海外リスク
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印パ係争地、対立の根源=「火薬庫」カシミール
【ニューデリー時事】インドによるパキスタン攻撃の引き金となったのは、両国の係争地カシミール地方で起きたテロだ。同地方は、印パ対立の根源として多くの紛争を引き起こし、南アジアの「火薬庫」と呼ばれる。 カシミールは英領インド時代、半ば独立した一つの藩王国だった。
2025/05/08
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インドが「対テロ」軍事作戦=パキスタン領内も攻撃、死者多数か―交戦本格化に懸念・カシミール情勢
【ニューデリー時事】インド国防省は7日未明(日本時間同日早朝)、同国軍がパキスタンの「テロリストの施設」を攻撃したと発表した。4月下旬にパキスタンとの係争地カシミール地方のインド側支配地域で起きたテロへの報復。
2025/05/07
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第3回リスクアドバイザー情報交換会リスクに効く行動経済学「ナッジ理論」を学ぶ~危機管理行動を促すアイデアを考える~
リスクアドバイザーの情報交換会を開催します。
2025/05/07
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ペルーの金山で労働者13人殺害=価格高騰で武装集団襲う
【サンパウロ時事】ペルー北部の金山で労働者13人が拉致、殺害されたことが分かり、ボルアルテ大統領は5日、夜間の外出禁止を発令すると発表した。金価格が今年に入り史上最高値を更新するなど高騰する中、現地では犯罪組織による金山の襲撃が横行し、治安が悪化している。
2025/05/07
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車、鉄鋼に低関税枠=米、英国との交渉で―FT報道
【ワシントン時事】英紙フィナンシャル・タイムズ(FT)は6日、トランプ米政権の関税政策を巡る米英の交渉で、米国が英国製の自動車と鉄鋼に低関税枠を設けることで合意に近づいていると報じた。週内にも文書に署名する見通し。米英当局者の話として伝えた。
2025/05/07
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インド、パキスタン領内で軍事作戦=カシミールで交戦、死者も―地域情勢の不安定化懸念
【ニューデリー時事】インド国防省は7日未明(日本時間同日早朝)、同国軍がパキスタン領内にあるテロリストの施設を攻撃したと発表した。4月下旬にパキスタンとの係争地カシミール地方のインド側支配地域で起きたテロへの報復。
2025/05/07
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トランプ関税の二つの顔
トランプ政権が推進した関税政策、通称「トランプ関税」は、米国経済と国際貿易に大きな波紋を広げた。この政策は、対象となる品目や国によって異なる性格を持ち、大きく「特定品目関税」と「特定国関税」に分けられる。特定品目関税は、国内産業の保護や貿易収支の改善を目指す経済合理性を強く反映する。一方、特定国関税は、地政学的対抗や国内政治への訴求を優先し、政治性が際立つ。ただし、両者は完全に分離するものではなく、動機が重複する場合もある。本稿では、これら二つの関税の特徴と影響を分析し、その背景を明らかにする。
2025/05/07
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メルツ氏を首相に選出=1回目投票失敗、政権運営に不透明感―欧州けん引、米ロと相対・独
【ベルリン時事】ドイツ連邦議会(下院)は6日、首相指名選挙を実施し、保守政党キリスト教民主同盟(CDU)のフリードリヒ・メルツ党首(69)が首相に選出された。
2025/05/06
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医薬品関税「2週間内に発表」=国内製造促進へ規制緩和も―米大統領
【ワシントン時事】トランプ米大統領は5日、ホワイトハウスで記者団に対し、輸入医薬品への追加関税について「今後2週間以内に発表する」と表明した。税率など具体的な内容には言及しなかった。輸入コストを引き上げることで、医薬品の国内製造を促進する狙い。
2025/05/06
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遊覧船転覆、死者10人に=中国
【北京時事】中国南西部・貴州省黔西市の河川で4日に起きた遊覧船の転覆事故で、5日までに10人の死亡が確認された。 国営新華社通信などによると、転覆した船は4隻で、計84人が水中に投げ出された。事故当時、突然の豪雨と強風に見舞われたという。
2025/05/05
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ガガさんコンサートに爆破計画=未遂で2人逮捕―ブラジル
【サンパウロ時事】ブラジルの警察当局は4日、リオデジャネイロで3日に行われた米人気歌手レディー・ガガさんの無料コンサートに対し爆発物を使った攻撃を計画したなどとして、2人を逮捕したと発表した。当日、コンサート会場の観光名所コパカバーナ海岸には、約210万人が集結していたが、大きな混乱はなかった。
2025/05/05
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遊覧船転覆、死亡・不明17人=中国・貴州省
【北京時事】中国国営中央テレビによると、中国南西部の貴州省黔西市の河川で4日午後、遊覧船2隻が転覆し、乗客が水中に投げ出される事故があった。3人が死亡し、14人の行方が分からなくなっている。60人が救助され、生存が確認された。現場は豪雨だったという。 。
2025/05/04
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有志8カ国、6月も増産継続=原油相場、一段と圧迫も―OPECプラス
【ロンドン時事】石油輸出国機構(OPEC)と、ロシアなど非加盟産油国で構成する「OPECプラス」の有志8カ国は3日、供給量を6月から日量41万1000バレル増やすことで合意した。在庫が低水準で推移するなど、市場環境は健全と判断。5月に続き、生産規模を拡大する。
2025/05/04
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中国主席、7日からロシア訪問=対独戦勝記念行事に出席
【北京時事】中国外務省は4日、習近平国家主席が7~10日の日程でロシアを訪問し、モスクワで対ドイツ戦勝記念行事に出席すると発表した。9日の記念日に行われる軍事パレードを観覧するほか、プーチン大統領と会談する。 習氏の訪ロは、昨年10月に中部カザンで開催された新興国グループ「BRICS」首脳会議以来。
2025/05/04
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パキスタンがミサイル発射訓練=インドけん制、対抗措置応酬も
【ニューデリー時事】パキスタン軍は3日、射程450キロの地対地ミサイル「アブダリ」の発射訓練に成功したと発表した。インドは北部パハルガムで4月22日に起きたテロの背後にパキスタン政府がいると断定。近く報復するとの見方がある。訓練はインドへのけん制とみられる。
2025/05/03
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自動車部品に25%関税発動=日本経済へ打撃―トランプ米政権
【ワシントン時事】トランプ米政権は米東部時間3日午前0時1分(日本時間同日午後1時1分)、輸入される主要な自動車部品に対する25%の追加関税を発動した。米国内で製造する自動車には、2年間の期限付きで輸入部品への関税負担軽減策を導入。
2025/05/03
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ドレーク海峡でM7.4=南米大陸と南極の間
米地質調査所(USGS)によると、南米大陸と南極の間にあるドレーク海峡で日本時間2日午後10時ごろ、マグニチュード(M)7.4の地震があった。震源の深さは約10キロ。AFP通信によれば、津波の恐れがあるとしてチリ最南部の沿岸に避難指示が出た。日本の気象庁によると日本への津波の影響はない。 。
2025/05/03
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米政権、24兆円削減提案=予算教書で気候、教育標的―報道
【ワシントン時事】米紙ウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)は1日、トランプ政権が2日発表する2026会計年度(25年10月~26年9月)の予算教書概要で、総額1630億ドル(約24兆円)の歳出削減を目指す方針だと報じた。気候変動対策や教育分野などの予算を重点的に減らすという。
2025/05/02
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「トランプ批判」動画続々=当局容認、背景に手詰まり感―中国
【北京時事】トランプ米大統領の2期目就任から100日。145%もの追加関税を課された中国では、ネット上でトランプ政権を批判する動画が続々と発信されている。習近平政権は、米国への反発をあおり、中国国内の結束を呼び掛けることで苦境を乗り切る考えだが、背景には打開する道筋が見えないという焦りもありそうだ。
2025/05/02
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対パキスタン軍事作戦説明か=インド国防相、米長官と電話会談
【ニューデリー時事】インドのシン国防相は1日、北部パハルガムで起きたテロを巡り、ヘグセス米国防長官と電話会談した。インドはテロの背後にパキスタン政府がいるとみており、近く報復としてパキスタン領内で軍事行動に踏み切るとの見方が強まっている。
2025/05/01
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エルサレム西方で山火事=「テロ説」も浮上、捜査開始―イスラエル
【カイロ時事】エルサレム西方で4月30日、山火事が複数箇所で発生し、イスラエルのメディアによると住民7000人以上が避難した。国内治安機関シャバクが捜査を開始したとされ、放火による「テロ行為」との見方も浮上している。 火災の影響でエルサレムと商都テルアビブを結ぶ高速道路は一時通行止めとなった。
2025/05/01
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インド、国勢調査でカースト聞き取りへ=差別是正が目的、波紋も
【ニューデリー時事】インド政府は4月30日、次回の国勢調査に同国特有の身分制度カーストの所属を尋ねる項目を含めることを決めた。差別是正を目的に大学入試などで割り当てられる低カースト向け「留保枠」の適切な設定に役立てる狙いがあるとみられる。ただ、社会に根付く敏感な問題だけに、波紋が広がる可能性もある。
2025/05/01
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団地で爆発、22人死傷=中国山西省
【北京時事】中国国営新華社通信によると、山西省の省都・太原市の団地で30日午後1時(日本時間同2時)ごろ、大規模な爆発があり、1人が死亡、21人が重軽傷を負った。また、2人と連絡が取れなくなっているという。当局が原因などを調査している。
2025/04/30
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ホテル火災で15人死亡=インド東部
【ニューデリー時事】インド東部コルカタ中心部にあるホテルで29日、火災が発生し、AFP通信によると宿泊客ら少なくとも15人が死亡した。当局が出火原因を調べている。在コルカタ日本総領事館によると、日本人が被害に遭ったとの情報はない。 現地からの映像では、建物の下層階から激しく火の手が上がった。
2025/04/30
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パキスタン、「36時間以内の攻撃」懸念=印軍、テロで報復態勢に
【ニューデリー時事】パキスタン政府は30日、インドが同国北部パハルガムで起きたテロの報復を口実に「今後24~36時間以内にパキスタンに対する軍事行動を企てているとの確かな情報がある」とする声明を発表した。攻撃を受けた際には「確実かつ断固とした対応を取る」と強調した。
2025/04/30