2025/01/08
防災・危機管理ニュース
【ラスベガス時事】パナソニックホールディングスの楠見雄規社長は7日、米西部ラスベガスで開幕した米家電・IT見本市「CES」で、生成AI(人工知能)を開発する米新興企業アンソロピックとの戦略提携を発表した。製品・サービスに同社の生成AI技術を使い、利便性を向上する。
楠見氏は基調講演で、AI製品・サービスがグループ売上高に占める割合を2035年までに約30%に高めると表明。「この変革は、パナソニックの全てを変えるだろう」と述べた。
アンソロピックは、「チャットGPT」を手掛ける米オープンAIの競合企業として有名。人間の倫理観に沿う形でAIを学習させる独自手法により、安全性を高めている。楠見氏は「倫理的なAIを全業務に組み込むには、選択肢は一つしかなかった」と説明した。
〔写真説明〕米家電・IT見本市「CES」で基調講演したパナソニックホールディングス(HD)の楠見雄規社長=7日、米ネバダ州ラスベガス
(ニュース提供元:時事通信社)

防災・危機管理ニュースの他の記事
おすすめ記事
-
-
中澤・木村が斬る!今週のニュース解説
毎週火曜日(平日のみ)朝9時~、リスク対策.com編集長 中澤幸介と兵庫県立大学教授 木村玲欧氏(心理学・危機管理学)が今週注目のニュースを短く、わかりやすく解説します。
2025/07/01
-
-
-
「ビジネスイネーブラー」へ進化するセキュリティ組織
昨年、累計出品数が40億を突破し、流通取引総額が1兆円を超えたフリマアプリ「メルカリ」。オンラインサービス上では日々膨大な数の取引が行われています。顧客の利便性や従業員の生産性を落とさず、安全と信頼を高めるセキュリティ戦略について、執行役員CISOの市原尚久氏に聞きました。
2025/06/29
-
-
-
柔軟性と合理性で守る職場ハイブリッド勤務時代の“リアル”な改善
比較サイトの先駆けである「価格.com」やユーザー評価を重視した飲食店検索サイトの「食べログ」を運営し、現在は20を超えるサービスを提供するカカクコム(東京都渋谷区、村上敦浩代表取締役社長)。同社は新型コロナウイルス流行による出社率の低下をきっかけに、発災時に機能する防災体制に向けて改善に取り組んだ。誰が出社しているかわからない状況に対応するため、柔軟な組織づくりやマルチタスク化によるリスク分散など効果を重視した防災対策を進めている。
2025/06/20
-
サイバーセキュリティを経営層に響かせよ
デジタル依存が拡大しサイバーリスクが増大する昨今、セキュリティ対策は情報資産や顧客・従業員を守るだけでなく、DXを加速させていくうえでも必須の取り組みです。これからの時代に求められるセキュリティマネジメントのあり方とは、それを組織にどう実装させるのか。東海大学情報通信学部教授で学部長の三角育生氏に聞きました。
2025/06/17
-
※スパム投稿防止のためコメントは編集部の承認制となっておりますが、いただいたコメントは原則、すべて掲載いたします。
※個人情報は入力しないようご注意ください。
» パスワードをお忘れの方