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豪雨災害の慢性化を許すな
梅雨末期の豪雨災害は今年で5年連続、加えて台風被害も年々増大、気象の激甚化はもはや確実です。災害の慢性化を防ぐために、いまなすべきことは――。月刊BCPリーダーズ8月号は、昨年7月に九州地方を襲った「令和2年7月豪雨」の対応を、熊本県内7市町村長と熊本県知事にインタビュー。自治体トップの言葉から、地域防災のこれからを考えます。
2021/08/02
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英国のサイバーセキュリティー
英国のサプライチェーン・サイバーセキュリティー対策
英国はサプライチェーン・サイバーセキュリティの脅威に対して、4つの重要な段階における対策を講じています。第1に、サプライチェーンの情報を収集し、リスクを理解する。第2に、サプライチェーンリスクの管理方法を確立し、維持する。第3に、リスク管理方法の精査を徹底するため、これらの方策をチェックする。最後に、変化するサプライチェーンの課題に対応するため、継続的に改善を行い、つねにセキュリティ管理の最善策を模索する。この方策を反映する具体的な取り組みについて説明していきます。
2021/08/02
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サイバー攻撃対応BCPの必要性と最低限おさえておきたい対策
9月7日(火)15時から、サイバー攻撃への対応に関する勉強会を開催します。参加費は無料です。是非ご参加ください。
2021/08/02
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5割近くの組織がリスクの種類や影響について十分想定できていない
リスク対策.comが実施した企業の事業継続の取り組みに関するアンケート調査結果からの報告第3弾(これまでの調査結果はこちら)。東日本大震災から10年がたちBCPは定着してきたか、実効性は伴っているかを把握するために行った調査で、今回は企業が「BCPで対象としているリスクの種類やそれによる被災想定について、十分と考えているか」を分析した。結果、5 割近くの企業が十分とは考えていないことが明らかとなった。
2021/08/02
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世界のリスクマネジメントの潮流
新たに企業が直面するリスクと管理体制に関する考察
効率的な企業活動を実現するために仕事の一部をアウトソーシングすることが日常化しているし、その量もアウトソース先も多様化、複雑化している。当然、企業活動と言えば、こうしたアウトソース先の行動を含めて捉えることが当たり前になっている。事業継続計画といった社内的な管理ではもちろんのこと、環境対策、人権対応などの企業の社会的な責任に関しても、企業のバリューチェーンの一部として含まれている。取引先など、いわゆるサードパーティーを対象としたリスク管理は、全社的なリスク管理においても重要性を増している。
2021/07/31
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非IT部門も知っておきたいサイバー攻撃の最新動向と企業の経営リスク
平時の今こそ
新しいIT機器をネットワークに接続してものの数分で、最初のサイバー攻撃を受けてしまう現状。今回は、平時の今こそ取り組める、有事に向けた取り組みについて考えていきたい。
2021/07/30
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サステナブル時代における企業のBCP対策
2021/07/30
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簡単・安価なWi-Fi回線冗長化ソリューション
産業用のネットワーク・映像機器を開発するハイテクインターは、Wi-Fiを利用した映像伝送システムの課題であるDFS障害や電波干渉などによる「通信断」の発生に対応する、異なる帯域でのWi-Fi回線冗長化ソリューションを販売する。5ギガヘルツと2.4ギガヘルツの組み合わせによるもので、異なる帯域を組み合わせたソリューションは業界でも初めてという。
2021/07/30
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企業をむしばむリスクとその対策
フェーズごとに実施すべき対策をまとめる
<フェーズ1:海外発生初期~国内発生早期> 20××年12月、中国○○省で大規模な感染症が発生しました。WHOはこの感染症について「国際的に懸念される公衆衛生上の緊急事態」と宣言しました。 問:将来、再度このような状況が発生した際に、皆さんの組織では何を行わなければならないか、整理できていますか。
2021/07/29
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サプライチェーンのリスクをわかりやすく管理
防災テックカンパニーのResilireは、BCM/サプライチェーン(SC)リスク管理をDX化する、オールインワンのリスクマネジメントプラットフォーム「Resilire(レジリア)」を提供する。「サプライヤーを把握できていない」、「サプライチェーンの被災状況の把握が困難」といった企業の課題に対応し、SCRM、BCM、被災状況の把握、緊急時の情報整理・意思決定までを担うもの。
2021/07/28
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レジリエントな街づくりを支えるデジタル活用
いざというときに備えた日ごろの意識改革
自分の生活に密着した情報やサービス、災害のように自分や家族の命に直結する切迫した状況に適応した情報の提供には高いニーズがある一方で、望まれる情報やサービスの提供主(本連載においては自治体を念頭においています)にとっては、災害時のリアルタイム情報発信やパーソナライズサービスの提供はハードルの高い取組みでもあります。
2021/07/28
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海外のレジリエンス調査研究ナナメ読み!
第150回:急速に普及するIoT技術に求められるセキュリティー対策
今回取り上げるのは、IoT/OTのセキュリティー対策に関する報告書。普及が進むIoTやOTにまつわるランサムウェアの脅威や、具体的な事例としてIoTセキュリティーカメラの脆弱性が紹介されている。
2021/07/27
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気象予報の観点から見た防災のポイント
北海道豪雨―8月の気象災害―
北海道は国土の最北部に位置し、気候区分としては亜寒帯に属する。その北海道でも、豪雨の発生することがある。最近では、2016(平成28)年の8月後半、北海道に相次いで上陸または接近した4個の台風による豪雨が記憶に新しい。それ以前の豪雨事例としては、2003(平成15)年8月の日高地方を中心とした豪雨もあるが、北海道の防災関係者が「五六水害」と呼んで教訓としてきたのは、1981(昭和56)年8月の北海道豪雨である。
2021/07/26
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防災とピクトグラム
社会課題をピクトグラムアートで解決する!
2021/07/25
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優れた突刺し防止性能としなやかさを備えたワークグローブ
ダイコープロダクトは、がれき収集や清掃作業時といった、手に危険が及ぶシーンで活用できるワークグローブ「DK.WORKS」TBシリーズを販売する。近年の自然災害や事故現場で「鋭利なモノを扱う時に安心して作業できる手袋が欲しい」と感じた客からの声を受けて開発したもの。釘やガラス破片、尖った金属片などから手を保護する優れた突刺し防止性能を備える。
2021/07/21
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海外のレジリエンス調査研究ナナメ読み!
第149回:事業継続マネジメントの活動がどのくらい定着しているのか(主に米国)
今回紹介する報告書は、事業継続マネジメント(BCM)に取り組む実務者に対するアンケート調査を通して、BCMへの取り組み方のトレンドを探ろうとするもので、米国のBC Management社によって10年以上にわたって続けられている調査の最新版。事業継続プログラムへの取組状況を具体的につかみやすい調査結果が多数掲載されている。
2021/07/20
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待ったなし!マルチハザードBCPの探求
非常用の対策を追加的に増やしていく発想から脱却
防災・減災対策や事業継続対策は、ほとんどが日々の経営とは別次元の「非常用」の位置づけです。非常用の対策をリスクの数だけ「追加的」に導入していく考え方では、中小企業がマルチハザードBCPに取り組むのは難しい。従来の発想に代わるアプローチ手法として、今回は「リモートワーク(テレワーク)」と対策の「共通化」を提案します。
2021/07/20
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攻めのリスクマネジメント~アフタ―コロナの事業戦略に不可欠な「リスクアペタイト・フレームワーク」を理解する~
8月24日(火)16時から、「攻めのリスクマネジメント」をテーマにセミナーを開催します。講師は、フォーサイツコンサルティング執行役員の五十嵐雅祥氏です。
2021/07/20
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五輪期間中に高まる10のリスクとその対策
リスク対策.comでは、2018年、2019年と、東京オリンピック・パラリンピック大会に向け企業がどのようなリスクを重視しているかなどについてアンケート調査を実施してきたが、これらをもとに、大会期間やその前後において、組織が気を付けるべきリスクと対策を挙げてみた。
2021/07/19
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30分程度で組み立てられる可変性の高い木質ユニット
三進金属工業は、小径の材木で簡単に組立・解体・移設ができる木質ユニット「つな木」の第1弾として、"もしも"の時に医療用や避難所用のブースに適した空間に組み換えができる「もしもつな木キット」を販売する。誰でも30分程度で簡単に組み立てられるユニットで、普段の生活からイベントや非常事態など、必要に合わせた空間を自分たちで作ることができる。
2021/07/17
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「地域を支える建設業」を支える女性職員の力
災害発生時に地域の応急復旧工事を担う建設事業者。いざという時に作業員や建設機械を迅速に確保するため、日頃から企業間連携BCPの体制を構築しているのが「なでしこBC 連携」です。事務方の女性職員が中心になって活動している点が特徴で、コロナ禍でもリモート現場パトロールを行うなどしてつながりを保ち続け、災害への備えを深めています。
2021/07/15
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デジタルリスクの地平線 ― 国際的・業際的企業コミュニティの最前線
第11回 エレガンスはお好き?
刻一刻と変化する攻撃にスマートに対応するのに、セキュリティアーキテクチャという考え方があります。適切に用いれば、一貫性、標準化、そして少ない投資で大きな見返りを得ることもできるのです。
2021/07/15
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保存料不使用の洋食メニュー3日分防災食
エコワンは、保存料や化学調味料(うま味調味料)を使わない、安心で美味しい非常食『エコワン 洋風 防災食セット』を販売する。災害時に食料が届くまでの目安と言われる3日分の「国産具材のおかず」、「素材にこだわったパン」、「国産有機のお米」をセットにして提供するもの。
2021/07/15
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状態監視/火災検知向け高耐久サーモカメラ
TELEDYNE FLIR(テレダイン・フリアー)は、耐久性に優れた「FLIR A500f/A700f アドバンスド・スマートセンサー・サーモグラフィカメラ」を販売する。オンカメラの解析機能とアラーム機能の組み合わせによって過酷な環境で高温を検知できるもので、産業用の早期火災検知や屋外の状態監視用途としての活用を提案する。
2021/07/14
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危機発生時における広報の鉄則
東芝「再任否決」につながってしまった広報の無策
不祥事発覚の際の記者会見は、ダメージを最小限にして信頼回復の第一歩とする重要な役割があります。ただ、そこで何のための会見かを明確にしないと失敗します。「方針を明確にする」ことは初動3原則の1つですが、依然、失敗は繰り返されている。その典型が、東芝の永山治取締役会議長による単独記者会見です。何が失敗だったのかを考察します。
2021/07/14
