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東京都の防災と女性シンポに約430人
東京都は29日、「防災に関する都民シンポジウム『防災』×『女性』」を新宿区にある都庁第一本庁舎の大会議場で開催。433人が参加した。小池百合子知事のほか、株式会社危機管理教育研究所の国崎信江代表、減災と男女共同参画 研修推進センターの浅野幸子共同代表、タレントの優木まおみさんが出演。「女性版東京防災」こと3月から無料配布されている「東京くらし防災」を用いたディスカッションなどが行われた。
2018/08/30
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AIブームとリスクのあれこれ
第1回:レジの前に並ぶイライラを解消するAI
「人工知能(じんこうちのう、英: artificial intelligence、AI)とは、「計算機(コンピューター)による知的な情報処理システムの設計や実現に関する研究分野」を指す」(Wikipediaより)。
2018/08/30
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あなたは突然被災者になる備えができているか
慶応義塾大学で2012年から現在まで開講しており、中央大学でも2013年から16年まで開講していた人気講座の内容をまとめた書籍シリーズ「災害復興法学」の最新刊が、今年7月に発刊された。
2018/08/29
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サンスター、高槻工場の耐震化が奏功
歯磨き剤や歯ブラシなど口腔ケア製品の製造・販売大手のサンスター。社屋の建て替えのため本社機能は現在一時的に大阪市の大阪オフィスに移しているが、登記上の本社と主力工場は大阪府高槻市にある。大阪北部地震は会社の中枢を直撃する災害となった。
2018/08/29
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海外のレジリエンス調査研究ナナメ読み!
第55回:サプライチェーン・マネジメント関係者が最も懸念しているリスクは何か
今回はサプライチェーン・マネジメント(SCM)の実務家による会員制組織である「SCM World」(注1)による調査結果を紹介する。調査報告書自体は会員以外には公開されていないため、Webサイトに掲載されている概要のみの紹介となるが、サプライチェーンのレジリエンスに関連する重要な観点を含む調査であるため、本稿で紹介したいと思う。
2018/08/28
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災害備え水のバランスシート作成を提言
レジリエンスジャパン推進協議会は27日、「提言書~災害時の水の確保~」と題した提言書を小此木八郎・国土強靭化・防災担当大臣に手渡した。同協議会の「水のレジリエンスワーキンググループ(WG)」でとりまとめたもので、「災害時確保水」と称し、地域ごとに災害時に確保すべき水の量の把握と調達手段の用意などを呼びかけたものとなっている。
2018/08/28
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安心、それが最大の敵だ
詩人の魂を求めて~俳人・加藤楸邨と詩人・萩原朔太郎の「蕪村論」~
加藤楸邨(しゅうそん、1905~93、本名・健雄)は、近現代の日本俳句界を代表する俳人のひとりである。その作風は中村草田男や石田波郷らとともに「人間探求派」と呼ばれる。私は、楸邨の自然諷詠的な表現を排除し厳格に人生を探求する作風に強く魅かれるものがあり、楸邨について以下自己流に語ってみたい。粕壁(現埼玉県春日部市)の教師時代の作品を中心とする。
2018/08/27
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アウトドア防災ガイド あんどうりすの『防災・減災りす便り』
自分にあった傘選び
台風20号の被害を気にしながらこの記事を書いています。どうか被害のありませんように。早めに避難していただけますように。今回の台風は風の強い台風です。風速40m/hだけでなく最大瞬間風速は60m/h。トラックが倒れるくらいの風の強さですと報道されるものがありました。
2018/08/24
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全自治体に緊急速報メール導入完了
KDDIと沖縄セルラーは23日、全国すべての地方自治体向けに災害・避難情報の緊急速報メールを導入したと発表した。22日に鹿児島県三島村と十島村への導入が済んだため。同社では国内通信事業者としては唯一、配信対象エリア外にいても全国の緊急速報の内容を確認できるようにもしている。
2018/08/24
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セキュリティ文化の醸成と意識の高度化 ~2020年に向けて私たちにできること~
私たちの周りのセキュリティ「モノ」(1)X-ray検査装置
先月までは、私たち自身がセキュリティ対策の当事者として行動することの重要性、つまり「ヒト」ついてお話をしてきました。今月から、私たちの周りにあるセキュリティ資機材、セキュリティソリューション、次世代セキュリティシステムなど、「モノ」の運用について説明していきたいと思います。
2018/08/24
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ワールド ファイアーファイターズ:世界の消防新事情
竜巻から子供を守るために
先日、埼玉県草加市新田保育園、幼稚園、小学校、中学校の保育士や先生方、約80名に対して、「本気の学校防災〜あなたのもしも!?が子供を守る〜」と題し、自然災害対策(地震、水害、噴火)と不審者対応、校内テロの対処法などの内容でワークショップを行った。
2018/08/23
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多様な視点でつながりをつくる「女性防災ネットワーク・東京」設立
減災と男女共同参画研修推進センターの浅野幸子氏や、リスク対策.comでも好評連載中のアウトドア防災ガイドあんどうりす氏らが呼びかけ人となり21日、「女性防災ネットワーク・東京」(Tokyo Gender & Disaster Network)のキックオフイベントが都内で開催された。
2018/08/23
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トレーラーハウス型仮設住宅、倉敷市で50戸初採用
岡山県倉敷市で全50戸のトレーラーハウス型仮設住宅が提供される。災害救助法の要請による応急仮設住宅としては全国初。8月末までに全50戸の搬入と給排水・電気設備などの接続工事が完了し、9月上旬にも入居可能となる予定。完成品をそのまま輸送・設置で翌日には入居できるため、9月末の入居を目指すプレハブ住宅より約1カ月早い。コストも2年間のレンタル費が1台300万円と従来の建設型より大幅に削減できる。災害後も解体せず次の災害や平時の移動型施設としても再利用できるなど運用上のメリットが多く、入居した被災者の評価が定着すれば、災害時の住宅再建の有力な選択肢になりそうだ。
2018/08/23
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「交通遮断」に合わせた事業継続、大都市企業の課題に
6月18日朝に起きた大阪北部地震と、7月5日から7月8日にかけて西日本を中心に記録的大雨に見舞われた西日本豪雨。「幸い、当社では2つの災害を通じて各事業所の被害も、社員とその家族の命に関わる被害もなかった。しかし、京都・滋賀に主な拠点をもつ当社では、災害に伴う公共交通機関の乱れが社員の出退勤に影響を及ぼすなど、いくつかの課題が見つかった」と振り返るのは、株式会社SCREENビジネスエキスパート・環境サスティナビリティ事業部長の西原敏明氏。
2018/08/23
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頻発する豪雨、企業が見直すべき「水災補償」8つのポイント
今年7月5日から西日本を中心に襲った豪雨災害。一般家屋や人の被害だけでなく、農林水産業から製造業・サービス業まで企業経営の損害額は4700億円にのぼるともいわれる。損害を受けた際に資金面で大きな支えになるのが保険や共済の存在だ。現在法人向け火災保険のオプションとして比較的安価に選ぶことができるが、地震や台風などと比べてそのリスクが認知されておらず加入率は高くない。契約者側に立った保険アドバイスを手掛けるエーオンジャパンの阿二真樹氏、千葉宏之氏に、火災保険の特約である「水災補償」に加入する際のポイントを聞いた。
2018/08/22
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海外のレジリエンス調査研究ナナメ読み!
第54回:「レジリエンス」の語源を探る旅
これまで本連載において「レジリエンス」という概念について論じられている論文をいくつか紹介させていただいたが(注1)、レジリエンスの概念そのものに関してこれだけ議論が行われるのは、その概念が曖昧であり、様々な認識や解釈が世間で混在しているために、議論がうまく噛み合わなかったり誤解を招いたりするなどの混乱が生じているからである。
2018/08/21
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防災オヤジーズくま隊長の「知らないとキケンな知識」
第1回 AEDは使用後の胸骨圧迫が大切!
「AEDは心臓を止めるために通電するのか」と聞きましたら、その通りと言われました。かなり強烈なショックを受けました。 AEDと心肺蘇生の間違った誤解を正します。
2018/08/21
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安心、それが最大の敵だ
講道館柔道の祖・嘉納治五郎・再説~その国際感覚と徹底した平和主義~
嘉納治五郎(1860~1938)は、講道館柔道の創始者であり、教育者(学習院教頭をはじめ、第五高等中学(現熊本大学)・第一高等学校(現東京大学)・高等師範学校(東京教育大学を経て現筑波大学)の校長を歴任した。同時に文部省高級官僚、日本初代(東洋で初の)国際オリンピック委員会(IOC)委員を務め、幻の東京オリンピックを招致。さらに大日本体育協会会長、貴族院議員、哲学者、能書家…。
2018/08/20
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危機管理カンファレンス2018
2018/08/20
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アウトドア防災ガイド あんどうりすの『防災・減災りす便り』
大人がいても絶えない水難事故!もうやめませんか?「こどもだけで川に行かない」という教え
いつもは夏の水遊びシーズン前にライフジャケットの記事を書く事にしているのですが、今年は出遅れてしまいました。やはり例年どおり、水辺の事故で命が失われていることが残念でなりません。例年、水難事故数は横ばいの現象が続いています。
2018/08/17
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直言居士-ちょくげんこじ
災害リスクに対抗、クラウドで事業継続
企業で導入が広がるクラウド。利便性の向上やサイバーセキュリティのほか、近年は災害時に有効なバックアップとしても注目をされている。国内約1500社のデータをバックアップする、ねこじゃらし代表取締役・川村ミサキ氏に話を聞いた。
2018/08/17
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従業員の家族の安否確認が重要だった
京都駅にほど近い場所に本社を構える大手電機機器メーカーのオムロンは、大阪府内に17拠点、国内従業員のおよそ1割にあたる約1250人の従業員が勤務あるいは居住している。6月18日に大阪府北部で発生した震度6弱の地震は、午前7時58分という時間帯もあり、同社でも多くの従業員が通勤途中だった。
2018/08/13
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安心、それが最大の敵だ
キリスト教指導者内村鑑三~その苦難と信仰の道~
“I for Japan,Japan for the World,The World for Christ,And All for God. ”よく知られた内村鑑三の墓碑銘である。内村は「2つのJを愛する」とも言った。Japan とJesus(日本とキリスト)である。
2018/08/13
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高度化するサイバー攻撃・脆弱性情報を常時監視
デロイト トーマツ リスクサービスは7月26日、企業組織におけるサイバー攻撃対策の実働を外部支援・受託する「サイバー インテリジェンス センター(CIC、所在:神奈川県横浜市)」の報道機関向け施設見学会を開催した。同センター(以下、CIC)は、各企業に合わせたサイバーセキュリティー戦略構築から、具体的な予防、発見、回復のサポートまで提供する拠点として2016年5月に開設。当日は同社スタッフが24時間365日体制で監視・防御する様子を見学したほか、実際にサービスを導入する企業による活用事例紹介も行われた。
2018/08/10
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高槻市、安否確認と職員向け備蓄なし
6月18日の大阪北部地震で最大の震度だった6弱を記録した大阪府高槻市。大阪市と京都市のほぼ中間に位置し、人口は約35万人。ベッドタウンとして発展してきた。震度6弱は高槻市がBCP(事業継続計画)策定後、最大の地震となり、死者2人を出した。被災自治体としての対応を取材した。
2018/08/10