企業と従業員を守るための知識とケーススタディー
【月刊BCPリーダーズ】5月号

 

大阪・関西万博2025が開幕しました。運営コンセプトに掲げた「並ばない万博」は、初日から通信障害によりチケットのQRコード表示に手間取るなど、デジタルシステム依存の弱点も浮き彫りにしています。10月の閉幕まで約半年、サイバー攻撃をはじめテロ、群集事故など、さまざまなリスクに気をつける必要があるでしょう。

万博は国の行事ですから、長期にわたって国際的な注目が集まります。リスクはもちろん会場周辺に限りません。オール・ジャパンで万博を成功させるにはどのような注意が必要か、危機管理の専門家に聞きました。

 

恒例の事例紹介は、南海トラフ地震や首都直下地震への備えにフォーカス。社会構造や職場環境の変化をとらえ、初動対策を根本から見直す企業を取り上げました。また新コーナーとして、専門的な知見・ノウハウをもって企業のリスクマネジメントに寄り添う「危機管理の伴走者たち」を紹介します。