地域防災や国交省の会議に参加しました!
いろんなところに飛び込み、学んでます

赤プル
茨城県常総市出身。2003年女性ピン芸人としてデビュー。エンタの神様、爆笑レッドカーペットなどの番組で、茨城の自虐ネタで注目を集める。2011年先輩芸人、元 坂道コロコロの松丘慎吾と結婚。2014年「チャイム」という夫婦コンビを組み、浅草漫才協会に所属。茨城大使・常総市ふるさと大使。整理収納アドバイザー。防災士。著書「おめえら、いつまでも調子に乗ってんじゃねーかんな」。
2018/10/18
女芸人赤プルの「防災は片付けから始めよう!」
赤プル
茨城県常総市出身。2003年女性ピン芸人としてデビュー。エンタの神様、爆笑レッドカーペットなどの番組で、茨城の自虐ネタで注目を集める。2011年先輩芸人、元 坂道コロコロの松丘慎吾と結婚。2014年「チャイム」という夫婦コンビを組み、浅草漫才協会に所属。茨城大使・常総市ふるさと大使。整理収納アドバイザー。防災士。著書「おめえら、いつまでも調子に乗ってんじゃねーかんな」。
なんとついに、近所の地域防災に関わらせてもらうことになりました!
以前から地域防災に興味があったんです!
■TEAM防災ジャパンの筆者寄稿
https://bosaijapan.jp/people/%e8%b5%a4%e3%83%97%e3%83%ab%ef%bc%88%e3%81%82%e3%81%8b%e3%81%b7%e3%82%8b%ef%bc%89/
いくら世間に向けて防災だと叫んだところで、一番大事なところは足下ですからね。自分の身を守れてこそが自助であり、そこで初めて共助ができるというもの!
自分の身を守れなかったら全く意味がない!そして一番身近な共助は、マンションであったり、地域であったり、自分が住んでいるところですから。時間帯によっては仕事している場所も視野に入れておかないとです。
今回、なぜ地域防災に関われるできるようになったかというと、近所に住む地域の活動を熱心にしているお友達からの講演依頼だったんです。そこでぜひ、話し合いから参加したいと地域の自主防災組織の会議に飛び込ませてもらうことにしました。
そこで見えてきたものは…、自分たちの手でやり遂げようとする責任感の本音のぶつかり合い。当たり前だけど、プロがいない!自治会の防災部の方を中心に、手作りで、一から作っていかなければならない。
なんだかすごいとこに飛び込んでしまったなぁと心配の念も起こりましたが、それだけに勉強になるし、やりがいがあるなぁと感じました。
まだまだ進行中ですが、また結果報告もさせてもらいたいと思います!
そんな地域防災への一歩を踏み出した時、ちょうど「ぼうさいこくたい2018」や「みんなのアレルギーEXPO2018」といったイベントがあり、今後直面するであろう悩みや、疑問が一気に解決することができました!すごいタイミングに感動ししました。
ぼうさいこくたいでは、TEAM防災ジャパンのオフラインミーティングに参加。地域防災がテーマの座談会に混ぜていただきました!地域防災の高齢化と、仕事を持っている方がどのように関わって行くかということがテーマになりました。
参加されていた方の中には、ラジオやテレビ業界の方もいらしたので、災害が起こったらすぐに仕事場や災害現場に駆けつけなければなりません。普段地域防災の取り組みをしているけれど、いざという時にいられない。実際に参加された方の中に、この問題を解決された方がいました!
その方は、企業でお仕事されてる女性。発災したら会社に駆けつけなければなりません!それでもやはり、ご家族で住まわれてる地域の防災がどうなっているのか、最初は見学したいと思い参加させれたそうです。
そこで話をする中で、意見を求められるようになり、一緒に地域防災(避難訓練や避難所開設訓練)を作り上げ、3年経った今、そこにご自身がいなくても地域の方が皆さんでできるようになったのだとか。
「最初は、見学に来て口を出す変な人だったと思います」ともおっしゃってました。そうやって関わって行くことは勇気がいることだけど、それが地域貢献になり、自分が安心して暮らせる地域防災→まちづくりにもつながって行くのだなぁと思いました!
アレルギーEXPOではHUGという避難所運営ゲームも体験しました。防災の学びを続けて行くと、色々な方と知り合い、色々な機会をいただきます先日は、常総市でのマイタイムラインをうくろうのイベントでお世話になった、下館河川事務所の元所長・里村さんにお声掛け頂き、なんと国土交通省に行かせてもらいました!
■里村さん登場の「水害から逃げろ!マイタイムラインを作ろう!」
http://www.risktaisaku.com/articles/-/7186
若手幹部の皆さんとの意見交換会でした。どうしてお笑い芸人の私が防災に携わるようになったのか、携わってみて感じてるいることなどをお話しさせて頂きました。
また、率直にホームページが見づらいといったことや、VR(仮想現実)ソフトを作ってほしいなどということを申し上げたところ、その数日後に、なんと常総市の水害のVRが作成されていたことを知りました。
■茨城)VR常総水害を体感 国交省がソフト開発(朝日新聞デジタル)
https://www.asahi.com/articles/ASL9D6WR3L9DUJHB00Y.html
実際に起こった水害のVRなので、少し怖いという気持ちもありましたが、忘れないために、また今後の対策のために重要なものだと思います。是非皆さんなもみて欲しいです。
さて、緊張感もだいぶあったので、終わってからの懇親会でのお話がとても楽しくためになりました。
さて、「避難所に行ったのに、何も起きなかった!来て損をした!」という感覚を払拭したいという話(以前静岡放送さんでもしました)を紹介します。
■静岡放送ラジオ出演はこちら「備蓄サービスとシェルターに感動!」
http://www.risktaisaku.com/articles/-/9703
国交省の皆様との話では、例えば豪雨が来るとなった時、「今日はカラオケ大会だね!」と言って、避難という意識を持たずに、自然と近所の避難所へ行けるようなシステムを作るといいのではというようなアイデアも出ました。道の駅が今後、防災拠点になっていくというお話もあったので、魅力度ランキング47位の茨城県で、防災拠点から魅力発信できたらいいなぁとも思ってます。
きっと発想でまた取り組み方が変わってくるかな?!
これからも楽しんで防災を続けていきたいと思ってます!
(了)
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