2015/02/09
防災・危機管理ニュース
楽しく学ぶ防災教育の普及活動を行うNPO法人プラス・アーツ(兵庫県神戸市)は2月4日、国際交流基金が主催する「2014年度 国際交流基金地球市民賞」を受賞したと発表した。

プラス・アーツは2006年に創設。阪神・淡路大震災の教訓を次世代に伝えるため、楽しく学ぶ防災体験プログラム「イザ!カエルキャラバン!」やキャンプを通じて生き抜く力やたくましさを養う「レッドベアサバイバルキャンプ」などを開発し、その取り組みは国内21都道府県、海外14カ国に広がっている。
同賞は1985年に創設し、国際文化交流活動を通じて日本と海外の市民同士の連携や、お互いの知恵やアイデア、情報を交換して共に考える団体に贈られており、今年で30周年を迎える。本年度は109団体の推薦・応募の中から3団体が選ばれた。
授賞式は3月4日、国際交流基金本部(東京都新宿区)で開催される予定。
※プラス・アーツの活動は「C+Bousai/地区防災計画学会誌 Vol.2」に掲載予定
防災・危機管理ニュースの他の記事
おすすめ記事
-
-
リスク対策.com編集長が斬る!【2023年12月5日配信アーカイブ】
【12月5日配信で取り上げた話題】今週の注目ニュースざっとタイトル振り返り/特集:南海トラフ地震臨時情報その2 企業の対応状況
2023/12/05
-
-
エマージング・リスクにどう備える1組織だけでなく、社会としての対応が必要
エマージング・リスク(emerging risks:新興リスク)と呼ばれる、これまであまり認識されていなくて急に出現するようなリスクへの関心が世界的に高まっている。10月にはエマージング・リスクの国際規格「ISO31050」が発行された。今なぜエマージング・リスクへの関心が高まっているのか、組織はどう対応していけばいいのか、日本リスクマネジメント学会(理事長:亀井克之関西大学教授)関東部会の会合で、会員に聞いた。
2023/12/02
-
-
リスク対策.com編集長が斬る!【2023年11月28日配信アーカイブ】
【11月28日配信で取り上げた話題】今週の注目ニュースざっとタイトル振り返り/特集:今こそ学び直す!南海トラフ地震臨時情報 その1
2023/11/28
-
東京都がオールハザード型Step.1を公表
東京都は11月24日、都政BCPを改定した「オールハザード型Step.1」を公表した。これまで主に首都直下地震を想定してきたが、東部低地帯における大規模風水害、島しょ地域での南海トラフ地震による津波被害、火山噴火、中規模な災害など、災害の事象や規模によって対処方法は多岐にわたることなどから、柔軟に対応できるBCPに改定した。これに併せて、被害の実態に即した執行体制を構築することで、災害対応力も一層向上させるという。
2023/11/27
-
南海トラフ地震臨時情報への理解と対応
リスク対策.com はこのほど、気象庁が2019年5月31日から運用を開始している「南海トラフ地震臨時情報」について、企業がどの程度理解し、対応を検討しているかなどを明らかにするため、アンケート調査を実施した。その結果、臨時情報の内容については概ね理解がされているものの、対応について検討したり、具体的な計画を策定している企業は一部にとどまることが明らかになった。
2023/11/26
-
-
※スパム投稿防止のためコメントは編集部の承認制となっておりますが、いただいたコメントは原則、すべて掲載いたします。
※個人情報は入力しないようご注意ください。
» パスワードをお忘れの方