-
都、五輪へ化学・爆発物テロ対処訓練
東京都は20日、江東区と合同で大規模テロ対処訓練を行った。警視庁や東京消防庁のほか、国から内閣官房、総務省消防庁、陸上自衛隊も参加。住民や企業関係者も協力し、参加者は349人。2020年東京オリンピック・パラリンピックのメディアセンターが置かれる東京ビッグサイト前では化学テロを想定した救助や除染の訓練が、そなエリア東京のある東京臨海広域防災公園や豊洲では爆発物処理や爆発予告による住民避難が行われた。
2018/11/20
-
第17回 都市防災と集団災害医療フォーラム
謹啓 秋冷の候、皆様に益々のご隆盛の趣にて慶賀の至りに存じます。 平素は格別のご厚情をいただき厚く御礼申し上げます。 今年は日本列島、北から南まで大きな災害が続き、各地で甚大な被害が生じた1年でした。地球温暖化による異常気象に加え、活断層のずれ込みによる大型自身の発生など自然災害の多発化の危険性は来年も益々高まることでしょう。 国は災害に強い国土強靭化政策を掲げてはいますが、防災インフラの整備促進にはまだまだ時間がかかりそうです。 今年最後となる「第17回都市防災と集団災害医療フォーラム」は、1年間の災害を振り返り、そこから何を学び来年に備えるかを考えてみたいと思います。地震・洪水・避難と災害医療…と災害医療の我が国の第一人者の先生方をお招きして開催致します。また、パネルディスかションでは講演内容の充足に加え内容の追及に時間を割きたいと考えております。 ご多忙とは存じますが是非とも参加頂けますようご案内申し上げます。 敬具
2018/11/20
-
安心、それが最大の敵だ
私が愛するアメリカ詩人R・フロスト~自然と人生~
私はアメリカに取材旅行や現場視察などで出かける際に、必ずと言っていいほど1冊の英語詩集を旅行カバンに入れた。現代アメリカを代表する詩人の一人ロバート・フロスト(1874~1963)の詩集である。何度も携帯したのでハードカバーの詩集はボロボロである。私はフロストの詩に学生時代に巡り合って以降、彼の作品を半世紀もの間愛読している。とりわけフロストが長年住みつき詩の舞台として描いた自然豊かなアメリカ北東部のニューイングランド地方を訪れる時には全集を持参して機内、ホテル、取材の合間に思いつくままページを開いては黙読した(私はフロストとともにエドガー・アラン・ポーの詩集も愛読した)。
2018/11/19
-
アウトドア防災ガイド あんどうりすの『防災・減災りす便り』
スフィア基準は実際に避難所でどう生かされているの?
先週のスフィア基準の記事、いかがでしたか?スフィア基準の奥深さを感じていただけましたでしょうか? ■トイレの数より大事なこと。スフィア基準の基本、ご存知ですか? 「避難所の質の向上」を目指す国際基準 http://www.risktaisaku.com/articles/-/12466 引き続き今週は、国内や海外での反映の例についての報告です!登壇されたのは、神奈川県立保健福祉大学の教授でもあり産婦人科医でもある吉田穂波先生です。
2018/11/16
-
企業のサイバーリスクを無料診断
AIG損害保険は、法人向けサイバー保険商品「Cyber Edge(サイバーエッジ)」に付帯して、企業のサイバーリスクを分析診断する無償サービスを12月から開始する。8日記者会見で発表した。企業ごとに用意した質問項目を回答してもらうことで、企業のサイバーリスク対応の成熟度や、受けやすいサイバー攻撃の抽出、優先順位の高い対策項目などを診断する。
2018/11/15
-
ワールド ファイアーファイターズ:世界の消防新事情
大規模殺傷事故の現場で、傷病者をトリアージする
日本でもおなじみのトリアージ法「START」(Simple triage and rapid treatment /簡単なトリアージと迅速な救急手当) は、1983年にカルフォルニアで発明された。大規模殺傷事故や事件(MCI:Multi Casualty Incident)が起きた際、ファーストレスポンダーが、現場到着後いち早く傷病者を観察し、救急処置の優先順位や搬送先の判断の精度を高め、救命率を向上させるための手法だ。
2018/11/14
-
ハッカーのアクセス遮断で標的型対策
デジタルデータソリューションは標的型攻撃に対応したサイバーセキュリティ商品「DDH BOX」の販売に注力する。資本提携しているラックと共同で同商品を開発。ハッカーが情報抜き取りに利用するC2サーバからアクセスがあった際に遮断する。
2018/11/13
-
安心、それが最大の敵だ
文豪・夏目漱石と科学・技術に対する理解
再度、夏目漱石を論じる。夏目漱石(1867~1916)が近現代日本を代表する国民的作家であることを否定する人はいないだろう。漱石は本名金之助、江戸・牛込の名主の家に生まれた。東京帝国大英文科卒。東京高等師範学校(現筑波大)、松山中学(現松山東高)、第五高校(現熊本大)の英語教師を経て、イギリスに2年間留学した。帰国後東京帝大講師となり、後に朝日新聞に入社して新聞小説を連載する。主な作品に「吾輩は猫である」「坊っちゃん」「草枕」「三四郎」「それから」「こころ」「道草」「明暗」などがある。名作ばかりである。享年49歳。
2018/11/12
-
2018リスク総括セミナー【12月12日開催】
2018/11/12
-
アウトドア防災ガイド あんどうりすの『防災・減災りす便り』
トイレの数より大事なこと。スフィア基準の基本、ご存知ですか?
本日は、「スフィア基準のきほんのき」についてお伝えします。タイムリーなことに、本稿を書いています2018年11月6日にスフィア2018版が出版されました!これについては、今や防災界で名前を知らない人はいないといえるほどではないかと思いますが、みなさんはご存知ですか?
2018/11/09
-
独自開発AIで顧客の人手不足解消へ
有限責任監査法人トーマツとデロイト トーマツ リスクサービスは8日、独自開発したAI(人工知能)を活用した「AI-OCRソリューション」と呼ばれる業務効率化ソリューションを企業や地方自治体などに提供すると発表した。見積書や請求書といった書類の電子化などで業務を効率化し、懸念されている人手不足の解消を図る。
2018/11/09
-
南海トラフ想定、都と小笠原村合同訓練
東京都と小笠原村は8~10日にかけて合同防災訓練を実施する。南海トラフ地震と高さ10mの津波を想定し、約900人が参加予定。8日は新宿区の都庁と小笠原村の父島で図上訓練が行われた。
2018/11/08
-
AIブームとリスクのあれこれ
第6回:AIの未来がコワすぎる5つの理由(前編)
AIは私たちの暮らしを豊かにしてくれるであろうことは、誰しもが認めるところではありますが、他方、AIにもそれなりの懸念すべきリスクがあるわけです。しかし世の中の現実を見れば、どちらかと言えばネガティブなAIの話は敬遠されがちで、多くは期待と希望に満ちた目でAIが見られていることを実感せざるを得ません。このオプティミスティックな雰囲気は言うまでもなく、AIがすでにビジネスや投資の対象として深く経済世界に浸透しているからなのでしょう。
2018/11/08
-
五輪中混雑予測、鉄道版を全日に拡大
東京都と東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会は6日、輸送連絡調整会議を東京都港区の組織委で開催した。国や関連自治体、輸送事業者なども参加。東京都ホームページにある、大会期間中の混雑予測である「大会輸送影響度マップ」の鉄道版を同日で2020年7月31日以外にも拡大した。また、大会輸送をつかさどる、輸送センターを今後設置する方針も決めた。
2018/11/07
-
被災市区町村にドローン無料貸出
ドローンのレンタルサービス「ドロサツ!!」を手掛けるDrone supply & control(ドローン サプライ アンド コントロール、東京都千代田区)は、地震や台風などの災害で被害を受けた市区町村への災害支援として、無料でドローンを貸し出す活動を1日から開始した。
2018/11/06
-
葛西優香の23区防災ぶらり散歩
第7回【文京区】継続する町会活動のポイントは「楽しむこと」(下)
文京区は、人口22万9人(2018年9月1日現在)、大学などの教育機関や医療機関が数多くあるとともに、地下鉄網等も整備されている大変利便性が高いまち。また、江戸の文化を偲ばせる下町風情が残っている一方で、多くの方が賑わうレジャー施設があるなど、様々なまちの表情と落ち着いた雰囲気を併せ持つ住み心地の良いまちです。しかし、木造住宅の密集地も存在し、防災面における課題も挙がっています。約15年前の神田川氾濫以来、大きな水害被害の経験をしておらず、危機感醸成の必要性も高まっています。
2018/11/05
-
安心、それが最大の敵だ
米国メディア、トランプ大統領に対抗、一斉に立ち上がる
「新聞なき政府か、政府なき新聞か。いずれかを選べと迫られたら、ためらわず後者を選ぶ」。米国の<建国の父>で第3代大統領、報道の自由や人権を定めた憲法修正条項(権利章典)の生みの親トーマス・ジェファーソンのよく知られた言葉である。「言論と報道の自由」は権利章典の第1条が掲げる米国文明の魂である。原点である(ジェファーソンには別の側面があることを歴史は伝える。彼は奴隷の女性との間の隠し子スキャンダルを追及する新聞がよほど憎らしかったのか、その後新聞批判を強めた)。彼は奴隷制に反対しながら、大農場で多くの黒人奴隷を使役していた。黒白矛盾した面のある自由主義者ジェファーソンだった。これは200年も前の話である。
2018/11/05
-
改正法対応の安全キャッシュレス決済
大和ハウス工業のグループ会社であるロイヤルゲートは1日、モバイル型決済端末「PAYGATE Station(ペイゲート ステーション)」を12月7日から発売すると発表した。決済システムと一緒の提供で、2020年3月までに店舗がクレジットカード番号など情報保護対策を行わねばならない改正割賦販売法にも対応。安全かつカード以外の多様な支払い方法にも対応するキャッシュレス決済手段として訴求していく。
2018/11/02
-
記者殺害疑惑で威信失うサウジ皇太子
トーマツは10月30日、「グローバルビジネス記者勉強会」を開催。ディレクターの茂木寿氏が、サウジアラビア人記者ジャマル・カショギ氏の殺害事件をめぐって、サウジ政府のムハンマド・ビン・サルマーン皇太子(以下ムハンマド皇太子)の首謀が疑われている問題で、サウジ政府やムハンマド皇太子の国際的信用の失墜が中東情勢や世界の政治経済に及ぼす影響について解説した。
2018/11/01
-
女芸人赤プルの「防災は片付けから始めよう!」
避難訓練で講話、みんなで考え備えよう
地域の避難訓練、無事に終了しました!今回、シナリオのない避難所開設ということで、何もかもを発災時と想定して行うということでした。が、地域の防災会議や防災部の皆さんが一生懸命、何度も打ち合わせを重ね、前日からの準備もあったので、発災時想定される、不意打ち感はなかったかもしれません。
2018/11/01
-
セキュリティ文化の醸成と意識の高度化 ~2020年に向けて私たちにできること~
私たちの周りのセキュリティ「モノ」(3)金属探知機
当連載では8月から私たちの周りにあるセキュリティ「モノ」についてお話をしています。今月はセキュリティチェックポイントの必需品、金属探知機について説明します。
2018/10/31
-
ワールド ファイアーファイターズ:世界の消防新事情
火災は科学で防御する
これまで排煙方法における場所やタイミングなどについて、世界各国の消防局で賛否両論があった。大学の火災研究施設などもエビデンスベースで参加し、さまざまな議論がなされてきた。 このたび、オランダの消防科学研究所が発表した「The Renewed View on Firefighting (火災防御の再検証) 2018」によると、①屋根に垂直排煙のための開口部を作る、②窓やドア等を利用して、水平排煙のために閉じている開口部を破壊して作る、③人工的に排煙を促し、火災建物の屋内を通気すること―によって、火点への酸素の流入が促され、確実に火災が拡大することが実証されたという。
2018/10/31
-
海外のレジリエンス調査研究ナナメ読み!
第59回:情報漏えいによる経済的損失に関する継続的調査
かつて本連載で、米国のPonemon InstituteがIBMからの支援を受けて、情報漏えいによる経済的損失に関してまとめた調査報告書を紹介させていただいた(注1)。この調査は過去13年にわたって継続的に行われており、先日2018年版が発表されたので、本稿ではこれを紹介させていただきたいと思う。
2018/10/30
-
防災オヤジーズくま隊長の「知らないとキケンな知識」
第4回 知ってましたか?消火栓は誰でも使えます!
前回(連載第3回)は、いかに消火器では実際の火災が消せないかを解説しました。ではどうしたら初期消火を成功させることができるのでしょうか。 身の回りに注意を向ければ、皆さんが住むマンションや勤務先のビルの共用部、通勤途中の駅、買い物に行くスーパー、高速道路のトンネル内、大きな倉庫や工場などの敷地内、道路脇のマンホールの蓋まで、いたるところに「消火栓」があることに気づきます。
2018/10/30
-
政府、11月1日に緊急地震速報訓練
内閣府、消防庁、気象庁は29日、緊急地震速報の訓練を11月1日に実施すると発表した。時間は午前10時ごろ。地方自治体、主要省庁など国の機関のほか、金融機関や鉄道事業者といった民間企業や各種団体など842カ所も参加する。Jアラートによる緊急地震速報を配信。行動訓練に使用する。
2018/10/30