのサポートを備える。
販売価格(税抜き)は、「Arcserve UDP 10.0 Advanced Edition – Server」の永久ライセンス(1年間のメンテナンスサポート付き)が15万1000円〜、サブスクリプション(1年間の使用権とメンテナンスサポート付き)が5万2000円〜。
防災・危機管理関連の新製品ニュースリリースは以下のメールアドレスにお送りください。risk-t@shinkenpress.co.jp
リスク対策.com 編集部
ニュープロダクツの他の記事
おすすめ記事
-
-
中澤・木村が斬る!今週のニュース解説
毎週火曜日(平日のみ)朝9時~、リスク対策.com編集長 中澤幸介と兵庫県立大学教授 木村玲欧氏(心理学・危機管理学)が今週注目のニュースを短く、わかりやすく解説します。
2025/09/16
-
-
ラストワンマイル問題をドローンで解決へBCPの開拓領域に挑む
2025年4月、全国の医療・福祉施設を中心に給食サービスを展開する富士産業株式会社(東京都港区)が、被災地における「ラストワンマイル問題」の解消に向けドローン活用の取り組みを始めた。「食事」は生命活動のインフラであり、非常時においてはより一層重要性が高まる。
2025/09/15
-
-
機能する災害対応の仕組みと態勢を人中心に探究
防災・BCP教育やコンサルティングを行うベンチャー企業のYTCらぼ。NTTグループで企業の災害対応リーダーの育成に携わってきた藤田幸憲氏が独立、起業しました。人と組織をゆるやかにつなげ、互いの情報や知見を共有しながら、いざというとき機能する災害対応態勢を探究する同社の理念、目指すゴールイメージを聞きました。
2025/09/14
-
-
-
-
リスク対策.PROライト会員用ダウンロードページ
リスク対策.PROライト会員はこちらのページから最新号をダウンロードできます。
2025/09/05
※スパム投稿防止のためコメントは編集部の承認制となっておりますが、いただいたコメントは原則、すべて掲載いたします。
※個人情報は入力しないようご注意ください。
» パスワードをお忘れの方