専門家による事前ヒアリングと現地確認で課題を洗い出し、最適なOTセキュリティ対策を提案する。

三井物産セキュアディレクションは、工場のサイバーセキュリティ対策に着手しようとしている顧客向けに、OTセキュリティ専門家が現地確認を行う「OTセキュリティ評価サービス」を提供する。同サービスを通じて、現状のOTセキュリティ対策の実施状況や課題を明確化し、OTセキュリティに関わる対策のロードマップ作成を支援する。

同サービスでは、国際的なOTセキュリティ資格である「GICSP(Global Industrial Cyber Security Professional)」の資格保有者を含むOTセキュリティの専門家を中心としたチームが、経済産業省のガイドラインをもとに作成したチェックリストを用いて対象工場で現地確認を行う。現地確認には、ネットワーク構成図や手順書等の資料の確認、作業現場における運用や物理的セキュリティ対策状況等の確認が含まれる。

同サービスでは、現状のOTセキュリティ対策状況を「対策方針の決定と取り組み宣言」「組織的対策」「運用的対策」「技術的対策」「サプライチェーン対策」の5つの観点で整理し、評価する。また、現地確認で見つかった問題点については個別の検出事項として報告し、対策の方向性についても報告に含める。

同サービスの主な実施ステップは、「対象工場における想定脅威・リスクの設定」(リモート)、「代表的な生産工程(1工程)の決定」(リモート)、「チェックリスト回答と内容確認会」(リモート)、「GICSP資格保有者を含むOTセキュリティの専門家による現地確認」(オンサイト)、「対策状況・今後の対策の方向性まとめ」(リモート)、「評価結果報告会実施」(リモート)となっている。

プレスリリース

ご担当者様へ:
防災・危機管理関連の新製品ニュースリリースは以下のメールアドレスにお送りください。risk-t@shinkenpress.co.jp

リスク対策.com 編集部