2025/02/12
防災・危機管理ニュース
 政府は12日、トランプ米大統領が鉄鋼とアルミニウムに25%の輸入関税を3月に発動させると決めたことを受け、日本企業を適用対象から除外するよう米政府に要請した。現在、鉄鋼の対米輸出は一定量まで免税となっている。こうした例外措置廃止や現行10%のアルミニウム関税の上昇は日本企業に悪影響が及ぶと分析。関税発動をにらみ、日米の「ディール(取引)」に浮上しそうだ。
 石破茂首相は12日の参院本会議で、「措置の内容やわが国への影響を十分に精査しつつ、グローバルにサプライチェーン(供給網)を構築している日本企業に与える影響を踏まえ、適切に対応していく」と強調した。
 日本の2024年の対米輸出額に占める鉄鋼・アルミの割合はそれぞれ1.4%、0.1%にとどまっており、鉄鋼大手からは「大きく反応する必要がある状況ではない」(関係者)と冷静な受け止めも聞かれる。ただ、日本貿易保険が12日、関税発動で損害を受ける日本企業を保険金の支払い対象とすることを決めるなど備えも進める。 
(ニュース提供元:時事通信社)
防災・危機管理ニュースの他の記事
おすすめ記事
- 
            
              
              中澤・木村が斬る!今週のニュース解説
毎週火曜日(平日のみ)朝9時~、リスク対策.com編集長 中澤幸介と兵庫県立大学教授 木村玲欧氏(心理学・危機管理学)が今週注目のニュースを短く、わかりやすく解説します。
2025/11/04
 - 
            
              
               - 
            
              
               - 
            
              
               - 
            
              
               - 
            
              
               - 
            
              
               - 
            
              
              月刊BCPリーダーズ2025年上半期事例集【永久保存版】
リスク対策.comは「月刊BCPリーダーズダイジェスト2025年上半期事例集」を発行しました。防災・BCP、リスクマネジメントに取り組む12社の事例を紹介しています。危機管理の実践イメージをつかむため、また昨今のリスク対策の動向をつかむための情報源としてお役立てください。
2025/10/24
 - 
            
              
               - 
            
              
              「防災といえば応用地質」。リスクを可視化し災害に強い社会に貢献
地盤調査最大手の応用地質は、創業以来のミッションに位置付けてきた自然災害の軽減に向けてビジネス領域を拡大。保有するデータと専門知見にデジタル技術を組み合わせ、災害リスクを可視化して防災・BCPのあらゆる領域・フェーズをサポートします。天野洋文社長に今後の事業戦略を聞きました。
2025/10/20
 







          
          
          
          
          
          
          
          
          
          
            
            
            
            
            
            
            
            
            
            
※スパム投稿防止のためコメントは編集部の承認制となっておりますが、いただいたコメントは原則、すべて掲載いたします。
※個人情報は入力しないようご注意ください。
» パスワードをお忘れの方