2018/10/15
防災・危機管理ニュース
内閣府は13~14日にかけて「ぼうさいこくたい2018」こと今年の防災推進国民大会を東京都江東区の東京ビッグサイトと東京臨海広域防災公園「そなエリア」で開催した。今年は東京都の「防災展2018」と同時開催。2日に就任した山本順三・防災担当大臣や東京都の小池百合子知事も出席。展示や地区防災計画紹介などのセッションが開催された。
13日のビッグサイトでのオープニングセッションで愛媛県出身の山本担当相は、今年起こった一連の災害の中で平成30年7月豪雨について「厳しい状況の後、復興にあたった被災者の苦労と取り組みを目の当たりにした」と振り返った。そして「防災・減災に向けできる限りのことをしなければならない。政府一丸となり国民の生命・財産を守るため、教訓をふまえ対策を見直し、国土強靭化に取り組む」と語った。自助・共助の重要性にも触れ、「経験を共有し、準備を進め減災に結び付けたい」とした。
山本担当相はそなエリアを視察後に取材に応じ、「被災を経験していない人がなかなかその怖さを学べる機会がない。災害にどんな対策を立て対応するかは学習が大事になる」と述べ、災害への理解を深める「ぼうさいこくたい」の意義を説明。「官民連携を進め、自助・共助・公助の理解を深めたい」とした。
小池知事は首都直下地震が30年以内に起こる可能性が70%とされていることなどに触れ、「無電柱化や不燃化などハード面のほか、ソフト面でも取り組みが必要」と述べ、都が出している防災ガイドの「東京防災」や女性向けの「東京くらし防災」のほか「東京都防災アプリ」をPR。9月に発表した都の防災政策の総点検と今後の取り組みについて「(水害対策で有効な)タイムラインについて区市町村とも連携を進める。『備えよ常に』の精神で今後も取り組んでいく」と説明した。
防災・危機管理ニュースの他の記事
おすすめ記事
-
リスク対策.PROライト会員用ダウンロードページ
リスク対策.PROライト会員はこちらのページから最新号をダウンロードできます。
2026/08/05
-
中澤・木村が斬る!今週のニュース解説
毎週火曜日(平日のみ)朝9時~、リスク対策.com編集長 中澤幸介と兵庫県立大学教授 木村玲欧氏(心理学・危機管理学)が今週注目のニュースを短く、わかりやすく解説します。
2026/08/04
-
-
-
-
令和8年熊本地震 猛暑の被災地で熱中症を避ける
最大震度7を記録した令和8年熊本地震。熊本県内では400超の避難所が開設され、約9千人が避難している(29日時点)。真夏の避難生活は、熱中症の危険性を確実に高める。しかもこれからは、猛暑・酷暑下での復旧活動が本格化し、多くの人々が被災地で活動する。現地で熱中症をどう防いだらいいか。熱中症と災害医療に詳しい、さいたま赤十字病院高度救命救急センターの席 望医師に対策を聞いた。
2026/07/30
-
令和8年熊本地震 広がるデマ、どう見分ける?SNSとの向き合い方
28日に発生した最大震度7を記録した熊本地震では、早くも豪華寝台列車「ななつ星」が脱線したなどのデマ情報が広く拡散された。災害のたびに、広くSNSで拡散される情報にどう向き合えばいいか。デジタル空間の情報分析を専門とする Japan Nexus Intelligence の竜口七彩氏に聞いた。
2026/07/29
-
-
事例研究で有事に備え、組織の体質改善で形骸化を防ぐ
組織レジリエンスの強化やサイバーセキュリティーの向上、サプライチェーンの強靭化など、危機管理やリスク管理担当者が関与する領域は年々拡大している。変化する社会状況にあわせ、担当者はどのように学び、備え、対応することが求められるのか。森総合研究所代表の森健さんは、自治体と企業で危機管理担当者としての経験を積み、現在はコンサルタントとして、企業や団体の危機管理の支援を手がけている。自身の経験を踏まえ、危機管理の担当者にどうアドバイスしているのか、話を聞いた。
2026/07/27
-






※スパム投稿防止のためコメントは編集部の承認制となっておりますが、いただいたコメントは原則、すべて掲載いたします。
※個人情報は入力しないようご注意ください。
» パスワードをお忘れの方