2025/03/26
防災・危機管理ニュース
農林水産省は26日、政府備蓄米の2回目の入札を始めた。2月に放出を決めた21万トンのうち、初回に落札された14万トンを除く7万トンが対象。高騰するコメの価格抑制につながるかが焦点で、政府は必要に応じて追加の放出も検討する。
今回の入札を経て放出される備蓄米は、山形県産の「はえぬき」や福島県産の「天のつぶ」、新潟県産の「コシヒカリ」など計35品種。入札は28日まで行い、来月中旬から引き渡しが始まる見通しだ。農水省は価格高騰の背景にある流通の目詰まり解消を狙い、将来買い戻す条件付きで大手集荷業者への備蓄米売り渡しを決め、初回の14万トンはすでに放出が始まった。
〔写真説明〕倉庫内に積み上げられた政府備蓄米=7日、神奈川県内(AFP時事)
(ニュース提供元:時事通信社)

防災・危機管理ニュースの他の記事
おすすめ記事
-
-
中澤・木村が斬る!今週のニュース解説
毎週火曜日(平日のみ)朝9時~、リスク対策.com編集長 中澤幸介と兵庫県立大学教授 木村玲欧氏(心理学・危機管理学)が今週注目のニュースを短く、わかりやすく解説します。
2025/12/09
-
-
-
-
リスク対策.PROライト会員用ダウンロードページ
リスク対策.PROライト会員はこちらのページから最新号をダウンロードできます。
2025/12/05
-
競争と協業が同居するサプライチェーンリスクの適切な分配が全体の成長につながる
予期せぬ事態に備えた、サプライチェーン全体のリスクマネジメントが不可欠となっている。深刻な被害を与えるのは、地震や水害のような自然災害に限ったことではない。パンデミックやサイバー攻撃、そして国際政治の緊張もまた、物流の停滞や原材料不足を引き起こし、サプライチェーンに大きく影響する。名古屋市立大学教授の下野由貴氏によれば、協業によるサプライチェーン全体でのリスク分散が、各企業の成長につながるという。サプライチェーンにおけるリスクマネジメントはどうあるべきかを下野氏に聞いた。
2025/12/04
-
-
-







※スパム投稿防止のためコメントは編集部の承認制となっておりますが、いただいたコメントは原則、すべて掲載いたします。
※個人情報は入力しないようご注意ください。
» パスワードをお忘れの方