海外リスク
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ハマス最高幹部標的にガザ攻撃=イスラエル首相「徹底的な作戦実施」
【カイロ時事】イスラエル軍報道官は13日、パレスチナ自治区ガザ南部ハンユニスにあるイスラム組織ハマスの地下施設を破壊したと発表した。施設内にいるハマスのテロリストを「正確に」攻撃したという。イスラエルメディアによれば、ハマス最高幹部の一人、ムハンマド・シンワル氏が標的だったが、生死は明らかでない。
2025/05/14
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印攻撃で「民間人40人死亡」=兵士損失11人と主張―パキスタン軍
【ニューデリー時事】パキスタン軍は13日、自国領内に対するインド軍の攻撃で「子供15人を含む民間人40人が死亡、121人が負傷した」と発表した。兵士11人が殉職したとし、「主権や領土へのいかなる挑戦にも迅速かつ断固たる対応を取る」と警告した。
2025/05/13
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パキスタンの出方うかがう=国民に戦果誇示、報復措置継続示唆―インド首相
【ニューデリー時事】インドのモディ首相は12日、パキスタン領内への攻撃後初めて国民向けに演説し、「100人以上のテロリストを殺害した」と戦果を誇示した。停戦合意に関しては「テロ・軍事拠点への報復を一時的に止めただけだ」と述べ、今後のパキスタンの出方次第では攻撃を再開する姿勢を強調した。
2025/05/13
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ミャンマー、学校空爆で子供ら22人死亡=国軍、停戦期間中
【バンコク時事】国軍と抵抗勢力の内戦が続くミャンマーで12日、北部ザガイン地域の村の学校を国軍が空爆し、8~18歳ぐらいの子供ら22人が死亡した。独立系メディアが伝えた。
2025/05/12
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クルド反政府組織が解散宣言=40年超の武装闘争終了―トルコ
【イスタンブール時事】トルコの反政府武装組織クルド労働者党(PKK)は12日の声明で、組織の解散と武装闘争の終了を宣言した。トルコのメディアなどが伝えた。PKKはトルコからの分離独立を目指し、40年超にわたり同国政府などを標的に襲撃を続けてきたが、終止符を打つ。
2025/05/12
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管制施設でまた通信障害=NY近隣空港、2週間で3度目―米
【ニューヨーク時事】米連邦航空局(FAA)の発表によると、ニューヨーク近隣に位置するニューアーク国際空港(ニュージャージー州)離着陸の航空機を誘導する管制施設で11日、また通信障害が発生した。これを受け、FAAが45分間の飛行禁止令を出したため、少なくとも80便が欠航、約200便に遅延が出た。
2025/05/12
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コアラ1100匹を射殺=山火事で「安楽死」、手法に批判も―オーストラリア南東部
【シドニー時事】オーストラリア南東部のビクトリア州当局は3~4月に、山火事で生存が難しくなった野生のコアラ約1100匹をヘリコプターから射殺した。不要な苦痛を和らげるための「安楽死」だと主張している。これに対し、動物保護団体などは「残酷な手法」と批判し、適切だったかどうか調査を求めている。
2025/05/12
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インド、停戦破りに「断固対処」=パキスタン側も違反主張
【ニューデリー時事】インド軍幹部は11日に記者会見を開き、パキスタン軍が10日の停戦合意発効直後に発砲やドローンによる領土侵入を行ったと非難した。一方、パキスタン側もインド軍による違反があったと反発。
2025/05/12
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反撃成功で「感謝の日」=カシミール、停戦に不信感も―パキスタン
【ニューデリー時事】パキスタンではインドへの反撃作戦「成功」(シャリフ首相)を祝って11日が「感謝の日」に指定され、各地で犠牲者への祈りがささげられた。10日の停戦合意発表後には市民らが街頭に繰り出し、国旗を振ったり花火をしたりして喜びをあらわにした。
2025/05/11
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トランプ氏「再び米国で映画を」=「海外作品」に100%関税―コスト増で逆効果か
【シリコンバレー時事】トランプ米大統領が、外国で作られた映画に100%の関税を課すと表明した。ロケ地や拠点の海外流出で、米国が「壊滅的な打撃」を受けたと主張。「再び米国で映画を作りたい」と意気込む。だが、関税は製作コスト上昇をもたらし、逆に米映画産業への打撃となりかねない。
2025/05/11
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印パ、本音では衝突激化望まず=「テロ施設」強調、反撃で面目
【ニューデリー時事】インド軍が7日未明に始めたパキスタン領内への軍事作戦から4日目。両国とも激しくののしり合い、外交・軍事両面で報復合戦の様相を呈していた。しかし、いずれも本音では衝突の激化を望んでいなかった。 きっかけとなったテロは4月22日、係争地カシミール地方のインド側支配地域で発生した。
2025/05/11
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停戦直後、互いに違反主張=合意破棄も、制裁措置は継続―印パ
【ニューデリー時事】インドとパキスタンは10日、同日の停戦合意発効直後に相手に違反があったと主張し合った。係争地カシミール地方で爆発音が聞こえたほか、砲弾とみられる発光体の目撃が報じられた。軍事行動がエスカレートすれば合意破棄の可能性もある。印パ両軍幹部は12日に協議を行う予定だ。
2025/05/11
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印パ、即時停戦で合意=米仲介、緊張激化に歯止め―テロ事件受け報復の連鎖
【ニューデリー、ワシントン時事】トランプ米大統領は10日、インドとパキスタンが即時停戦で合意したと明らかにした。印パ両政府も停戦を発表した。4月下旬に印パの係争地カシミール地方で起きたテロに対する報復として、インドがパキスタン領内を攻撃。それ以降、両国が攻撃を応酬し、緊張が激化していた。
2025/05/10
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インドに反撃、パキスタン首相「核会合開催」=軍事施設標的で緊張激化
【ニューデリー時事】パキスタン軍は10日未明(日本時間同日午前)、首都イスラマバード近郊ラワルピンディを含む国内3カ所の空軍基地がインド軍の攻撃を受け、反撃作戦を始めたと発表した。シャリフ首相は、核兵器の運用を担う最高意思決定機関「国家指令本部(NCA)」の会合を同日開くと表明。
2025/05/10
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偽情報に「事実で反撃」=米知事がウェブサイト新設
【シリコンバレー時事】米カリフォルニア州のニューサム知事(民主党)は8日、同州に関する偽情報に対抗するため、ウェブサイトを新設したと明らかにした。1月にロサンゼルスで起きた山火事や犯罪対策などを巡る偽情報への反論を掲載している。
2025/05/09
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パキスタン、インド軍施設空爆か=カシミール周辺、戦闘機撃墜報道も
【ニューデリー時事】インド国防省は8日夜、パキスタンとの係争地カシミール地方の周辺に位置するインド軍の3施設が、パキスタン軍のドローンやミサイルによる攻撃を受けたと発表した。インド軍は応戦して「無力化した」と説明。人的・物的被害はなかったとしている。一帯では大規模な停電も起きたもようだ。
2025/05/09
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新教皇は「良いリーダーに」=広場の信者ら歓喜―バチカン
【バチカン市時事】「きっと良いリーダーになる」―。新しいローマ教皇レオ14世が選出された8日、バチカン市のサンピエトロ広場では、数万人の信者らが声を上げて喜んだ。小躍りする人々、感極まって涙を見せる少女。それぞれが歴史的瞬間を胸に刻んだ。
2025/05/09
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英国と貿易協定合意=米関税交渉で初、トランプ氏発表―「非常に光栄」と投稿
【ワシントン時事】トランプ米大統領は8日、ホワイトハウスで記者会見し、英国との貿易協定で合意したと発表した。米政権の関税措置を巡る貿易相手国との交渉で初の合意となる。 トランプ氏はこれより先、SNSで「完全で包括的な協定は、米英関係を何年にもわたり強固にする」と指摘。
2025/05/09
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対米共闘で連携誇示=習主席「世界はいじめに直面」―中ロ首脳会談
【北京時事】中国の習近平国家主席とロシアのプーチン大統領は8日、モスクワで会談した。両首脳の対面会談は第2次トランプ米政権発足後初めて。中ロの戦略的連携を「揺るぎなく深化させる」ことで合意し、対米共闘の観点から緊密な連携を内外に誇示した。
2025/05/08
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印、無人機で防空システム攻撃=パキスタンは「撃墜」発表
【ニューデリー時事】インド国防省は8日、パキスタンの複数地点にある防空システムを狙って同日朝に攻撃を加えたと発表した。パキスタン東部にある第2の都市ラホールの防空システムが無力化されたとの「確かな情報がある」としている。
2025/05/08
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パキスタン「露骨な侵略」、報復辞さず=インドは民間人被害なしと主張
【ニューデリー時事】パキスタン政府は7日、同日未明のインド軍による越境攻撃を踏まえ、シャリフ首相をトップとする国家安全保障委員会(NSC)を招集した。首相府はNSC会合後に声明を出し、民間人を標的にした軍事行動であり、「露骨な侵略」だと攻撃を非難。
2025/05/08
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印パ係争地、対立の根源=「火薬庫」カシミール
【ニューデリー時事】インドによるパキスタン攻撃の引き金となったのは、両国の係争地カシミール地方で起きたテロだ。同地方は、印パ対立の根源として多くの紛争を引き起こし、南アジアの「火薬庫」と呼ばれる。 カシミールは英領インド時代、半ば独立した一つの藩王国だった。
2025/05/08
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インドが「対テロ」軍事作戦=パキスタン領内も攻撃、死者多数か―交戦本格化に懸念・カシミール情勢
【ニューデリー時事】インド国防省は7日未明(日本時間同日早朝)、同国軍がパキスタンの「テロリストの施設」を攻撃したと発表した。4月下旬にパキスタンとの係争地カシミール地方のインド側支配地域で起きたテロへの報復。
2025/05/07
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第3回リスクアドバイザー情報交換会リスクに効く行動経済学「ナッジ理論」を学ぶ~危機管理行動を促すアイデアを考える~
リスクアドバイザーの情報交換会を開催します。
2025/05/07
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ペルーの金山で労働者13人殺害=価格高騰で武装集団襲う
【サンパウロ時事】ペルー北部の金山で労働者13人が拉致、殺害されたことが分かり、ボルアルテ大統領は5日、夜間の外出禁止を発令すると発表した。金価格が今年に入り史上最高値を更新するなど高騰する中、現地では犯罪組織による金山の襲撃が横行し、治安が悪化している。
2025/05/07