海外リスク
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トランプ米大統領、カナダ・メキシコ関税「4日開始」=25%、経済に打撃懸念
【ワシントン、北京時事】トランプ米大統領は3日に記者会見し、カナダとメキシコからの輸入品への25%の関税について、「4日に始まる。決まっている」と述べ、予定通り適用すると明言した。中国には10%の追加関税をさらに上乗せする。
2025/03/04
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鳥インフル感染爆発、卵高騰=拡大防止へ1500億円拠出―米農務省
【ニューヨーク時事】米国で高病原性鳥インフルエンザの感染爆発が発生し、卵価格が供給不足から高騰している。消費者が根強い物価高にあえぐ中、手頃な価格でたんぱく質を摂取できた卵も高根の花となり、食卓に影を落とす。
2025/03/04
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ロシア軍、演習場にミサイル攻撃=ウクライナ兵「百数十人」死傷か
ウクライナ東部ドニエプロペトロフスク州の演習場にロシア軍のミサイル攻撃があり、現地メディアは3日、数十人のウクライナ兵が死亡、最大100人が負傷したという関係筋の話を伝えた。ロシアの猛攻が続く前線以外の被害としては異例の規模となる。 攻撃があったのは1日。
2025/03/04
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群衆に車、2人死亡=複数の重傷者―独西部マンハイム
【ベルリン時事】ドイツ西部マンハイムの中心部で3日昼(日本時間同日夜)ごろ、車が群衆に突っ込み、歩行者をはねた。独メディアによると、2人が死亡し、数人が重傷を負った。警察は運転手を拘束し、詳しい状況を調べている。 DPA通信は、関係者の話として、運転手はドイツ人の男だと報じた。
2025/03/03
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トランプ政権への懸念にじむ=受賞者、DEI擁護―アカデミー賞
【ロサンゼルス時事】2日開かれた第97回米アカデミー賞では、受賞者の言葉から「多様性、公平性、包括性(DEI)」を敵視するトランプ政権への懸念がにじんだ。主演男優賞に輝いたエイドリアン・ブロディさんは包括性を擁護。助演女優賞に輝いたゾーイ・サルダナさんは、ドミニカ共和国系米国人の出自に言及した。
2025/03/03
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ビットコインとイーサリアムは対象に=米政府の暗号資産備蓄―トランプ大統領
【ワシントン時事】トランプ米大統領は2日、米政府が検討する暗号資産(仮想通貨)の備蓄制度について、「ビットコインとイーサリアムは、備蓄の中核となるだろう」とSNSに投稿した。2銘柄は、市場での取引が多い代表的な暗号資産として知られる。
2025/03/03
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ディープシークに官民熱狂=「国産AI」こぞって導入―失業懸念も・中国
人工知能(AI)開発を手掛ける中国の新興企業ディープシーク(深度求索)の最新生成AIモデルを導入する動きが、同国内で急速に広がっている。米国製に匹敵する性能とされ、AIを巡る米中の覇権争いが激化する中、中国としては先行する米国に一矢報いた格好だ。
2025/03/03
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900万人弱に気候変動影響=洪水、干ばつで避難も―アフガン
【ニューデリー時事】国際移住機関(IOM)は、アフガニスタンで2024年に人口の約5分の1に当たる900万人弱が気候変動に伴う災害の影響を受けたとする報告書を公表した。約98万8000人が洪水や干ばつなどにより一時避難を余儀なくされたという。
2025/03/03
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国境警備強化、麻薬犯引き渡しも=トランプ関税回避へ協議継続―カナダ・メキシコ
【ワシントン時事】トランプ米大統領が、合成麻薬の米国流入への対抗策として打ち出したカナダ、メキシコからの輸入品に対する25%関税を巡り、発動回避に向けた両国と米政権の協議が終盤を迎えている。メキシコは今週、米国が求める麻薬カルテルの受刑者ら29人の引き渡しを実施。
2025/03/02
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米ウクライナ首脳会談決裂=対ロで平行線、合意文書署名中止―「無礼」とトランプ氏、激しい口論
【ワシントン時事】トランプ米大統領は2月28日、ホワイトハウスでウクライナのゼレンスキー大統領と会談した。ロシアのウクライナ侵攻終結を巡り、互いの主張は平行線をたどり、激しい口論の末、会談が決裂。
2025/03/01
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米インテル、新工場5年延期=需要低調、再建に難路
【ロサンゼルス時事】米半導体大手インテルは28日、中西部オハイオ州に建設している新工場について、稼働開始時期が2030年以降になると発表した。成長投資を行ってきた半導体受託生産事業が低迷し、当初計画から5年以上延期する。業績不振に陥った同社の経営再建は、難路に差し掛かっている。
2025/03/01
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国際秩序、再構築の途上=日本、アフリカへ関与を―南ア専門家
【ケープタウン時事】南アフリカ・ケープタウン大学のハルーン・ボーラット教授は27日、時事通信のインタビューに応じ、米国が国際協調に背を向ける姿勢を鮮明にする中、世界秩序が再構築されつつあるとの見解を示した。再構築の一環として、日本に対してアフリカへの関与拡大を促した。
2025/03/01
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「ジハード大」でテロ、6人死亡=タリバン幹部輩出―パキスタン
【ニューデリー時事】パキスタン北西部カイバル・パクトゥンクワ州にあるマドラサ(イスラム神学校)で28日、自爆テロが起き、少なくとも6人が死亡、10人以上が負傷した。同校は隣国アフガニスタンのイスラム主義組織タリバンの幹部や戦闘員の多くが学び、「ジハード(聖戦)大学」とも呼ばれる。
2025/02/28
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雪崩で47人生き埋めか=10人救出、事前に大雪―印北部
【ニューデリー時事】インド北部ウッタラカンド州チャモリ地区で28日、大規模な雪崩が発生し、道路建設に従事していた作業員少なくとも57人が生き埋めとなった。うち10人は救出され、当局が残る作業員の救助を急いでいる。地元メディアが伝えた。 救出された10人は重体との情報もある。
2025/02/28
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北朝鮮、戦略巡航ミサイル発射=正恩氏「核武力の臨戦態勢」指示
【ソウル時事】北朝鮮の朝鮮中央通信は28日、朝鮮人民軍西部地区のミサイル連合部隊が26日、黄海上で戦略巡航ミサイルを複数発発射する訓練を行ったと伝えた。金正恩朝鮮労働党総書記が視察し、「強力な攻撃力で担保されるのが最も完璧な抑止力だ」と主張。「核武力の臨戦態勢をより徹底的に整える」よう指示した。
2025/02/28
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米大統領、中国に追加関税10%上乗せへ=3月4日、カナダとメキシコは25%
【ワシントン時事】トランプ米大統領は27日、合成麻薬フェンタニルの米国流入が止まらないとして、中国からの輸入品に対し、3月4日からさらに10%の追加関税を上乗せすると表明した。カナダとメキシコには予定通り、同日から25%の関税を適用する。SNSに投稿した。3カ国の反発は必至だ。
2025/02/28
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トランプ米大統領、EUへの関税「間もなく発表」=25%か、貿易赤字に不満
【ワシントン時事】トランプ米大統領は26日、欧州連合(EU)からの輸入品に関税を課す考えを表明した。記者団に「間もなく発表する。一般的に言えば、(税率は)25%だ」と述べた。トランプ氏は、物品取引での対EU貿易赤字や、EUの環境規制などへの不満を繰り返している。
2025/02/27
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王毅氏に安保懸念伝達=NZ外相が訪中
【北京時事】中国の王毅共産党政治局員兼外相とニュージーランド(NZ)のピーターズ外相が26日、北京で会談した。ピーターズ氏は「ルールに基づく国際秩序」の重要性を強調。両国関係は最近、NZ近海での中国艦艇による軍事演習などで緊張状態にあり、NZ側の安全保障上の懸念を直接表明したもようだ。
2025/02/26
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G20、財務相の欠席相次ぐ=日米のほか有力新興国も―英紙
【ケープタウン時事】英紙フィナンシャル・タイムズ(FT)は26日、南アフリカ・ケープタウンで同日開幕した20カ国・地域(G20)財務相・中央銀行総裁会議で、日米を含めた各国財務相の欠席が相次いでいると報じた。世界経済の「分断」が強まる中、G20諸国の協調に向けた熱意が改めて問われそうだ。
2025/02/26
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ロシア事業停止56%=日系企業調査―ジェトロ
日本貿易振興機構(ジェトロ)が26日発表したアンケート結果で、ロシアに進出している日系企業のうち、事業を「一部停止」「全面的に停止」と回答した割合は56.7%だった。前年調査の60.3%から大きな変化はなかった。
2025/02/26
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世界経済の減速回避へ討議=G20財務相会議が開幕―米は欠席、議長国「協調を」
【ケープタウン時事】日米欧や中国、ロシアなどが参加する20カ国・地域(G20)の財務相・中央銀行総裁会議が26日、南アフリカ・ケープタウンで開幕した。トランプ米政権の高関税政策がインフレを再燃させると懸念される中、世界経済の減速を回避するため各国が協調できるかが焦点だ。
2025/02/26
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G20、問われる国際協調=共同声明の採択難航も=財務相会議、26日開幕
【ケープタウン時事】20カ国・地域(G20)財務相・中央銀行総裁会議が26日から2日間の日程で、南アフリカ・ケープタウンで開かれる。トランプ米大統領が次々に打ち出す保護主義的な政策や、インフレ懸念の再燃で、世界経済の不確実性は高まっている。国際協調の姿勢を堅持し、安定成長に導けるかが最大の焦点だ。
2025/02/25
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高速道路の橋崩落、4人死亡=工事中事故、6人負傷―韓国
【ソウル時事】韓国ソウル近郊の京畿道安城市の高速道路の工事現場で25日、橋が崩落する事故があり、消防当局によると4人が死亡、6人が負傷した。死者のうち2人は中国人という。 韓国メディアによれば、クレーンで橋桁をつなぐ作業中に橋桁が相次いで落下した。
2025/02/25
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アップル、米国内に75兆円投資=トランプ政権下で生産シフト
【シリコンバレー時事】米アップルは24日、今後4年間で米国内に過去最大となる5000億ドル(約75兆円)を投じると発表した。南部テキサス州に新工場を開設し、人工知能(AI)サーバーを生産する。関税などを駆使し、製造業の国内回帰を掲げるトランプ政権に歩調を合わせ、生産の移管を進める。
2025/02/25
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保守野党が第1党、政権復帰へ=極右躍進、与党は大敗―4月連立発足へ社民と協議・独総選挙
【ベルリン時事】23日投票のドイツ連邦議会(下院、定数630)選挙は即日開票され、保守野党キリスト教民主・社会同盟(CDU・CSU)が208議席を獲得して第1党の座を確保。2021年以来となる政権への復帰が確実となった。
2025/02/24