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危機管理担当者が最低限知っておきたい気象の知識
防災気象情報の非公開性と間接性
今回の記事では俯瞰(ふかん)的な視点から、日本の防災気象情報が抱える「非公開性」と「間接性」という問題点について指摘したいと思います
2021/01/15
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危機管理担当者が最低限知っておきたい気象の知識
中小河川の水害リスクをどう調べるか?
皆さんは「ハザードマップの空白地域」という表現を耳にされたことはありますか? これは、水害のリスクがあるものの、何らかの事情で浸水想定が作成されずに空白となってしまっている部分のことを示す言葉です。
2020/12/14
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危機管理担当者が最低限知っておきたい気象の知識
氾濫危険水位と水害
2020/11/13
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危機管理担当者が最低限知っておきたい気象の知識
河川関係の情報をタイムラインに組み込む際の注意点
河川洪水への対応としてタイムラインの考え方を検討・導入されている事業者の方も多いと思いますが、防災対応のトリガーとする際に特に注意しておかなければならない情報があります。それは、大規模河川や一部の中規模河川に対して発表される「指定河川洪水予報」(以下、「洪水予報」と表記)です。今回の記事では、河川によってリードタイムは異なるという点とリードタイムの調べ方を中心に解説していきます。
2020/10/13
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九州西方海域で水蒸気観測へ=線状降水帯の予測精度向上―梅雨期に船上で・気象庁
2020/09/25
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乾燥空気の流入、予測不十分=台風10号の予報検証―気象庁
2020/09/16
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危機管理担当者が最低限知っておきたい気象の知識
大雨警戒レベルの実践的な覚え方
2019年から防災情報や気象情報などのレベル化が開始され、運用開始から1年以上が経過しています。しかし、漢字が多く使われた情報名が並んでいたり、似たような情報の名称が並んでいたりして、まだまだ分かりづらさを感じられてはいないでしょうか? 今回の記事では、大雨警戒レベルの実践的な覚え方の例として、河川の洪水と土砂災害に関することを取り上げます。それぞれの災害が発生するに至る過程を書き出し、さらに情報を当てはめていくという方法についてご紹介していきたいと思います。
2020/09/15
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危機管理担当者が最低限知っておきたい気象の知識
台風による危険な雨と予測情報の使い方
台風に伴う雨雲がかかり続けた場合、降り始めからの雨量が大きくなり、さまざまな災害が発生します。そうした雨雲が気象レーダーでどのように見えるかを手始めに、台風関連の予測情報を通じて把握したいポイントや実況監視の重要性についてまとめていきます。
2020/08/17
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危機管理担当者が最低限知っておきたい気象の知識
線状降水帯だけではない危険な雨の見分け方
災害を引き起こしかねない大雨は線状降水帯だけによるわけではありません。何もないところから急に雷雲が発達するタイプの大雨(いわゆるゲリラ豪雨)も時として、浸水被害や土砂災害などをもたらす大きな要因となります。今回の記事では突発的な大雨の例やその防災対策について考えていきましょう。
2020/07/30
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危機管理担当者が最低限知っておきたい気象の知識
線状降水帯で危険となる場所の見分け方
今回の記事では、線状降水帯と災害の関係性や線状降水帯で危険となる場所の見分け方、線状降水帯の監視方法などについて述べていきたいと思います。
2020/07/13
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危機管理担当者が最低限知っておきたい気象の知識
注警報の情報からこの先起こることを知る方法
台風や豪雨の際には、「この先何が見込まれるのか」という見通しを持って対応したいものです。そうした今後の展開シナリオを組み立てる際のいわば「材料」として役立つツールの一つが、注意報や警報に関する情報です。今回の記事では注意報や警報の読み取り方を確認していきましょう。
2020/06/30
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危機管理担当者が最低限知っておきたい気象の知識
「多いところで○ミリの雨」という気象情報をどう読むか?
台風や豪雨などが見込まれる際に気象情報の中で頻繁に現れるのが、「○○地方の多いところで○○ミリ」というフレーズです。こうした情報を入手されたとき、「自分の関係する地域はその『多いところ』に該当するだろうか?」という戸惑いを感じませんか? 今回は、この「多いところで」という謎かけのようなフレーズをどう読み解くかがテーマです。簡単に入手できる情報を利用して「多いところで」に該当する地域を推測する方法をご紹介していきます。
2020/06/11
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危機管理担当者が最低限知っておきたい気象の知識
「気象情報」をご存じですか?
この先の天気予報で雨マークが付いていたとします。その雨が災害をもたらすような雨なのか、それとも普段と同じような雨なのか、さてどうやって判別をしたらよいでしょうか? そういったときの判断根拠の一つとなるのが、気象庁が発表する「気象情報」という情報です。「気象情報」は、先手を打って防災対応を行う際に役立つ情報ですので、今回はこの情報の使い方を詳しくご紹介します。
2020/05/25
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危機管理担当者が最低限知っておきたい気象の知識
出水期前に覚えておきたい「まれな雨量」
ある地域にとってまれな雨量であればあるほど、治水施設などの能力を超えて災害が発生します。ところで皆さんは、お住まいの地域でまれといわれる雨量をご存じですか? 例えば数十年に一度といったレベルの雨量です。今回の記事では「まれな雨量」を切り口に、気象情報から危険を読み解く方法をお伝えします。まれな雨量を覚えておくメリットをまとめた上で、自治体単位でのそうした雨量の調べ方や、豪雨発生時の雨量の確認方法をご紹介していきます。
2020/04/30
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危機管理担当者が最低限知っておきたい気象の知識
内水氾濫の手がかりを探せ
「西日本から東日本では13日にかけて、東北では13日から14日にかけて、局地的に雷を伴った非常に激しい雨や激しい雨が降り、大雨となる所がありそうだ」。この一文を読んで、皆さんは内水氾濫の危険性が高くなるのではとイメージできますか? 手がかりは「非常に激しい雨」や「激しい雨」という気象用語に隠れています。 今回の記事は、内水氾濫の可能性を気象情報から読み解ることがテーマです。そもそも「内水氾濫とは?」からはじめ、どういった場所のリスクが高いか、どのような情報が手掛かりになるかについて順に見ていきましょう。
2020/04/16
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危機管理担当者が最低限知っておきたい気象の知識
ハザードマップは浸水深だけを見るものではない
大雨によって河川があふれ、浸水が発生することを私たちは知っています。しかし、具体的にどういった量の大雨になったら川があふれ、洪水の危険性が高まるのでしょうか? またその時何が起こり得るのでしょうか? この2つの問いを解く手がかりこそ「浸水想定区域図」です。
2020/04/03