参院文教科学委員会は5日、石破茂首相が出席し、公立学校の教員に残業代の代わりに支給している「教職調整額」の段階的な引き上げを定めた教員給与特別措置法(給特法)改正案の質疑を行った。首相は、教員の長時間労働について「過労死などという痛ましいことが起こらないようにする環境づくりが重要だ」と強調。労働環境の改善を急ぐ姿勢を示した。 
〔写真説明〕授業後、生徒(右)と話す中学の教師(資料・AFP時事)

(ニュース提供元:時事通信社)