2025/05/13
ニュープロダクツ
有限責任あずさ監査法人とKPMGあずさサステナビリティは、経営判断をサポートする気候変動の物理的リスク分析モデルを開発し、同モデルを活用した高精度な分析支援サービスを提供する。異常気象を含む気候変動の影響が企業の事業活動に顕在化しているなか、精緻な物理的リスク分析を通じて、経営判断や対応策の策定、情報開示の高度化などを支援する。
同モデルは、文部科学省・気候変動リスク情報創生プログラムが作成した地球温暖化対策に資するアンサンブル気候予測データベース「d4PDF」(database for Policy Decision making for Future climate change)を使用した高解像度の将来気候予測シミュレーションを活用するもので、ハザードの将来変化とその財務影響を従来よりも高精度に特定・評価できるという。
具体的には、全球60キロメートル・メッシュのシミュレーションデータを使用し、ハザードの将来変化を科学的観点から高精度に予測する。長期間のシミュレーションデータを使用することで、100年に一度などの極端現象のリスク変化を分析できる。取り扱い可能なハザードは、熱波、暴風、河川洪水、沿岸洪水、林野火災、干ばつ(水ストレス)の6つ。さらに、各ハザードの建物被害や営業停止損失によってもたらされる財務影響を評価する。分析数は無制限で、金融機関の投融資ポートフォリオを対象とした大規模分析も可能。
防災・危機管理関連の新製品ニュースリリースは以下のメールアドレスにお送りください。risk-t@shinkenpress.co.jp
リスク対策.com 編集部
ニュープロダクツの他の記事
おすすめ記事
-
中澤・木村が斬る!今週のニュース解説
毎週火曜日(平日のみ)朝9時~、リスク対策.com編集長 中澤幸介と兵庫県立大学教授 木村玲欧氏(心理学・危機管理学)が今週注目のニュースを短く、わかりやすく解説します。
2025/11/11
-
-
-
第二次トランプ政権 未曽有の分断の実像
第二次トランプ政権がスタートして早や10カ月。「アメリカ・ファースト」を掲げ、国益最重視の政策を次々に打ち出す動きに世界中が困惑しています。折しも先月はトランプ氏が6年ぶりに来日し、高市新総理との首脳会談に注目が集まったところ。アメリカ政治に詳しい上智大学の前嶋和弘教授に、第二次トランプ政権のこれまでと今後を聞きました。
2025/11/05
-
リスク対策.PROライト会員用ダウンロードページ
リスク対策.PROライト会員はこちらのページから最新号をダウンロードできます。
2025/11/05
-
-
-
-
-








※スパム投稿防止のためコメントは編集部の承認制となっておりますが、いただいたコメントは原則、すべて掲載いたします。
※個人情報は入力しないようご注意ください。
» パスワードをお忘れの方