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海外のレジリエンス調査研究ナナメ読み!
第159回:英米のビジネスリーダーは直近のリスクをどのように認識しているのか
今回紹介する報告書は、英国および米国の企業の上級管理職1000人を対象に行った、コロナパンデミック後のリスクに関するアンケート調査をまとめたもの。「テクノロジー」「ビジネス」「政治・経済」「環境」の4つのカテゴリーに分類された、さまざまなリスクへの懸念度と対応状況などがまとめられている。
2021/09/28
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企業をむしばむリスクとその対策
問題の要因を分析した上で解決策を講じる
A社は創業以来、右肩上がりに業績が成長している企業です。成長を続けている企業だけに、社員は全員多忙を極めています。最近、A社では顧客との間でトラブルが頻発するようになりました。A社では、顧客対応に関するマニュアルが整備されていましたが、業務内容の増加や使用するシステムの進化に伴い、そのマニュアルの数が増加していったのでした。社員はマニュアルの存在は分かっていましたが、「時間がない」「該当部分を探すのが面倒」といった理由で確認しないままに業務を行い、その結果、トラブルが発生していました。
2021/09/27
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東日本大震災から10年~新たな公衆衛生活動の歩みと課題~(その2)
国立研究開発法人防災科学技術研究所理事長の林春男氏と、関西大学社会安全センターセンター長の河田惠昭氏が代表を務める防災研究会「Joint Seminar減災」(事務局:兵庫県立大学環境人間学部教授 木村玲欧氏)の2021年第2回研究会が7月16日に開催され、関西大学社会安全学部教授の高鳥毛敏雄氏と同学部教授の一井康二氏がそれぞれ講演した。シリーズで講演内容を紹介していく。
2021/09/24
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防災とピクトグラム
触って識別できる触覚記号「点字」
視覚障害者はその障害によって行動や行為が制限され、日常生活や社会生活に不自由が生じます。そのうちの一つは「文字の読み書きが困難になること」です。そのため視覚障害者の情報入手の方法として、電子ルーペや拡大読書器などの支援機器から文字を拡大して情報(視覚情報)を得ています。
2021/09/23
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待ったなし!マルチハザードBCPの探求
原因事象か結果事象かにこだわらず大局的視点で見る
近年はリスクの種類によらず結果事象ベースでBCPを組み立てることの重要性が指摘されています。しかしハザードには"因果性のジレンマ"があり、例えば「停電」は災害の結果事象であると同時に「PCが使えない」ことの原因事象でもあります。また防災・減災対策を講じる際には、リスクの特性を知るためにどうしても原因事象に遡らなくてはなりません。原因事象と結果事象を区別しない緊急対応プランのつくり方を解説します。
2021/09/22
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100人分調理できるシンプルで頑丈なかまど
アウトドアストーブ「tab.缶ストーブSE」などを製造販売する田中文金属は、オリジナルブランド「tab.(タブ)」から、避難所等で活躍する「tab.炊き出しかまどセット」を販売する。アウトドアストーブの製造開発ノウハウをもとに、耐久性や使いやすさ、燃焼効率などを考えて開発したもの。国内で自社生産し、直営のWEBショップのみで販売することで、流通コストを抑え、地域コミュニティでも導入しやすい価格帯で提供する。
2021/09/21
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海外のレジリエンス調査研究ナナメ読み!
第158回:英国政府による国家レベルのリスクアセスメント
今回紹介するのは英国内閣府によるNational Risk Registerの2020年版。2019年に行われた国家レベルでのセキュリティリスクアセスメントの結果に基づいていることから、新型コロナウイルスの影響は考慮されていないようであるが、パンデミックが最も上にプロットされており、パンデミックが発生した場合の影響が非常に大きいと評価されていたことが分かる。
2021/09/21
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サステナブル時代における企業のBCP対策
昭電とリスク対策.comは8月31日、オンラインセミナー『サステナブル時代における企業のBCP対策』を開催した。雷害対策、地震対策、水害対策の三つの自然災害への対応に加え、コロナ禍で一気に加速したデジタル化で重要性が増しているセキュリティ対策を加えた四つのリスクへの対応について、有識者が対策のポイントを解説するとともに、昭電が具体的なソリューションの提案を行った。
2021/09/21
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従業員のワクチン接種状況を把握していますか?
新型コロナウイルスのワクチン接種をめぐり、従業員の接種状況を企業として把握するか、しないかで企業の対応が分かれているようです。あなたの会社では、従業員のワクチン接種の状況を会社として把握していますか?
2021/09/21
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お笑い芸人赤プル、会いたい防災士さんに会いに行く!
楽しみながらいっしょに取り組む防災仲間の輪
今回会ってきた防災士さんは「トミー」こと今宮智未さん、そして「ヨッシー」こと杉谷佳美さんです。私の防災士活動の初期からご一緒させていただいているお2人で、防災の楽しさを教えていただいた方々です。あらためてお話をうかがい、しみじみ感じたのは仲間の大切さ。会社の防災担当の方々も、ぜひ仲間と一緒に楽しんで活動してほしい。そのための協力は惜しみませんので、お気軽にお声がけくださいね。
2021/09/20
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美味しく備えるレシピ
今夜のおつまみにぴったり!豆腐レシピ
みなさんこんにちは! 今回は備蓄してある食品を組み合わせて、今夜のおかずやおつまみにぴったりのレシピを1分でつくりたいと思います! 火や包丁を使わずに簡単にできるので、ぜひつくってみてください。
2021/09/17
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組織の生産性を上げるエンタープライズ・リスクコミュニケーション
リスクコミュニケーションの弊害になるセクショナリズムの解決を
今回は、多くの企業が抱える共通の問題の一つであるこの縦割り組織(セクショナリズム)のリスクココミュニケーション上の弊害とその解決策について述べたいと思います。
2021/09/17
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気象情報をフル活用し危機予測 拠点連携で被害を防ぐ
国内宅配シェアNo.1のヤマト運輸を中心とするヤマトグループは、2016 年にBCPを策定しました。全国を網羅する物流ネットワークを維持するため、誰にでもアクセスできる公開情報を活用して災害に備えるとともに、毎年の訓練とBCPの見直しで浸透と強化を図っています。一連の取り組みと成果を紹介します。
2021/09/17
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危機管理カンファレンス2021秋 DAY2
2021/09/17
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危機管理カンファレンス2021秋 DAY1
2021/09/17
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デジタルリスクの地平線 ― 国際的・業際的企業コミュニティの最前線
第13回 AIもヒトも調子を見る
さまざまな領域で活用が始まっている人工知能(AI)。サイバーセキュリティー分野では、リスクにもなり、武器にもなります。今まさに対策が必要なタイミングです。同じようにヒトの脆弱性についてもまったなしの対応が必要です。
2021/09/16
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病の歴史から考えるコロナ対策と危機管理
10月の危機管理・BCPセミナーは19日16時から「病の歴史から考えるコロナ対策と危機管理」をテーマに開催します。特別講師として奈良女子大学生活環境学部の鈴木則子教授をお迎えし、感染症の歴史から病気と社会との関わりをひも解きます。
2021/09/16
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警視庁、都内中小企業向けに実践型サイバーセキュリティセミナー
警視庁サイバーセキュリティ対策本部は10月28日から、東京都内の中小企業を対象とした実践型のオンラインサイバーセキュリティ―セミナーを開催する。パソコン乗っ取りのデモのほか、攻撃を受けたときの対処方法などを解説する。
2021/09/16
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脳・心臓疾患の労災認定基準を20年ぶり改正
厚生労働省は9月14日、脳・心臓疾患の労災認定基準を改正した。前回の改正から約20年が経過する中で、働き方の多様化や職場環境の変化が生じていることから、最新の医学的知見を踏まえて、厚生労働省の「脳・心臓疾患の労災認定の基準に関する専門検討会」において検証などを行い、令和3年7月16日に報告書が取りまとめられた。
2021/09/16
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電力使わずに冷却できる布とフィルム
大阪ガスは、地球上の熱が宇宙に放出されて地表が冷える「放射冷却」の現象を応用した、シート状の放射冷却素材「SPACECOOL」を展開する。日射を受けても周囲より温度低下することを特徴とし、電力を使わずに冷却できることから、暑熱問題の改善や温室効果ガスの排出抑制、環境性向上に貢献する。直射日光が当たった状態で、同素材の表面温度が外気温より最大約6度低くなるという。
2021/09/15
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福祉と防災
地域防災の担い手として期待される介護職員と保育士
高齢者や障がい者、子どもの生活を日常的に支える介護職員と保育士を合わせると、消防団員の4.6倍にも及びます。女性が多く、かつ、職住近接で働くそのマンパワーをうまく活用できれば、地域防災力は劇的に向上するのではないでしょうか。福祉の現場が防災に取り組む意義と今後目指すべき方向を解説します。
2021/09/15
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東日本大震災から10年~新たな公衆衛生活動の歩みと課題~(その1)
国立研究開発法人防災科学技術研究所理事長の林春男氏と、関西大学社会安全センターセンター長の河田惠昭氏が代表を務める防災研究会「Joint Seminar減災」(事務局:兵庫県立大学環境人間学部教授 木村玲欧氏)の2021年第2回研究会が7月16日に開催され、関西大学社会安全学部教授の高鳥毛敏雄氏と同学部教授の一井康二氏がそれぞれ講演した。シリーズで講演内容を紹介していく。
2021/09/15
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海外のレジリエンス調査研究ナナメ読み!
第157回:サプライヤーを狙って侵入するサイバー攻撃の最新動向
欧州サイバーセキュリティー機関によるサプライチェーンからのサイバー攻撃に関する報告書。2020年1月から2021年7月上旬までに発生したサプライチェーン攻撃を対象として、調査分析された結果がまとめられている。サプライチェーン攻撃の事例が24件掲載されている。
2021/09/14
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西日本豪雨で実感した連携不足 BCP策定し意思統一
東広島市を基盤に48路線を運行する芸陽バスは、西日本豪雨の被災経験からBCPを策定。組織体制の遅れで連携不足が顕在化した教訓を生かし、部署・個人に蓄積されている知恵をドキュメント化して共有する取り組みを進めています。被害状況と路線条件に応じてリソースの優先配置を采配するノウハウを「災害時路線維持計画」にまとめるなど、成果を積み重ねるなかで社員の意識が変化、組織の活性化につながっています。
2021/09/14
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中小企業をめぐるサイバー情勢と対策
あなたの会社のホームページがフィッシングサイトに使われる?
東京2020大会は終わりましたが、期間中、競技のライブ配信を装ったフィッシングサイトが複数発見されたほか、セキュリティー対策が不十分な企業のホームページが乗っ取られ、フィッシングサイトに使用される手口も確認されました。
2021/09/13