従来機の操作技能習得で課題に上がることの多かった「ホバリング」が簡単に行える。

ドローンを用いた調査・点検・測量サービスや自社開発ドローンの販売・レンタルなどを手掛けるLiberawareは、狭小空間での点検・計測に特化したドローン「IBIS2 Assist(アイビスツー アシスト)」を販売する。2023年6月に発売した「IBIS2」に、狭小空間に適したホバリングアシスト機能を追加することで、従来機の操作技能習得で課題に上がることの多かった「ホバリング」を簡単に行えるようにしたもの。これにより、企業へのドローン導入のハードルを下げるとともに、導入企業の点検作業効率の向上を図る。

新型ドローンは、気圧センサ、IMU(慣性計測装置)、上下方向ToFセンサを使用し、センサ融合によって機体の状態を判断することで、狭小空間に適したホバリングアシストを行う。上下4メートル以内に障害物がある環境において簡単に高度を維持できるほか、複数のセンサで機体の上下方向の変化を判断しているため、段差や狭小部への進入などでも高度を維持したまま飛行できる。

同製品の外形寸法は、194×198.5×58ミリメートル。重量は243グラム(機体150グラム、バッテリ93グラム)。 最大飛行時間は、ペイロード未搭載時が11分、最大ペイロード時(40グラム)が9分。最大飛行可能風速は3メートル/秒。防水防塵性能はIP51規格。動作温度範囲は摂氏マイナス5~60度。ヘッドライトは2基で、光量は合計380ルーメン(5段階調光)。カメラの画角は、垂直80.1度、水平131.0度、対角143.9度。解像度は1920×1080ピクセル。イメージセンサはSTARVIS1/2.8型を採用。エクステンションアンテナを含む操縦用機器一式が付属する。日本製。

プレスリリース

ご担当者様へ:
防災・危機管理関連の新製品ニュースリリースは以下のメールアドレスにお送りください。risk-t@shinkenpress.co.jp

リスク対策.com 編集部