2025/07/22
防災・危機管理ニュース
関西電力は22日、原発の新増設に向け、美浜原発が立地する福井県美浜町で地形や地質の調査を行うと発表した。「革新軽水炉」と呼ばれる安全性を高めた次世代原発を想定している。2011年の東日本大震災と東京電力福島第1原発事故以来、国内で原発新増設が具体化するのは初めて。
関電は今後、地元への概要説明を経て速やかに調査を開始。建設可能と判断すれば、原子力規制委員会に設置許可などを申請する。
政府は今年2月に閣議決定したエネルギー基本計画で、原発を最大限活用する方針に転換。関電は人工知能(AI)の普及などで拡大する電力需要を見据え、将来的な電力の安定供給確保につなげたい考えだ。
大阪市内で記者会見した森望社長は、調査について「数年かかる」と指摘。「資源が乏しいこの国において、原子力は必要不可欠」と強調する一方、「(調査の)結果のみで(建設を)判断するものではない」と述べ、次世代炉の開発状況や、巨額投資に向けた事業環境などを総合的に考慮する方針を示した。
〔写真説明〕記者会見で質問に答える関西電力の森望社長=22日午後、大阪市北区
(ニュース提供元:時事通信社)

防災・危機管理ニュースの他の記事
おすすめ記事
-
-
-
中澤・木村が斬る!今週のニュース解説
毎週火曜日(平日のみ)朝9時~、リスク対策.com編集長 中澤幸介と兵庫県立大学教授 木村玲欧氏(心理学・危機管理学)が今週注目のニュースを短く、わかりやすく解説します。
2026/07/14
-
-
AIによるメール監査で悪意なき不正リスクを事前に検知
昨今、企業の不祥事が多発している。不正会計や金銭の着服、独占禁止法で禁止される談合やカルテルなどが発覚することで企業の信用が失墜し、業績悪化にいたるケースが多い。企業の不正を防ぐ方法で有効なのが、社内のメールモニタリング(メール監査)だ。国際訴訟・不正調査のパイオニアであるFRONTEO(東京都港区)は、リーガルテック分野で培ったノウハウから自社開発したAIエンジン「KIBIT(キビット)」をコア技術に、メール監査で企業の不正リスクを検知するサービスを提供する。膨大な量の電子データから、どのように不正を発見し、未然に防ぐのか。代表取締役社長の守本正宏氏に話を聞いた。
2026/07/13
-
-
困難な工場のサイバーセキュリティ強化机上訓練で隠れていた現場力を発掘(参天製薬)
製造業にとって最も避けたい、売上に直結するサイバー攻撃による工場の稼働停止。しかし、セキュリティ対策の導入は工場ならではの困難があり、簡単にはいかない。参天製薬(大阪市北区、伊藤 毅代表取締役社長)は、サプライアーのランサムウェア感染をきっかけに、2017年から国内外の工場のサイバーセキュリティ対策を強化。工場との対話を重ね、着実に進めている。
2026/07/10
-
リスク対策.PROライト会員用ダウンロードページ
リスク対策.PROライト会員はこちらのページから最新号をダウンロードできます。
2026/07/05
-
「情シス任せ」「コンサル任せ」では終わる
社会機能の維持に欠かせない業種でサイバーインシデントが相次いでいます。事業停止の影響は一企業のビジネスの域を超えサプライチェーン全体に波及。いまやセキュリティは経営の重要課題です。企業を取り巻くサイバーリスクと求められる対策について、日立ソリューションズの扇健一氏と辻󠄀敦司氏に聞きました。
2026/07/03
-





※スパム投稿防止のためコメントは編集部の承認制となっておりますが、いただいたコメントは原則、すべて掲載いたします。
※個人情報は入力しないようご注意ください。
» パスワードをお忘れの方