-
セキュリティ文化の醸成と意識の高度化 ~2020年に向けて私たちにできること~
私たちの周りのセキュリティ「モノ」(3)金属探知機
当連載では8月から私たちの周りにあるセキュリティ「モノ」についてお話をしています。今月はセキュリティチェックポイントの必需品、金属探知機について説明します。
2018/10/31
-
ワールド ファイアーファイターズ:世界の消防新事情
火災は科学で防御する
これまで排煙方法における場所やタイミングなどについて、世界各国の消防局で賛否両論があった。大学の火災研究施設などもエビデンスベースで参加し、さまざまな議論がなされてきた。 このたび、オランダの消防科学研究所が発表した「The Renewed View on Firefighting (火災防御の再検証) 2018」によると、①屋根に垂直排煙のための開口部を作る、②窓やドア等を利用して、水平排煙のために閉じている開口部を破壊して作る、③人工的に排煙を促し、火災建物の屋内を通気すること―によって、火点への酸素の流入が促され、確実に火災が拡大することが実証されたという。
2018/10/31
-
海外のレジリエンス調査研究ナナメ読み!
第59回:情報漏えいによる経済的損失に関する継続的調査
かつて本連載で、米国のPonemon InstituteがIBMからの支援を受けて、情報漏えいによる経済的損失に関してまとめた調査報告書を紹介させていただいた(注1)。この調査は過去13年にわたって継続的に行われており、先日2018年版が発表されたので、本稿ではこれを紹介させていただきたいと思う。
2018/10/30
-
防災オヤジーズくま隊長の「知らないとキケンな知識」
第4回 知ってましたか?消火栓は誰でも使えます!
前回(連載第3回)は、いかに消火器では実際の火災が消せないかを解説しました。ではどうしたら初期消火を成功させることができるのでしょうか。 身の回りに注意を向ければ、皆さんが住むマンションや勤務先のビルの共用部、通勤途中の駅、買い物に行くスーパー、高速道路のトンネル内、大きな倉庫や工場などの敷地内、道路脇のマンホールの蓋まで、いたるところに「消火栓」があることに気づきます。
2018/10/30
-
政府、11月1日に緊急地震速報訓練
内閣府、消防庁、気象庁は29日、緊急地震速報の訓練を11月1日に実施すると発表した。時間は午前10時ごろ。地方自治体、主要省庁など国の機関のほか、金融機関や鉄道事業者といった民間企業や各種団体など842カ所も参加する。Jアラートによる緊急地震速報を配信。行動訓練に使用する。
2018/10/30
-
葛西優香の23区防災ぶらり散歩
第6回【文京区】住民の主体性の醸成を図るために行政ができることとは?(上)
文京区は、人口22万9人(2018年9月1日現在)、大学などの教育機関や医療機関が数多くあるとともに、地下鉄網等も整備されている大変利便性が高いまち。また、江戸の文化を偲ばせる下町風情が残っている一方で、多くの方が賑わうレジャー施設があるなど、様々なまちの表情と落ち着いた雰囲気を併せ持つ住み心地の良いまちです。
2018/10/29
-
東京都、一斉帰宅抑制へ企業認定制度紹介
リスク対策.comは23日、「新・帰宅困難者対策 本当に社員の帰宅を抑制できますか!?」と題した講演会を東京都千代田区の全国町村会館で開催。東京都総務局総合防災部防災管理課統括課長代理である澤田徹氏が「帰宅困難者対策の東京都の取り組み」と題し、新たに始めた「東京都一斉帰宅抑制推進企業認定制度」などについて説明した。
2018/10/29
-
安心、それが最大の敵だ
最も<古くて・新しい大学>筑波大学~その創成する精神、IMAGINE THE FUTURE~
「本学は二つの金メダル獲得を目指しています。一つはノーベル賞のそれ、もう一つはオリンピックのそれです」、「本学は国内外に<開かれた大学>を積極的に進めています。世界のトップレベルの研究者でUniversity of Tsukubaを知らない人はいないと思います」。
2018/10/29
-
多拠点企業の危機管理をクラウドで
企業のリスクマネジメントを管理するITツール「ERM(Enterprise Risk Management)」の開発を手掛けるGRCS(ジー・アール・シー・エス)は22日、全社リスクマネジメントに特化したクラウドアプリケーション「エンタープライズリスクMT」を2019年1月から提供開始すると発表した。本提供を前に現在トライアルユーザー企業を募集している。
2018/10/26
-
個人情報を知られずサービス享受可能に
「無意味化」技術により機密性の高いデータを安全に管理する独自サービスを提供するZenmuTech(ゼンムテック)と国立研究開発法人・産業技術総合研究所(産総研)はこのほど、データを無意味化したまま演算処理できる「秘匿計算技術」の実用化に向けた共同開発を始めたと発表した。
2018/10/26
-
アウトドア防災ガイド あんどうりすの『防災・減災りす便り』
昭島市に学ぶ。2週間であなたの街の防災力を格段にあげる方法
空が青く遠くまで広がっていく秋晴れが続いていて嬉しい日々ですが、みなさまはいかがお過ごしでしょうか? 今回のタイトル、なんだか、ダイエットの成功事例のCMみたいですよね!でも、防災力アップが2週間でできたのは本当なのです。みなさんの地域にもおすすめしたいので、東京都昭島市の成功事例を聞いてください。
2018/10/26
-
南海、駅全焼や関空連絡橋破損から復旧
南海電気鉄道は大阪市の難波から関西国際空港を特急「ラピート」により最速34分で結ぶほか、大阪府南部から和歌山県にかけての重要な交通機関となっている。9月4日に襲来した台風21号では関空連絡橋の破損に加え、尾崎駅が全焼するという思いもよらない被害も発生した。
2018/10/26
-
超スマート社会の災害対応を考える産官学連携WS(ワークショップ) with UDC(※参加無料/限定60名)
2018/10/26
-
AIブームとリスクのあれこれ
第5回:ハローワークに並ぶのは人間、それともロボット?
米国のSF作家アイザック・アシモフは、SF小説の中でロボットが従わなければならない3つの原則を定めました。それが「ロボット3原則」です。次のように人間に対する安全性、人間の命令への服従、自己防衛を柱としています。
2018/10/25
-
大災害は国が積極関与、水害情報改善へ
山本順三・防災担当大臣は23日、内閣府で報道陣のグループインタビューに応じ、災害対応について地方自治体を国が支援するなど積極的に関与し、自治体と一体であたる方針を示した。また台風や大雨の際、避難につながるような情報伝達に努めていくほか、ハード面も充実させる国土強靭化にも意欲を示した。
2018/10/24
-
ヤフー、指紋認証でスマホログイン
ヤフーは23日、指紋など生体認証を用いたAndroidスマートフォンからのログインを可能にしたと発表した。スマホブラウザからのログインの際はパスワードを不要とし、リスト型攻撃の防止を図る。
2018/10/23
-
安心、それが最大の敵だ
幕末群像~開明派の苦闘、江川太郎左衛門、ジョン万次郎、大鳥圭介~
本年は明治維新から150年。日本を震撼させたペリー率いるアメリカ東インド艦隊は、再来訪を予告して引上げたが、再びその威圧的姿を現したのは、幕府の予想より早く嘉永7年(1854)正月のことであった。ここに激動の幕末が幕を開ける。安政と年号が改まるのはこの年11月である。対応に苦慮した幕府首脳は、韮山代官・江川太郎左衛門英龍(ひでたつ)にアメリカ側と交渉して侵入を阻止するように命じた。老中・阿部正弘を首班とする幕閣は開明派江川の才覚に期待して彼を勘定吟味役格に任じ、対米交渉に参画させた。江川はひそかに「切り札」を用意していた。
2018/10/22
-
直言居士-ちょくげんこじ
つながり支援や企業連携で災害対策強化
災害やテロなど有事に友人に無事を知らせるほか、支援の提供を申し出たり受けたりできるフェイスブックの機能である「災害支援ハブ」。安否確認については世界で1400回以上起動し、2017年11月時点で累計約30億人が利用した。日本でもここ2年で19回発動しているという。この機能ができたきっかけは2011年の東日本大震災だった。フェイスブック ジャパン代表取締役の長谷川晋氏に災害への取り組みを聞いた。
2018/10/19
-
ペットライフセーバーズ:助かる命を助けるために
ペットも被災者であることを忘れてはいけない
過去の災害では、ペットがいるため避難上に入ることを避難所運営関係者により拒否されてしまい、ペットと一緒に過ごすために避難所の駐車場で、車中避難をしながら避難生活を送っていた熊本市西区の女性(51)が、エコノミークラス症候群(急性肺血栓塞栓症)で死亡したケースがあった。
2018/10/18
-
女芸人赤プルの「防災は片付けから始めよう!」
地域防災や国交省の会議に参加しました!
なんとついに、近所の地域防災に関わらせてもらうことになりました!以前から地域防災に興味があったんです!いくら世間に向けて防災だと叫んだところで、一番大事なところは足下ですからね。自分の身を守れてこそが自助であり、そこで初めて共助ができるというもの!
2018/10/18
-
個人情報保護へチーム設置し設定容易に
フェイスブック ジャパンは17日、東京都港区の同社でプライバシー保護の取り組みに関する説明会を開催した。9月に明らかになった大規模な個人情報の流出などをふまえ、現在の個人情報保護の取り組みや姿勢をフェイスブックのプライバシー部門副責任者であるロブ・シャーマン氏がビデオ通話により説明。専門チーム設置のほか、広告表示やプライバシーに関する設定をユーザーが行いやすいようにしたことなどが話された。
2018/10/17
-
海外のレジリエンス調査研究ナナメ読み!
第58回:BCPを発動した結果に着目したアンケート調査
BCMへの取組状況やBCPを作成したかどうかなどを調査した報告書はこれまで多数見てきたが、BCPを発動した後に関するアンケート調査はあまり多くないように思う。本稿ではそのような調査結果の一例として、BCMを中心とした情報サイト「Continuity Central」(https://www.continuitycentral.com/)が実施したアンケート調査の結果を紹介する。
2018/10/16
-
防災推進国民大会、地区防災計画など紹介
内閣府は13~14日にかけて「ぼうさいこくたい2018」こと今年の防災推進国民大会を東京都江東区の東京ビッグサイトと東京臨海広域防災公園「そなエリア」で開催した。今年は東京都の「防災展2018」と同時開催。2日に就任した山本順三・防災担当大臣や東京都の小池百合子知事も出席。展示や地区防災計画紹介などのセッションが開催された。
2018/10/15
-
安心、それが最大の敵だ
敗戦国日本を襲った大地震・福井地震から70年~震度7(激震)が加わった日~
東京都千代田区平河町という都心にすっくと立つ日本都市センター会館。その8階に防災専門図書館がある。「防災・災害に関する唯一の専門図書館」をかかげる同図書館は、1956年に開設、蔵書約16万冊を誇る。災害関連の貴重な古文書も少なくない。(公社)全国市有物件災害共済会が運営し、年間約1700人の来館がある。
2018/10/15
-
アウトドア防災ガイド あんどうりすの『防災・減災りす便り』
台風や豪雨で2週間水没。東京でも大水害は必ず起こる
先日、連続して水害からの避難のワークショップを実施しました。これだけ、台風や水害が各地で起こっている昨今です。水害について対策をとらないなんてありえない、そんな想いがじわじわ広がっているのを感じます。 でも、その反面、「隣の街は被害にあったけど、やっぱりうちは大丈夫だった!」「山に守られている!」「東京は台風に強い」と、対策ではない安全信仰を深めている人が地域で逆に増えたなんていうお話も伝わってきます。みなさんのまわりの方はどちらのタイプでしょうか?
2018/10/12